IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

財務部の仕事内容・経理部と財務部の違い・会社の中の財務部の役割

初回公開日:2017年01月30日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2017年01月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

職種研究

財務部とは、どのような部署なのでしょうか?このページでは、「財務部」にスポットを当てて、財務部の業務内容や社内におけるポジション、経理部との違いなどについてご紹介しています。財務部で働きたい方や財務部として働く可能性がある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

財務部とはどんな部署?業務内容や会社での地位について

企業は、さまざまな部署や役職が集まって成り立っています。 経営方針を決定する部署や、営業をして業績に貢献する部署、人事などを担当して社員がスムーズに働ける環境を作る部署など、それぞれが大切な役割を持っており、企業をより良くする為に、業務に励んでいます。 企業によって、どのような部署を設けているのかは異なりますが、「財務部」という部署を設置している企業もあります。 人事部や営業部などと比較すると、日常的にはあまり名前を耳にしない部署かもしれませんが、どのような部署なのでしょうか? 今回は、「財務部」をテーマにして、業務内容や会社でのポジションなどをご紹介していきます。

財務部という部署について

まずは、財務部とはどのような部署なのか、基本的なことから見ていきたいと思います。 財務部とは、主に会社の資金に関する業務を担当する部署です。 同じように、金銭に関する業務を担当する部署として、経理部などが挙げられますが、財務部と経理部には、明確な違いがあります。 その違いについては、後程ご紹介していきます。

財務部の業務内容

財務部が、資金やお金を扱う部署であることが分かったところで、仕事の内容や担当する業務について、より詳しくご紹介していきたいと思います。 財務部の仕事は、大きく分けて3種類あると言われています。 「資金の調達」「財務計画の立案・実行」「資金の管理」の3種類です。 それぞれ、どのような業務を担当しているのか、以下で掘り下げていくでの、参考にしてみて下さいね。

財務部の仕事【1】:資金の調達

財務部の重要な仕事の1つとして、資金を調達することが挙げられます。 新たな商品を開発するのにも、新商品のPRを行うのにも、資金が必要です。 企業にとって、いつでも使える資金を調達しておくことは、生き残っていく為に欠かせないこととも言えます。 財務部では、そんな資金を調達する業務を担当し、経理部などが出したデータなどを把握し、自社の資金を管理したり、金融機関へ融資を求めたりしています。 また、株の発行で資金の増資をはかったり、社債を調達したりすることを考えていくのも、財務部の仕事です。

財務部の仕事【2】:財務計画の立案・実行

調達した資金を、どのように使ったり管理したりしていくか、財務計画を立案するのも、財務部の大切な仕事の1つです。 財務部としての見解や意見をしっかり持ち、財務という観点から、企業の経営に利益をもたらすことは、財務部の使命とも言えるでしょう。 その使命を全うする為にも、企業をより大きな企業へと成長させていくのに必要な資金の使い道を考え、計画的に使うことは、財務部の大切な業務の1つなのです。

財務部の仕事【3】:資金の管理

財務部では、調達した資金を計画的に使うだけでなく、いざという時に備えて、いつでも使えるように管理しておく業務も担当しています。 データなどを元に、企業の資金や現状を把握し、必要な資金を管理します。 また、いざという時にすぐに資金調達ができるように、融資などを外部の機関を頼れるよう話や契約を取り付けておくのも、財務部の仕事です。

経理部と財務部の違い

上記でもご紹介したように、財務部は基本的に、資金などの金銭に関する業務を担当する部署です。 一方で、経理部もまた、金銭に関する業務に特化している部署となっています。 では、経理部と財務部の違いは、どこにあるのでしょうか? 結論から言うと、経理部と財務部の違いは、「既に使用したお金を扱うのか、これから使うお金を扱うのか」という点にあります。 経理部の場合は、事業などで発生した経費などを割り出し、決算書などを作成することを主な仕事としています。 つまり、経理部では、既に使ったお金に対して、業務を行っていることになります。 一方で財務部の場合は、上記でもご紹介したように、資金の調達や管理といった、これから使うお金に関する業務を中心的に担当しています。 同じ金銭に関する業務に特化している部署であっても、経理部と財務部は正反対の性質を持っているというわけです。 しかし、経理部の仕事には財務部が、財務部の仕事には経理部が、欠かせない存在となっています。 財務部が管理している会社の資金に合わせて、経理部が使用した経費を算出したり、経理部による決算書を元に、財務部が資金を管理したりといったように、お互いに協力して業務を遂行している場合も多いようです。

財務部はエリート?会社内のポジションについて

会社が企業として機能するのは、財務部を含めたさまざまな部署が存在している為です。 ですから、企業にとっては、いらない部署など存在しません。どんな部署も、現状を維持し、更なる成長を遂げる為には、必要不可欠です。 しかし、部署ごとに力関係が異なったり、出世のルートが変わってきたりする為、社員にとっては部署の優劣というものが存在する場合も。 どの部署が出世しやすく、反対にどの部署が出世しづらいのかなどは、企業によっても異なりますが、財務部の場合はどうなのでしょうか? やはり、財務部の社内でのポジションや印象も、企業によって大きく異なりますが、「財務部はエリート」という見解も、世間一般では決して少ないものではありません。 財務部は、経理部よりも更に専門性が高い業務と言われることもあり、そういった観点からエリートであると見られることも、多いようです。 「財務部=エリート」という図式が成り立っているかどうかは、企業によって差はありますが、「財務部にエリートが多い」という企業は、少なくないと考えられます。

社内における財務部の役割について

「エリートが多い」という見方をされることも多い財務部ですが、社内ではどのような役割を担っているのでしょうか? 財務部は、単に資金を管理するだけの部署ではありません。 資金を管理し、上手に運用していくと、企業の社会的な信頼は大幅に上がりますが、反対に失敗すると、企業の社会からの信頼は、がくっと下がってしまいます。 つまり、財務部は、資金の管理を通して、会社の社会的地位や信頼に大きく関わっていることになります。 企業の社会的地位や信頼性が上がると、融資なども受けやすく、企業は更なる成長を遂げやすくなります。 財務部の資金管理や調達次第で、企業の成長も左右されるというわけです。 このように、財務部は社内において、企業の社会的信頼や今後の成長に大きく関わる、重要な役割を担っています。

財務部におすすめの資格

専門性が高いとも言われている、財務部の業務。 では、そんな財務部として働く上では、どのような資格を取得しておくと、より働きやすくなるのでしょうか? 財務部におすすめの資格をご紹介していきます。 ・簿記 ・公認会計士 ・USCPA ・FASS   など 財務部として働くのに、これらの資格が必ず必要というわけではありません。 しかし、資格を取得することで、関連した内容を勉強しますよね。その際に学んだ内容は、財務部の仕事で大いに役立つでしょう。 また、資格を取得することで、財務部の人材としてのスキルや価値を証明することが可能となります。 このような理由から、上記の資格などを取得しておくことをおすすめします。

財務部について学ぶことは、企業について学ぶこと

いかがでしたでしょうか?今回は、「財務部」をテーマに、業務内容や社内におけるポジション、経理部との違いなどをご紹介しました。 財務部は、会社の資金に関する業務を担当している、重要な部署です。 その為、普段は財務部とはあまり関係ない生活を送っているという方も、財務部を正しく把握することで、企業の仕組みや会社のシステムについて、更に詳しくなれると思います。 企業や会社の仕組みを学ぶことは、社会の仕組みを知ることにも繋がると言えます。 より社会の仕組みに精通できるよう、財務部やさまざまな部署のことを正しく理解しましょう。

関連タグ

アクセスランキング