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公務員試験の面接対策|おすすめ本と質問例・面接のみ不合格の場合

面接

抜群の安定感が魅力の公務員。公務員になるために、乗り越えなければいけない公務員試験。その公務員試験、近頃学力試験よりも重要視されていると言われているのが面接試験です。公務員試験の面接攻略について紐解いてみましょう。是非参考にされてくださいね。

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公務員とは?

公務員とは国、県、市などの行政や、国の機関(警察、消防、官公庁)などに努める人のことです。

公務員の魅力

公務員の魅力といえば、一番はやはりその安定感ではないでしょうか。民間企業の平均年収が約415万円なのに対し、大企業の平均年収が約508万円。さらに国家公務員ともなると、その平均年収は約666万円にもなります。ただし、公務員の仕事の重責は大きく、その生活の保障を得る代わりにそれぞれが行う仕事のスケールも大きい物だと言います。

公務員になる為に

公務員になる為には、何と言っても公務員試験を受けなければなりません。先ほどの項目でも紹介したように、公務員の中でも様々な種類の職業があります。職種によって試験条件の年齢制限も違えば、合格率も違います。しかし、公務員試験について調べていると面白い事項を見つけました。

公務員試験の特徴

試験の特徴[編集] 公務員の任用は、国家公務員法および地方公務員法に基づいて、公平な基準により能力を試験し、適任と認められたものを選抜することとされている。世襲や縁故採用等を否定する立場から、成績主義・能力主義を原則とする。このため、公務員試験は学力試験をほぼ必ず課し、これに作文・面接試験を加えて合格者を選抜している。ただし、最近は「人物重視」により、特に地方公務員では面接試験などが重視される傾向にある。

公務員試験の面接:攻略方法

最近の公務員試験において面接試験が重要視されている。という事実を知った以上、手を打たない訳にはいきません。では、面接試験を攻略するにはどんな方法があるのでしょうか?

面接(の空気)に慣れる

面接をパスするためには、まず面接の空気に慣れることが重要です。面接が得意な人はそういません。誰だって緊張しますし、緊張すれば本来の力の全てを出し切ることも簡単ではありません。 面接の雰囲気に慣れるために、事前に模擬面接などを多めに練習しましょう。 模擬面接も慣れてしまうと意味がなくなってくるので、変化を工夫して極度に緊張感を味わいながら、面接そのものに慣れるように練習してみるといいでしょう。

開き直る

開き直りも大切です。面接で緊張しない人などいないのですから、いい意味で開き直ってしまうのも大切なことです。緊張しているのも貴方の一面と捉えると少し楽になりませんか?実は相手の面接官ですら緊張している。なんて事もあるかもしれません。ダメだ緊張してしまう。ではなく、緊張したって大丈夫。ぐらいの心持ちでぶつかりましょう。

最重要:事前準備

面接試験に向けて、慣れる事もこの『事前準備』の一部になりますが、ここでの事前準備とは『質問に対する回答』です。一般的な面接試験でもその対策の為に質問集などがあり、大体の予想される質問と、その回答例などがあるものです。公務員試験の面接も同じです。それらのテキストや資料を読み、本番で少しでも落ち着いて応えられるように準備することが大切です。また、準備にしっかり時間が取れていれば自分の自信につながり、面接官の前でも堂々と自分の力を発揮することができるのではないでしょうか?面接対策の事前準備とは、どんなことをしたらいいのでしょうか?

最重要:事前準備・面接対策動画

公務員試験

公務員試験(面接試験)対策の本

面接対策の事前準備に効果的なものを調べたところ、やはり質問集を何度も繰り返す事が重要なようです。過去に出た質問等をしっかり抑える事で、より具体的な答えが準備できそうですね。面接対策に役立てる本をいくつかご紹介したいと思います。

面接対策に使える本

お勧めできる本をご紹介してみましたが、ここで注意すべき点は一つ。ご紹介した本は確かに受験生に選ばれています。受験生に選ばれている。ということは簡単に言えば、皆同じ対策をしてきているのです。用意した答えも同じ。これではまさに『どんぐりの背比べ』ですよね。重要なのは面接対策で間違いありません。その為に本を参考にすることも間違いではありません。しかし、自分らしさを出す事が何より重要だということを忘れてはいけません。

