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非正規雇用と正規雇用の違い・メリット/デメリット・賃金格差はある?

社会人常識

キャリアを選ぶ上で、大きな選択肢として考えられるのが、非正規雇用と正規雇用。良く耳にする言葉ですが、メリットデメリットなどについて考える方は少ないと思います。今回は、正規雇用と非正規雇用の違いや賃金格差などメリットやデメリットについて解説していきます。

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安定しいた収入を得られる正規雇用

終身雇用制度はだんだん崩壊しつつありますが、それでも安定した収入と職を得られるのが、正社員と言われる正規雇用者のことです。 正規雇用とは、任期を定めない雇用のことで、フルタイム労働者の方です。 例えば、月曜から金曜日まで9時から17時という時間がすでに定められており、この時間内で働くことによって月給によって賃金を得ることです。 基本的には、会社の命令準じて部署異動や転勤が伴う多いです。 しかし、一般事務職や専門職などの職種別採用などもあり、転勤や部署異動を伴わない、正規雇用の方もいます。 また、短時間正社員や地域型正社員のような、介護や育児などのために実家を離れることができない方や、育児介護のために勤務時間を短縮した正社員の方もいます。

働き方を自由に選べる非正規雇用

非正規雇用は、正規雇用に比べて、様々な種類の働き方があります。 例えば、パートやアルバイト、契約社員に派遣社員、そして、嘱託社員かなりの種類のタイプの働き方があります。 ここでは、これらについて少し紹介していきます。

アルバイトとパートタイマー

アルバイトとパートタイマーは、皆さんも一度は経験したことのある非正規雇用の職であると思います。 居酒屋さんやスーパーやコンビニのようなお店で、時給制で働く方のことです。 学生さんや主婦の方やフリーターの方の多くは、これらの職に該当します。

契約社員

期間の定められた社員のことで、契約更新や正社員登用の制度のある会社もあります。 期間は上限3年とされておりますが、例外もあります。 契約社員の業務は、契約などによって契約期間中は維持されます。また、年俸や時給や月収なども契約中は維持されます。 また、契約が終われば次の仕事へ行けるため、いろいろな職種に挑戦することもできるというメリットもあります。 ですが、残業等が許可制になるところもあるため、少し注意も必要です。

派遣社員

派遣社員も非常に広い範囲を指すもので、1年単位の派遣社員から日雇いのような派遣社員もあります。 派遣社員は、労働者と企業の間に派遣会社が仲立ちをすることで、派遣会社の命令で、企業に派遣されます。 そのため、企業と直接労使のやり取りをしない分、職場で何か不満や問題があった際も派遣会社の社員が解決をしてくれるため、トラブルの際など非常に便利です。 また、派遣期間が終わり更新しない場合でも新たな派遣先を派遣会社が探してくれるため、自分で仕事を探す必要がないため、職探しの手間を省けます。

嘱託社員

嘱託社員は、非正規雇用に入りますが、主に定年を迎えた正規雇用者を65歳の年金受給の年まで再雇用として働いてもらう社員のことです。 仕事としては、以前の業務を行う方や、オブザーバーのような立場で仕事を行う方など様々ですが、年収は正規雇用のときに比べて下がります。

在宅ワーカー・事業主

在宅ワーカや事業主も、非正規雇用者に入ります。 これらは、給与制ではなく、歩合や仕事の取り分で収入を立てていく方で、自分で仕事を取り売り上げを挙げていきます。 主にフリーライターやFXのトレーダーや大家さんや地主さんも広い意味では、非正規雇用の一つになります。

正規雇用と非正規雇用のメリットデメリット

正規雇用と非正規雇用についてご紹介いたしました。 非正規雇用と正規雇用の差は、任期の有無と福利厚生に大きな違いがあります。 ここでは、非正規雇用と正規雇用のメリットとデメリットについて紹介していきます。

