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マーケティング・ミックスの戦略・成功と失敗の具体例

更新日:2020年11月07日

ビジネススキル

マーケティング・ミックスは、企業が商品を販売していく上で、絶対に外せない要素です。商品が売れるためには、クオリティや満足度が高いことが求められます。しかし、マーケティング・ミックスの出来不出来も、企業の命運を握る大きなカギです。

マーケティング・ミックスとは?

マーケティング・ミックスとは、マーケティングを行う上で必要になる要素を上手く組み合わせた上で分析することを言います。 ここで必要になる要素は全部で4つあります。製品のProduct、流通のPlace、広告宣伝のPromotion、価格のPriceです。つまり、それぞれの単語の頭文字がPで始まっており、尚且つ4つのPがあることから、4Pとも呼ばれています。ではこの4Pについて、より詳しく見てみましょう。

Product(製品)

マーケティング・ミックスについて考える上で、まず頭に入れておきたいのは、Product、つまり製品についてです。有形のものであれ無形のものであれ、何か売るものがなければ、企業は利益を出していけません。また、製品は製品でも、お客様が望むような製品であることが求められます。 ここで考えなければいけないのが、お客様のニーズです。つまり、「お客様はどんな製品を求めているのか」「その製品のメリットやベネフィットは何か」と言った観点から、売るべき製品を決めていきます。 更に言えば、「競合他社はどんな製品を販売しているか」「競合他社の製品と比較して、自社製品はどんな長所短所を持っているか」もProductの要素では大切です。

Place(流通)

マーケティング・ミックスの面白い点は、製品をどのような経路で販売するかについて検討してみることです。売り方や売る場所をどうするかによって、売り上げが大きく異なってきます。この要素について考えるのが、Place(流通)です。 具体的には、「ネットとリアル店舗のどちらで販売するか」「店舗の数はどうするか」「直接販売するか、それとも代理店の制度を取るか」みたいな視点から考察していきます。 もちろんですが、製品を販売する上で、立地に関する戦略を立てるのも、必要不可欠になります。というのも、立地が良くなければ、見込み客を囲うことが難しくなるからです。

Promotion(広告宣伝)

商品は存在するだけでは意味がありません。マーケティング・ミックスの世界では、Promotion(広告宣伝)も大切な位置を占めているとみなします。このプロセスが確実にできてこそ、企業として利益を出すことに繋がるし、真の意味でのマーケティングミックスの価値があるのです。 「どういった年齢層の方々をターゲットにするか」「どんなメディアを使って宣伝を行っていくか」「どのタイミングで何を知らせるか」について考えることは、非常に奥が深いです。決して一筋縄でいくものではないですが、だからこそ面白いと言えます。

Price(価格)

価格はただ闇雲に決めれば良いものではありません。商品や立地、あるいは顧客の層によって左右されます。また、価格の設定が上手くいったがためにビジネス成功を実現できた例は、枚挙にいとまがありません。 Price(価格)に関して戦略を立てる際、企業が利益を出せるかどうかという視点は必要不可欠です。 価格が安ければ売れると思われる節もありますが、そうとも限りません。価格の高低ではなく、お客様が値段に対して納得をしてくれれば、商品やサービスの購入に繋がっていきます。

マーケティング・ミックスの戦略

マーケティング・ミックスの基本的な考え方について理解できたら、次は具体的な戦略に目を向けてみましょう。理論を正しく理解し、それを実践に活かすことができるようになれば、最高のシナリオですよね! では、マーケティング・ミックスの戦略を立てる上でのポイントとは何か、ここで見てみましょう。

マーケティング・ミックスの前に済ませるべきこと

マーケティング・ミックスを大いに活用させていくことは、企業にとっては非常に大切なことです。しかし、だからと言っていきなりマーケティング・ミックスに駒を進めるのは、決して能率的なことではありません。 ここで是非とも頭に入れておきたいのは、STP分析と呼ばれている手法です。これは、Segmentation、Targeting、Positioningの頭文字を取った分析のことです。 この方法は、簡単に言えば、市場を更に細かく分析することを言います。どういうことかと言うと、顧客のニーズやターゲットをより絞っていくことを意味します。そうすることで、より濃い見込み客に効果的にアプローチができるようになるのです。

4Pにおける矛盾

4Pと言えば、マーケティング・ミックスにおける4つの要素のことですが、これらの要素に関して細かく見てみると、矛盾点が見つかることもあります。こういう視点でマーケティング・ミックスについて考察してみることも、後々の結果に繋がります。 例えばですが、ProductとPriceとPlaceという3つの要素について見てみましょう。比較的品質の高い製品があるとします。もしこの製品をスーパーマーケットなどで販売するとなった場合、ある種の矛盾が生じます。 どういうことかと言うと、スーパーマーケットと言うと、比較的安価な商品が並んでいるイメージがあります。もし製品の価格が安価でも問題なのであれば、そのままスーパーマーケットで販売すれば良いでしょう。しかし、高額での価格設定となる場合、流通経路などについて再考する必要があるのです。

各要素のバランス

初回公開日:2017年01月30日

記載されている内容は2017年01月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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