
更新日:2020年03月10日
昇進・昇格・昇任・昇給とあるけど昇給はお給料が上がることだとわかるけど、昇進と昇格と昇任の違いがよくわからない!実は昇任は公務員の方達だけに使う言葉なんです。今回はそんな昇進・昇格・昇任・昇給の違いと昇進・昇格論文の書き方について解説していきます。
目次
企業で昇進・昇格の試験がある場合、その地位や等級にふさわしい人物なのかを確認するために昇進・昇格試験を行う事があります。 その中に昇進・昇格論文と言われる論文を書く場合もありますので、昇進・昇格試験を受ける人は論文の内容をしっかり考えておく必要があります。
昇進・昇格試験で論文を書く目的について書いておきます。会社との方向性が合っている人なのかを確認したいわけです。またその地位や等級にふさわしい能力や考え方をしっかり持っている人なのかを確認する事が目的なのです。 大きすぎる夢を論文で語ってしまうと浮いてしまうので、自分がその地位に就いた時に自分の持つ権限でどのような事を行い会社に利益をもたらすことが可能なのかを語る事が必要なのです。 そうする事で「この人を昇進・昇格させてよかった!」と言ってもらえるでしょう。目的を理解し昇進・昇格論文についてしっかり考えていきましょう。
昇進・昇格のためには試験や論文の提出をする場合もあります。論文試験と聞くとどうしても難しそうですし、悩みの種ですよね。 そこで昇進・昇格論文の悩み解決の糸口となる昇進・昇格論文の書き方について解説していきたいと思います。参考にして書いて見ましょう。
昇進・昇格試験の論文の書き方1つ目は「長く書きすぎない」です。 例えば社内の節電や節約を呼びかける目的の論文を書いたとします。以下がその例文です。
テーマ 複合機の経費節約 現在A社には複合機にFAXが1日に200通も届いていますので、私が計算したところ月々の計算で16000円の無駄がある事が分かりました。これでは経費が大幅に無駄になってしまいます。 そこで弊社の複合機を導入してもらいパソコンと連動をしてもらう事でパソコンの画面上で印刷前のFAXを確認する事が可能になり、印刷する時のみパソコン操作する事で印刷が可能になります。そうする事で無駄なFAXを受け取らないようにする事ができます。 いかがでしょうか。言いたい事は伝わりますが結局は文章が長く、まとまりがないように感じますよね。これをもう少し短くスマートにする事は可能です。以下の様にしてみます。
テーマ 複合機の経費節約 現在A社は1日に200通も無駄なFAXが大量に届いています。そのまま受信していると16000円の経費が掛かり無駄になっているのです。 もし弊社の複合機とパソコンを連動し、パソコン上でFAX内容を確認できれば無駄なFAXを無くす事ができます。そうする事で紙の節約にも経費の節約にもなります。 いかがでしょうか。先ほどの昇進・昇格論文よりは何をしたいのかがスマートに伝わりますよね。 この文章だけでは昇進・昇格論文は完成しているわけではありませんが、この文章の様に読みやすく分かりやすく読み手が読みやすく書く事が大事なのです。 昇進・昇格論文ではしっかりまとまった文章を書くように心がけましょう。
昇進・昇格論文では納得言いたい事を相手に伝え納得させる必要があります。そのため曖昧な表現で書いてしまうと説得力に欠けます。例えば以下の様な表現は避けるようにしましょう。
「〇〇だと思います」「〇○であると言えます」この表現で書いてしまうと説得力がありませんよね。「〇○だと思います」という表現や「〇○であると言えます」という表現は避けましょう。
あと推測で語る表現の仕方も良くありません。例えばもっと「広告を展開していけば売り上げを20パーセントあげる事ができるはずです。」推測で物を言っていますし、実際にやってしまうと売り上げよりも経費の方がかかる可能性もあります。 現実問題このような飛躍した論文を読んでも納得できませんよね。
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