公務員試験:面接試験での質問例

公務員試験の面接試験での質問例をそれぞれのポイントごとに見てみましょう。

自己PRをしてください。

公務員試験だけに限らず、どの企業の面接試験でも定番の質問です。自己PRするには、事前に自己分析をする必要があります。自分のことを知らなければ面接官に自分を売り込むことはできません。ここで大切なのが長所=強みであり、あなたのいい所。としてアピールします。逆に短所=改善して伸ばす事ができる伸び代。としてアピールします。自己PRとは単なる自己紹介ではありませんから、どれだけ面接官に自分を売り込むかが大切です。かと言っていい加減な『自分の理想像(思い込み)』で売り込んでも仕方ありません。ここは、事前にしっかりと自己分析をして自分のいい所、悪いところを含めてアピールしていく必要があります。 (例) 私は幼い頃からピアノを習っていました。小学生ぐらいの頃は友人と遊びたい日もあったので、ピアノを辞めたい。と思ったこともありました。何度練習しても上手く演奏できない時も泣きながら練習しました。そのお陰で難しいと思っていた曲が弾けるようになった時や、コンクールに入選した時の喜びに勝るものはなかったと感じています。 コツコツ努力したことが実を結ぶ事を学べたお陰で強い精神力が身につきました。この精神力は毎日、市民のみなさんの為に仕事を重ね続けることに活かせると思います。 例え一度失敗したとしても気持ちを早く立て直し、次に繋げる為にどう改善すべきかを考えれるようになった事も、公務員の仕事で役に立つと思っています。 逆に新しい事にすぐ挑戦しない慎重すぎる所もあります。しかし、自分に自信が付くような経験ができる公務員の仕事を通じて、これから出会う新しい事に自分から挑戦していきたいなと思っています。

自己分析を行う上で自分の周りにいる人たちから自分はどういう人間かを聞いておくといいでしょう。客観的に見た自分の姿を知ることで、自分の理想と現実とがより近くイメージできると思います。 また、具体的に伝えることが大切になりますので『様々な』や『いろんな』というぼんやりとした言葉はできるだけ避けるよう心がけましょう。 自己PRでただの自慢話に聞こえてしまうような話し方はNGです。自分の長所と短所を経験から今後の仕事に活かせる物に上手に結びつけて伝えるよう、時間をかけて内容を構成し事前に準備しておく必要があります。

公務員への志望動機

この質問では『なぜ民間企業ではなく、公務員なのか?』『公務員でないといけないのか』の理由を聞かれているわけですから、一般的な企業と公務員の仕事の違いを具体的に答える必要があります。『国民のために働けるから』という理由だけではぼんやりとしていて、中身が感じられません。 回答例:その職種の特徴を含めて具体的に答える 私は、この地区の都市づくりの企画や理念に大変深い共感を覚えました。この地区の課題を共に考え、その都市づくりにぜひ参加したいと思ったのが志望動機です。最近では海外旅行者も多く訪れているスポットがあると聞き、大学で英語を専攻していた経験から見ても海外の方とのコミュニケーションの場を作れるのではないかと魅力を感じました。 など、地域が積極的に活動している内容をさらに盛り込むといいでしょう。地域のポスターやパンフレットなどを見てアピールポイントを事前に知識として持っていると具体的な回答ができます。

希望する部署に就けなかった場合、どうしますか?

こちらも公務員試験の面接ではよく出る定番の質問のようです。 この質問でのポイントは、『どんな仕事でも頑張ります』『与えられた仕事には全力で取り組みます』と一見、よく聞こえる回答をしてしまいがちなところです。しかし、先ほどの回答だと、志望動機だったビジョンが嘘になってしまいますよね。都市づくりに共感し、ぜひ一緒に参加したいと言っていたのに、実際は全く違う部署に就いてしまった。でも全力で頑張る‥‥?都合のいい答えに聞こえてしまいます。 回答例:与えられた仕事には真摯に取り組む。という事を工夫した表現で伝える。 公務員に限らず、一つの組織に属した時、希望した部署に就けない。という事は当たり前にある事だと理解しています。しかし、その中でその仕事のやりがいや意義を見つけ、全力で取り組む努力をします。 少し工夫するだけで先に発言した志望動機を否定する事もしていません。さらに、希望した部署ではなかった場合でも懸命に取り組む心構えがある事を丁寧に伝えられています。

上司と意見が対立した場合はどうしますか?

