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昇進/昇格試験の論文例・面接の質問例とその回答例・志望動機例文

更新日:2024年02月06日

ビジネススキル

給料アップや仕事のやりがいを求め、昇進・昇格試験に合格することは、ビジネスリーダーを目指す人にとって憧れです。昇進・昇格試験では、合格のポイントを押さえるだけでなく、普段からの仕事への取り組み方も大きく左右します。合否のカギを握るのは何か、考えてみましょう。

面接対策でしておくべきこと

昇進・昇格を目的とした面接試験は、ただ形だけのものではありません。 面接官から聞かれる質問ひとつを取っても、何か意味があります。また、面接対策をするのとしないのとでは、後々の結果が大きく変わってきます。

面接試験で重視されている項目

面接で重視されているのは、一言で言えば、「昇進・昇格後に現場で職務を遂行できるか」です。 どんなに綺麗事や哲学を振りまいたところで、管理職に相応しくないと判断されたら、かえって本末転倒です。 面接官からすれば、これまでとは全く別の仕事を任せることになります。「自分が面接官ならば、本当に管理職に昇進・昇格させるか」について考えてみましょう。

具体的な質問への対策

面接にパスするためには、付け焼刃は一切通用しません。仮にそんな方法で面接に臨んだところで、面接官には簡単に見抜かれてしまいます。 大切なことは、対応力を磨くことです。良く聞かれる質問を理解し、質問に答える練習をしても、それと全く同じ質問がされるとは限りません。 実際の現場では、不測の出来事も頻繁に起こります。だからこそ、ありとあらゆることに対応できるだけのキャパシティを大きくしておくことが求められます。 面接の前だけに対策を練るのではなく、日々の現場での業務に当たる段階から、臨機応変な対応力を鍛えるのです。これができれば、面接でどんな質問をされても、十分に回答できます。

面接やプレゼンのコツ

面接やプレゼンともなると苦手意識が…という悩みは良くあります。 しかし、そんなにネガティブに捉える必要はありません。なぜなら、面接もプレゼンも、コツを掴んでしまえば楽しくなるからです。 では、どのようなコツを心得ておくと良いでしょうか。

緊張を受け入れること

まず大切なことは、緊張を受け入れることです。 人前で自分を表現するともなれば、心臓がドキドキするでしょう。ましては、今後の人生を左右するともなれば尚更です。こんな時、「緊張しないようにしよう」と意識するのではないでしょうか。 しかし、これは逆効果なのです。というのも、緊張しないように意識することは、かえって緊張そのものを意識することになるからです。 では、どうすれば良いでしょうか。 答えは簡単。「緊張して当たり前。緊張しない奴は人間じゃない。」と開き直るのです。これだけのことでも勇気100倍!緊張とお友達になって、緊張を思う存分楽しみましょう。

起承結による論理展開

自分を表現するということは、自分について誰かに伝えることです。同じ伝えるなら、より明確に伝える方が望ましいです。しかし、「自分の言いたいことを、どうも上手く伝えられない」と悩んでいませんか。 こういう時は、「起承結」の三拍子に乗せて話を展開していくとよいです。 起→問題提起。自分が伝えたいトピックを一言でまとめたもの。 承→自分の主張をサポートする具体例や理由。 結→自分の主張の結論。問題提起に当たるトピックを別の言葉で言い換えたもの。 この流れに沿って論理展開をすれば、「仕事ができるビジネスマン」を存分にアピールできます。 大切なことは、長々と話をするのではなく、肝心な部分だけを先に伝えて、その後に詳細に入っていくことなのです。実際の仕事でも、上司や先輩から「先に結論を言うように」と指導されます。現場でも口頭試験でも論文試験でも、「結論→詳細」という流れは同じです。

昇任・昇格試験の先を目指して

昇進・昇格を目指すからには、何かしらの動機があるものです。もちろん、どういう動機で試験を受けようと、それは個人の自由です。 しかし、試験にパスすることが本来の目的ではありません。どんなに難しい試験に合格できたとしても、管理職としての貢献ができなければ、試験の意味も半減してしまいます。 同時に、管理職としての役割を果たす以上、甘い考えは一切通用しません。企業の命運を握る立場として職務を遂行するのですから、当然のことです。 リーダーとして企業の将来を背負っていく気概、形にしたいビジョンを全て実現するという高き志、こういった崇高な考え方が身になれば、昇任・昇格試験を受ける適性があります。 試験の先に目指すものをあなたなりにイメージし、それを言語化してみましょう。あなたにしか歩むことのできない道が見えてきます。

初回公開日:2017年01月27日

記載されている内容は2017年01月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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