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人脈が広い人の特徴・人脈の作り方・失敗する人の特徴

更新日:2020年11月09日

コミュニケーション

人脈とは「利害」のつながり。しかし昔と違って今は人脈のメリットが減ってきている。もちろん人脈が役立つ場面もあるが、人付き合いが苦手な人が打算で頑張ってもいい人脈は作れない。人脈作りの得意な人の特徴3つを挙げる。人脈作りが得意な人と仲良くなってしまうのが一番

人脈作りには意味がない?

突然ですが、あなたは人脈作りが得意なほうですか?多くの人脈を持っている、と胸を張って言えますか?…そう言えたとしたら、あなたは少数派です。 「人脈を作る」というキーワードで検索するだけで、多くのサイトやハウツー本がヒットします。あちこちでセミナーが開催され、企業でそれを受けることを推奨する場合もあります。いかに皆さんが人脈作りに熱心に取り組んでいるかがわかります。 人脈には価値があり、人脈を持つ人物が仕事で成功するという幻想(敢えてそう書きます)を持つ人は多いです。自分のビジネスが今一つ成功しないのは自分に人脈が無いせいである、と思っていませんか?

そもそも「人脈」とは何を指すのか

辞書で調べると主に2つの意味が該当します。 ① 〔「山脈・鉱脈」をもじった語〕 姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、人々の社会的なつながり。 ※出典:大辞林 第三版 ② 《山脈・鉱脈などになぞらえた語》ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。「豊富な人脈を誇る」 ※出典:デジタル大辞泉 ①は社会生活を営むうえで自然とできたつながりのことですが、皆さんが作りたいと願っているのは②のほうです。中でもズバリ「”利”によるつながり」でしょう。

人脈作りに四苦八苦

もともと人付き合いが好きで、自然と人脈ができている人は「人脈の作り方」のような本を読んだりはしませんよね。ということは、多くの「人付き合いが苦手な人」が「仕方なく人脈を作ろうとして四苦八苦している」ということになります。 何故それらの人は無理してでも人脈を作りたいのか?多くの人が「仕事に役立つ、プラスになるから」と答えるでしょう。まさに「利によるつながり」を求めているわけです。

人脈の幻想からそろそろ離れるべき

そもそも人付き合いが苦手な人が、仕事にプラスになるからという理由で人脈を作ろうと頑張ったところで、はたしてビジネス上の意味はあるのでしょうか? 確かに一昔前ならあったかもしれません。「あの人にはいつもお世話になっているから次もあの人に発注しよう」「今回は少し無理を聞いてもらおう」という心理で仕事が回っていた時代。皆が接待をしたりお歳暮を贈ったりとせっせと人脈作りに努力していた時代です。

若い人程ビジネスでの人脈を重視しない

しかし今はそういう時代ではありません。ビジネスのスパンは短くなり、利益追求は厳しくなりました。お世話になったからと言って値引きしたり無理を聞いてあげることはできないのです。「以前どうだったかは知りません。過去は過去、今回は今回」と、さらっと言われてしまいます。 個人で何か買うにも、顔見知りの近所の小売店で買うよりネットで比較して一番安いものを買うようになり、それに何も感じない人が殆どです。そのくせ「地元に商店街があったほうが活気があっていい、是非存続して欲しいなあ」などと言っていたりするのです。 特に若い人はこれらの傾向が顕著です。物は物、同じものであるなら少しでも安く買いたい。物自体の価値を重視しており、物に繋がっている「人」や「看板」には興味が無いのです。 ですので恋人へのプレゼントを百貨店ではなくお互いに質屋で買ったり、無駄に高いと思うブランド品よりも自分が気に入った作家のアクセサリーやバッグを手ごろな価格で購入する方が好きだったりするのです。

ビジネスサイクルが早くなり人脈を作る暇がない

さらに、頑張って人脈を作ったと思っても、相手先の担当者がコロコロ変わり、その都度交渉しなおし…という経験がある方も多いのではないでしょうか。今は転職も多く、ストレスフルになるとすぐ辞めてしまう社員が多い傾向があります。 また、敢えて人脈を作らせないように定期的に配属変えをする会社もあります。変な義理ができてしまって適正な価格での交渉ができないという事態を避けるためです。企業側が人脈を作らせないようにしているわけです。

人脈が役に立つ場面とは

ここまで書くと、「メリットが少ないなら無理して人脈作りをしなくてもいいかな」と思う人が出てくるはずです。ただし念のために書きますが、人脈が全く不要とは言いません。人脈があると助かる場合もあります。

ビジネスの相手が「年配の方」「社長、重役などの上層部」の場合

その仕事を長年やってきた方は比較的横のつながりを大事にしている人が多く、しかも物事の決定権を持っています。「あの社長と親密になっておけば、少し無理をきいてもらえる」という状況はビジネスにおいて発生確率が高いのです。 派遣社員さんやアウトソーシングを活用して仕事を行う会社も多いです。実務担当者や交渉担当者に購入や契約の決定権が無いことも多々あります。そういう人とはいくら仲良くなっても有効な人脈になるとはいえません。

初回公開日:2017年02月04日

記載されている内容は2017年02月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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