福利厚生などが充実している正規雇用

正規雇用のメリットは、任期がないため今後仕事を付く際に安定した収入を得ることが可能です。また、福利厚生なども多くの企業で充実しており、有給や住宅手当や厚生年金や健康保険なども完備されているため、今後生活していくうえで安定した生活と仕事を得ることが可能です。 カードローンも組みやすく周囲に対する信頼なども得ることができ賞与や昇給についても望みやすいです。 また、キャリアアップや出世なども正規雇用者だからこそあるもので、部長や課長などの昇進も可能で部署内での地位を占めることも可能です。

働き方などを会社に指定される正規雇用

正規雇用のデメリットは、正社員であるが故社命には、合理的な理由がない限り逆らうことができません。 出張や転勤や人事異動などがあるため、希望の職種や勤務地につけない場合もあります。 また、長期休暇についても、会社や部署の都合を見ながら、取らなければならないため、非正規雇用の方に比べたら取りにくいです。 そのため、働き方の自由度が制限されます。

自由な働き方が可能な非正規雇用

パートやアルバイトの場合は、キャリアや経歴などが問われないため、未経験の職種でも挑戦しやすく、時間などの融通が利くため、学生や主婦そして、他にやりたいことがある方はなどには、大きなメリットです。 派遣社員や契約社員の場合は、休日や労働時間が契約の中にあるため、ある程度決まった時間に働くことができ、オンオフを使い分けることができます。 そして、給料についてもパートやアルバイトに比べると高いため、生活水準も高くすることも可能です。また正社員の登用の可能性もあるため、希望の職種や業界に入るためのステップアップとして働くことができます。

安定した収入や福利厚生に疑問がある非正規雇用

非正規雇用のデメリットは、収入の安定性と福利厚生に疑問がある点です。 働き方に自由度がある分、パートやアルバイトなどの場合だと、病気やけがなどの際に失業保険が下りず、無収入の状態が続いたり、急な勤務先の閉店などで職を新たに探さなければならないことになります。 また、厚生年金や健康保険も条件を満たさなければ、勤務先で入れないため、国民年金などのお金を自分で払わなければなりません。 派遣社員の場合だと、派遣期間中しか給料が発生しないため、新たな派遣先を探す間の収入の確保や交通費などが給料に含まれないため、自腹を切らなければならないなどがあります。 また、職能やスキルがない場合は、低い時給で働くしかありません。 これは、契約社員でも同じです。 また、全体でいえることは、賞与や退職金などがなく、昇給なども少ないため、長く働いても同じ時給で甘んじるしかありません。

非正規雇用の割合は全体の4割!

現在非正規雇用の割合は、労働者全体の4割りとなっています。 男女別でみると、女性が6割、男性が2割程度の割合になっています。 女性の場合は、出産や結婚を機にパートなどに出るため、割合が上がりますが、現在では、未婚の非正規雇用の方の問題なども取り上げられているため、深刻な社会問題となっています。

正規雇用と非正規雇用の年収の格差は約300万円

正規雇用の正社員の平均収入は467万円で非正規雇用の方の平均年収は168万円と言われており、年収の格差は300万円もあります。 非正規雇用の場合は、該当する労働者の方が広い範囲でいるため、非正規雇用者の中でも格差はとても広がっていると考えられます。 特に、個人事業主の方などが大きく年収を引き上げている可能性は高いですが、それでも、パートやアルバイトの平均収入は140万円近くというデータもあるため、深刻な問題となっています。 また、契約社員や派遣社員の場合でも年収の水準は200万円程度のため、非正規雇用者と正規雇用者の年収の格差は、大きな問題として現在取り上げられています。

自由度の高い非正規雇用と安定している正規雇用

正規雇用と非正規雇用の大きな差は、年収と自由度の高さです。 非正規雇用の場合は、働き方はあなたの自由となるため、自由度の高い働き方らをすることが可能です。 ですが、その分賃金の安さがデメリットになります。 その一方で正規雇用の場合は、安定した収入を得られる分、仕事に対する自由度が低くなるため、その点がデメリットになります。 どちらを取るかはあなた次第ですが、あなたの今後の人生設計にあった働き方を選択することをお勧めします。

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