こちらもよく聞く定番の質問です。仕事をしていれば時に上司と意見が対立する事もありますよね。実力主義の個人評価がされる企業なら、自分の意見を押し通す事もあるかもしれません。しかし、強すぎる個性は公務員という職場では腫れ物扱いされる事もあります。では、『上司の言うことに常に従います。』が正しいのか。と言ったらそれも違います。 回答例:否定しない無難な回答を 基本的には上司の指示に従いますが、市民の方の目線で物事を見直し、より市民の方のためになる意見がある場合は自分の意思も伝えます。 市民の方の目線で仕事に取り組む姿勢である事を、丁寧に伝えます。決して上司を否定しない姿勢が必要で、自己主張するより無難に答える方が良さそうです。

これまで何に一番力を入れて取り組んできましたか?

ここで大切なのは、無理に華々しい経験を探さなくてもいい。と言う事です。『三年間の海外ボランティア活動』や『自転車で行った日本一周旅』など、確かに大変素晴らしい経験ですが、それがないからと言ってダメなわけではありません。大切なのは、たとえ学生時代に行っていた新聞配達や大学のサークル活動でも、アルバイトでもなんでもいいのです。その経験から何を得ることができ、それをどう活かせるのかを答えればいいだけなのです。ただし、五年間新聞配達をして精神面を鍛えました。などはNGです。五年間の新聞配達でどうやって精神面を鍛えたのかがまるで伝わってきません。 回答例:とにかく具体的にどう力を入れてきたのかを伝える。 これまでに一番力を入れて取り組んできたことは、学生時代に五年間続けた新聞配達です。 朝が苦手だった事を克服するために始めたのがきっかけだったのですが、当然天候の変化も多くあり途中、投げ出したくなった事があったのも事実です。しかし、毎朝必ず待っている人がいる。と思うと中途半端に投げ出すのは無責任である事を身を持って経験したと思います。また、新聞配達を続けるうちに、同じ時間に出会う住民の方と顔見知りになりちょっとしたコミュニケーションをとる楽しみも持てました。人との繋がりの大切さも得ることができ、誰かが自分の頑張りを知ってくれている安心感も感じることができました。 自分の頑張りだけで続けれた五年間と言うより多くの気づきと周りの人の応援のお陰で達成できた五年間だったと思っています。この経験から得た人への感謝の気持ちを持って公務員としての仕事に取り組み、さらに多くの物を得て、私も逆に伝えれるようになりたいと思っています。 自己PR同様、公務員になっても活かせる。と言う事を含みながら答えるといいでしょう。

なぜ前職を辞めたのですか?

前職を辞めた理由はどうしてもネガティブなイメージになってしまいます。前職でのやりがいはあったが、公務員の仕事の方が魅力を感じる‥前職では残業が多く、それに対する対価が思うように得られなかった‥などの理由は面接官からしてみれば『嫌なことがあったらまた辞めてしまうのではないか‥』と言う不安を与えかねません。 ここでは、公務員になりたかったから前職を辞めた。と言う理由で大丈夫なようです。 回答例:前職を否定しないよう注意する 先ほども申し上げたのですが、この地域の都市づくりの方針に非常に共感し、どうしても公務員になって、同じ志で仕事をしてみたいと言う気持ちが日に日に強くなりました。それが前職を辞めた理由です。 前職を辞めた理由が公務員の志望動機。と言う回答です。

公務員試験:実は重要だった!面接カード

公務員試験では一般的に事前に面接カードを提出するようになっています。この面接カードが実は大変重要な物だとご存知でしたか?面接官は面接で対面する前にこの面接カードを見てある程度のあなたのイメージ像を作っていると言っても過言ではありません。面接でも、あらかじめ提出された面接カードに基づいた質問がされるのです。つまり、面接カードの内容と口頭の面接の内容に一貫性が必要なのです。

面接カードのパターン

面接カードにはいくつか種類があるようです。まず、国家公務員や地方公務員(県庁など)は、比較的シンプルなスタイルの面接カードを使用しているようです。その他、地方公務員(市役所系)や国家公務員(専門職)、警察や消防などでは、割と細かい記入項目が設けられている面接カードを使用しているそうです。具体的にいうと シンプル‥‥学校生活を振り返って 細かい‥‥学校生活の中で嬉しかった事、悲しかった事 このように、同じ公務員試験と言っても受ける職種によって面接カードの中身も違うようです。シンプルなスタイルの面接カードの方が一見書きやすそうな印象を持ちそうですが、細かい指示があった方が焦点が合わせやすく、書きやすいかもしれませんね。

