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更新日:2024年08月03日
学校の授業での発表、仕事での提案...。プレゼンは学生も社会人も避けては通れないのもです。そんなプレゼンを作るとき、まず考えなくてはならないのがプレゼンの「構成」。ここでは、プレゼンを作る上で参考にしたい構成例やフォーマットをご紹介します。
PREP(Point Reason Example Point)法 これは、 Point 一番伝えたいことを提示 Reason その理由を挙げる Example 具体例を挙げる Point もう一度伝えたいことを提示 これも、例えば「スマホはとても便利!」ということが一番伝えたいことだとすると、 1、「スマホはとても便利」→言いたいことの提示 2、「なぜなら、いつでもどこでもネットが使えるから」→その理由 3、「例えば、電車の中でも調べ物ができる」→具体例 4、「だから、スマホは便利」→もう一度言いたいことの提示 といった具合です。
DESC(Describe Express Suggest Consequence) これは、 ・Describe 現在の状況を説明 ・Express それに対する問題点を提示 ・Suggest その問題点の解決方法を提案 ・Consequence それによって起こる結果を説明 となります。これも、例を挙げると 1、「ある民家がごみ屋敷のようになっている」→現在の状況説明 2、「周りの住民が迷惑している」→問題点提示 3、「市の職員と周囲の住民がごみ処理の手伝いをした」→解決方法の提案 4、「家はきれいになり、住民の苦情もなくなった」→結果の説明 となります。
このような構成を考えるうえで大切になってくるのは「言いたいことを一番初めに言う」ということです。 構成①では、始めは「Summary」の 「この製品はとても便利です。」が来ています。 構成②では、「Point」の 「スマホはとても便利」が来ています。 このように、「言いたいことを初めに」という意識を持つと、相手に言いたいことがすぐに伝わり、理解も早くなります。 ただ構成③では、やりたいことは「このようにしてごみは無くなって問題が解決した」ということを紹介することであり、すでにイントロで「ケースの実例を紹介する」などと言っておくべきです。
以上が参考にしたいプレゼン構成例です。 何を、どのようにプレゼンするかによって適した構成が違ってくると思います。一番伝わりやすいと思う構成を参考にしてみましょう。
さあ、プレゼンもいよいよ終盤、まとめに入ります。 まとめは、こちら側が伝えたかったことを相手の印象に残す、最後の重要なくくりです。 ここで入れたい項目は、2つ。
プレゼンで一番伝えたかったことを改めて繰り返します。 もちろん一番大切なことは、まとめよりも前の段階で説明され、その理由や根拠も提示されていると思いますが、聞き手はもしかすると、その一連の説明の中で一番大切なことがわからなくなっているかもしれません。 そのようなことを防ぐためにも、相手に伝えたいことを再確認するためにも、ここでもう一度、「ここで一番伝えたかったこと」を繰り返しましょう。
イントロの段階で、「『なぜこのプレゼンをやるのか』『このプレゼンで相手にどうなって欲しいのか』というこちら側の意図を伝える」、ということをお話ししたと思いますが、その意図をもう一度振り返ります。 例えば、このプレゼンの目的が「成功例の共有により社員のモチベーションを上げたい」であったとすれば、まとめの段階でこれを振り返り、「みなさんもこのような例を参考にして、今後も精進努力していってほしいと思います。」と締めくくれば、余韻の良いまとめにすることができます。またこれを聞いた聞き手側も、「確かにそうだな。」とこちらが意図した目的通りに誘導することができます。
プレゼンと言っても規模はさまざま。数分程度のものもあれば、30~40分、それ以上といったものもあります。 ここでは、今まで説明した構成を、どのくらいの割合で配分すればいいのか、時間別に紹介していきます。 基本の構成割合としては ・イントロ 1割 ・メインメッセージ 8割 ・まとめ 1割 が目安とされています。
◎3分の場合 ・イントロ →20秒前後 ・メインメッセージ →2分20秒前後 ・まとめ →20秒前後 ◎10分の場合 ・イントロ →1分前後 ・メインメッセージ →8分前後 ・まとめ →1分前後 ◎30分の場合 ・イントロ →~3分程度 ・メインメッセージ →24分程度 ・まとめ →~3分程度 ※30分の場合に関しては、3分もイントロ、まとめなんて続かない!と思われる方もいると思いますが、あくまで目安ですので、それより短くても不自然でない程度に調節しても大丈夫です。
記載されている内容は2022年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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