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フリーターの平均年収と税金|フリーターは扶養家族に入れる?

更新日:2020年11月05日

就活

働き方改革など労働環境に対しての取り組みが盛んにおこなわれていますがフリーターと呼ばれる方の生活は変わっていくのでしょうか?そもそもフリーターの生活はどのような年収でどのような生活水準での生活なのでしょうか?フリーターの平均年収を基に考えてみましょう。

年間での住民税額が75,000円という計算になりますので月に換算すると6,250円ということになります。つまり、毎月の手取額は126,002円ですが住民税を考慮すると[ 126,002円 - 6,250円 = 119,752円 ]となりますので実質の手取額としては12万円を切る計算になります。

毎月の手取額は約12万円

毎月働いて15万円を稼いだとしても、実際に手元に残る金額は12万円ほどになってしまいます。この12万円で毎月の生活を考えていかなければいけなくなります。 生活費としてかかるモノはいくつかありますが、まずは家賃を考えなければいけません。

家賃

年収に見合った家賃はいくらなのか?もちろん各人により差はありますが、住宅業界では「年収×0.25=年間家賃額」が見合った家賃の基準としてあります。 年収180万円の場合であれば37,500円が適正家賃となります。 毎月の手取額が12万なので家賃として約4万円がかかってしまう計算になります。

水道光熱費他

水道光熱費については使い方によっても変わりますが平均値を使って試算してみましょう。 電気・ガス・水道が主な光熱費としてかかりますが、平均値としては月1.5万円がかかっているようです。地域によっては灯油代がさらにかかってしまいます。 そして、食費になりますが平均値としては月2.5万円がかかります。 家賃と合わせると月4万円が生活費として消えていく計算になります。

毎月の余剰金4万円

手取額が約12万円となり、生活費として8万円が消えていく、毎月手元に残るのは4万円となりますが、この4万円もすべて使ってしまうと生活は不安定になってしまいます。 実際に生活費だけではなく、交通費や交際費、日用品の購入なども考えなければいけません。毎月4万円のおこずかいと考えると大学生並の生活しか出来ないでしょう。

年収180万円の生活は幸せ?

フリーターの生活をシミュレーションしてみると、決して余裕はありませんが生活をしていけない事がわかります。このような生活は幸せなのか?それとも抜け出さなくてはならない環境なのか?判断は難しいところですが「人として当たり前の生活」を送るためには将来のことも考えなければいけません。つまり「結婚」して「子供」を授かり子供の成長を見守るということを考えると年収180万円では相当厳しいということが言えます。 もちろん各人の環境にもよって変わることが前提になりますが180万の年収だけで生活をすると考えるとかなり切り詰めた生活になることでしょう。

現実的なフリーターの役割

フリーターとして現実的に活躍が見込まれる層は「専業主婦」として勤め、子供の成長と共に時間に余裕が出来てきた方になります。 このような場合については、ご主人の収入+フリーター収入になりますので確実に生活を豊かにすることが出来ます。働き方改革の中にもフリーターの活躍の場を広げる方針で検討されています。 このような場合、扶養控除などの影響はどうなるのでしょうか?

扶養の範囲は103万・130万・140万

扶養という言葉には二つの意味が入ります。というのも「所得税の扶養」と「健康保険の扶養」の二つが存在し「扶養の範囲は異なります」。 所得税での扶養とは「扶養控除」がとれる範囲を意味します。 扶養控除が適用できる範囲は「所得の金額」により決まります。 原則として「給与収入が103万円」までについては扶養控除が適用されます。 また、配偶者の場合については103万円を超えてしまっても「配偶者特別控除」という控除があり、所得により控除額が加算されます。上限値としては「140万円まで」は控除額が設定されていますので「給与収入が140万円」までは控除を受けられることになります。 もう一つの健康保険の扶養ですが、配偶者が健康保険組合の健康保険へ加入している場合、所得が130万円未満であれば配偶者の保険料の負担のみで健康保険に加入することが出来ます。 どちらにも言えることは「扶養に入れなくなると負担が増える」と言われていますが、実際は収入も増えているので負担としてはあまり変わりはありません。しかし、ギリギリ扶養の範囲を超えてしまっている場合は手取額が減ってしまうこともありますので注意してください。

初回公開日:2017年02月07日

記載されている内容は2017年02月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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