面接カードの書き方

面接カードは、公務員試験にとって最初に面接官に与える印象を決める大切なものです。記入する際は口頭での面接を想定して書くことが肝心です。面接カードを基にした質問をすることが多いのに、カードの内容と実際に答える回答内容が違うようだと面接官も混乱してしまいます。どっちが本当なのかよくわかりません。面接カードを記入する際の注意すべき点をまとめて見ました。 ●矛盾した箇所や、嘘や誇張した箇所がないか ●自分の言いたいことがきちんと表現できているか ●具体的に書けているか ●誤字脱字はないか ●公務員として適切な内容か これらを確認しながら記入します。面接カードの提出用の原本に直接書き込まず、何枚かコピーする事をオススメします。一部は紛失してしまった時などの『もしも』の為に保管しておくといいでしょう。 残りのコピーした物で練習用として記入して見ます。口頭の面接では一回しかチャンスはありませんが、面接カードでは何度も書き直しができます。何度も読み返し、上記のポイントを確認して慎重に書き進めます。また、面接カードは一般的に郵送で提出するようになっているようなので、書き終えたら一部は控えとして再度コピーし、自分が提出した内容をきちんと覚えておく為にも手元に残しておくといいですね。

何度も言いますが、面接カードと実際の回答に一貫性がないと話になりません。 自己PRも志望動機も自分の思いをきちんと整理して理解した上で記入するようにしましょう。でないと、言っている内容に一貫性がなく面接官からの信頼もないまま試験が終了してしまう恐れがあります。

万全を期す為に面接カードの提出での注意点

面接カードは面接前の書類審査みたいなものです。面接官が初めてあなた自身の印象を受ける大切な第一印象だと位置付けて慎重、丁寧に記入してください。先ほども申し上げた通り、一般的には郵送で提出することになっていますので、もしものトラブル等で未提出とならない為にも郵送で提出する際は書き留め、もしくは簡易書留などで郵送し、間違いなく送ったという形を残すようにしましょう。大切な人生を決める公務員試験ですから、万全を期すことをオススメします。

公務員試験:独学での勉強法

公務員試験と言うと、どうしてもハードルの高いイメージがあり独学で受けれるものなのか‥?と不思議に思っていたのですが、調べてみると独学で勉強して幾つかの公務員試験に見事合格している方もいるようですね。その中でもオススメの本があるようなので、こちらでも紹介させていただこうと思います。

独学で合格した人が薦める公務員試験に打ち勝つ本

入塾も選択肢の一つ

独学で公務員試験の合格を狙う事に限界を感じた場合は、面接対策も細かく対応してくれる伊藤塾のような塾に入塾する事も選択肢の一つとして持ち合わせているといいかもしれません。現大学生でも公務員試験に合格できず二浪するなんて事も多く聞きます。独学にこだわらずとも、手堅く将来の人生設計を進めていくことも大切です。

面接のみ不合格‥!?どうなる?

学力試験には合格したものの、面接試験で不合格!?そんな時は一体どうなるのでしょうか?調べて見て驚いたのですが、学力試験でいくらいい点数を取っていても面接試験で落ちてしまうと、その結果はリセットされ不合格となってしまうようです。 逆に面接試験である一定評価を取っていないと、学力試験でいくら好成績を取れても合格できない。職種によっては面接試験が先に行われる公務員試験もあるようなので、一概には言えませんが。いかに公務員試験における面接試験の重要さが大きいか。と言うことですよね。

公務員試験の面接をしっかりパスしよう

いかがでしたでしょうか?公務員試験と言う高いハードルを紐解いてみると、その学力試験のレベルも去ることながら、実は面接試験という最も高いハードルが待ち構えているという現実を知ることができましたね。誰でも初対面の人に自分をアピールすることは苦手意識があるものではないでしょうか?ましてや将来を決める大切な場面です。 緊張しない方が嘘だと思ってしまいますよね。しかし、それを踏まえた上で失敗しないように面接対策することが合格への近道のようです。事前準備にしっかり時間をかけ、自分だけのイメージや思い込みではない自己分析とそれを基にした自己PRをする必要があるようです。 公務員試験の面接では対策を十分に取る必要があると言う一方で、その大前提には自分の言葉、自分の気持ちを率直に伝える・表現できる事が最も重要だという事です。

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