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更新日:2024年10月18日
「受け取る」は、ビジネスシーンではよく使う言葉ですが、正確な敬語表現で使用することができているでしょうか。この記事では「受け取る」について、例文も挙げながら詳しく解説しています。きちんと理解して、正しく使い分けできるようになりましょう。
目次
拝領は「はいりょう」と読み、目上の人や身分の高い人から物などをもらうことの謙譲語です。「拝」は自分のする動作につけることで、相手に対して敬意を示し、「つつしんで~する」という意味になります。 「領」は領収や受領などの言葉にも使われているように、「受け取ること」を表しています。
賜るは「たまわる」と読み、目上の人から物をもらう、恩恵を受けることの謙譲語です。「ご意見を賜りありがとうございます」や「祝辞を賜りました」というように使います。とても丁寧な言い回しなので、親しい人などに使うと堅苦しい印象を与えてしまいます。
「お(ご)~いたす」の形に言い換えて表現します。さらに、「です・ます」の丁寧語を付け加えると「お受け取りいたします」となります。 目上の人が受け取る場合の「受け取る」に付く「お」は尊敬語です。自分が受け取る場合は「お」は謙譲語になります。 「いたす」は「する」の丁重語です。丁重語は、謙譲語Ⅱとも呼ばれており。へりくだることで話し相手に敬意を払う敬語です。 「お」と「いたす」の2つの謙譲語が使われた二重敬語といわれることがありますが、「いたす」は丁重語であり、謙譲語ではありません。
尊敬語は相手に敬意を払う時に用いる敬語です。自分よりも目上の立場の方に何かを送る場合は「お受け取りになる」、もしくは「ご笑納」といった表記を使用しましょう。
相手に敬意を払う時に「受け取る」という言葉を使いたい時は、以下のように「お受け取りになる」という言葉を使いましょう。 「お約束しておりました○○です。どうぞお受け取りください」 「○○をお受け取りくださいまして、誠に有難うございます」
お歳暮や粗品などを送る際、つまらないものですがと受け取る方に伝える言葉に「笑納(しょうのう)」という敬語表現もあります。 しかし、言葉の響きや目で見る単語のイメージから、少々使いにくい表現でもあります。ですが、へりくだって受け取る側に伝える際には大変便利な言葉ですので、社会人として覚えておいて損はないでしょう。
ここでは、「受け取る」の類語表現を紹介します。類語表現を知り、色々な場面で使い分けていきましょう。
受け取るの敬語表記では「受領」も、使い勝手がよく、オーソドックスで大変便利な言葉です。「受領」という言葉には「大切なものを受け取る」という意味があります。 元々は金銭のやり取りをする際、お金を受け取る時に「受領」という言葉が使われていました。現在では、ビジネスの場のみならず公の場でも、よく見かける言葉となりました。
「拝受」という言葉も、ここぞという時に役に立つ便利な言葉です。先ほど紹介した「受領」という言葉をさらに丁寧にしたのが「拝受」と考えてください。 「拝受」という言い方は丁寧度が高くなるため、重要な取引の方や、目上の立場の方に使うと良いでしょう。近い距離の間柄の方に使うと、少々堅苦しいかもしれませんね。
記載されている内容は2017年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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