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真面目すぎる人の特徴と性格・仕事面でのメリットとデメリット

更新日:2024年04月16日

マネジメント

あなたは真面目すぎる性格は損だと考えますか。真面目であることと真面目すぎることはどう違うのでしょうか。一体なぜ真面目すぎることがデメリットとなるのでしょうか。今回は真面目すぎる人の性格と特徴、さらに改善方法についてもご紹介します。

仕事で「真面目すぎる」ことのデメリット

まず「真面目すぎる」とは、一体どういった意味でしょうか。

き‐まじめ【生真‐面‐目】 の意味 非常にまじめなこと。まじめすぎて融通がきかないこと。また、そのさま。

上記は「真面目すぎる」の類義語、「生真面目」の意味ですが、「まじめすぎて融通がきかないこと」とあります。真面目であることは仕事上メリットも多く、良いこととされていますが、行き過ぎて「まじめすぎる」と「融通がきかない」というデメリットとしてみなされてしまいます。 このように、「真面目すぎる」ことは必ずしもいいことではないようです。真面目すぎることの弊害は多く、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。真面目すぎる性格の一番のデメリットは、本人がストレスを感じ、溜め込みやすいことです。 ではなぜ、真面目すぎることにはデメリットが多く、本人がストレスを感じやすいのでしょうか。以降では、真面目すぎる性格の人の特徴と改善方法をご紹介していきます。

真面目すぎる人の性格と特徴4つ

真面目すぎる性格の人は、責任感が強く一生懸命ですが、その背景には他人からの期待に応えようと頑張りすぎてしまう特徴がありました。

何事も考えすぎてしまう

真面目すぎる人は、仕事上の些細なミスや、他人の何気ない一言を真に受けて考えすぎてしまいます。誰も気に留めていないようなごく小さなミスであっても、相手がそれほど深い意味で言ったわけではない言葉も、何日も引きずって考え込んでしまうことがあります。割り切ったり切り替えたりすることが苦手なので、ミスがミスを呼ぶという悪循環に陥りやすいです。真面目すぎる人のこのような思考の背景には、自己肯定感が低く、他人からの評価や顔色をうかがうという特徴があります。

仕事を一人で背負いこむ

真面目すぎる人には仕事を頼まれると断れないという特徴があります。他人からの期待に応えようと一生懸命であるため、無理をしてでも仕事を引き受けてしまうので、いつもオーバーワーク気味で常に疲れています。手伝ってほしいと思っていても周囲に頼めないのも真面目すぎる人の特徴です。一人で仕事を抱えてしまいますが、周囲に迷惑をかけたくない、能力がないと思われたくないなどの理由から、自分自身のキャパシティーを超えてもストレスを抱えながら仕事をしています。  

完璧主義

真面目すぎる人は、責任感が強く、他人を頼れない面があります。また、自分のちょっとしたミスも許せないという特徴もあり、何事も完璧にこなさなければいけないという思いから、自分を追い詰めてしまいます。白か黒か、1か100かという考え方が強く、コツコツと段階的に物事を行うことが苦手です。完璧にできなければ、マイナス面にばかり目がいって否定的・悲観的な考え方になってしまうのも真面目すぎる人の特徴です。これは本人だけでなく、周囲の人に対しても同様です。 ミスに対する許容力が低いので、心の中に怒りを抱えますが、他人の評価や顔色は気になるため、誰に対してもいい顔をしてしまうことで余計にフラストレーションを抱きがちです。このような内面の葛藤が強いのも真面目すぎる人の特徴といえるでしょう。

正義感が強い

真面目すぎる人は、融通がきかない性格の持ち主です。正直者であり、他人に対しても、曲がったことが許せない信念を持っています。自分や他人の不正やごまかしを「少しくらい」と見て見ぬふりをすることができません。自分が仕事でミスをした際も、黙っていれば誰がしたかわからないことであってもあっさりと告白してしまいます。正直すぎるため、周囲の反感を買うこともあります。損をする性格ではありますが、その要領の悪さと正義感の強さが真面目すぎる性格の人の特徴といえます。

いかがでしょうか。ここまで真面目すぎる性格の人の特徴を見てきましたが、周囲に迷惑をかけるというよりはむしろ本人がストレスを感じやすく、生きづらいといった、本人のみが特に困っている状況だと考えられます。 では真面目すぎる性格はどのようにして改善することができるのでしょうか。

真面目すぎる性格の人の改善方法

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初回公開日:2017年02月13日

記載されている内容は2017年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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