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登録販売者を独学で勉強するポイント4つ|試験情報|難易度|おすすめテキスト

資格・検定

登録販売者という資格をご存知でしょうか?ドラッグストア、薬局で風邪薬などの一般用医薬品を販売できる国家資格です。今後ニーズが高まっていくことが予想される登録販売者試験の勉強方法のポイント、受験資格や試験の難易度、おすすめのテキストを紹介します!

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登録販売者とは

登録販売者とは、ドラッグストア・薬局で風邪薬などの一般用医薬品を販売できる国家資格です。2009年6月の薬事法改正により、新設された比較的新しい国家資格で改正前はドラッグストアや薬局で一般用医薬品(風邪薬や鎮痛剤など)を販売するには「薬剤師」の資格が必要でしたが、改正後は登録販売者がそれらの業務を担うことができるようになりました。 登録販売者の資格を持つ者が販売できるのは第2類、第3類医薬品であり、これらは一般用医薬品のうち9割を占めます。ほとんどの医薬品を扱うことができるため、登録販売者の需要は近年高まっています。

勉強するときのポイント4選

登録販売者の資格試験は、まったく知識がない人の場合勉強時間は150時間が合格の目安とされています。1日3時間勉強すると50日かかる計算であり、約2ヶ月前から準備する必要があるということになります。 ここでは登録販売者の資格試験に合格するための勉強法のコツを4つ紹介します。

①過去問を解く

基本的な知識を勉強することはもちろん大切ですが、出題のされ方や問題の解き方を身につけるためにはやはり過去問を解くのが一番の近道です。過去問を5回分解くことで本番の試験の範囲は網羅できると言われているほど、登録販売者の試験は出題の傾向がパターン化しています。 市販の参考書はもちろん、以下のサイトでも過去問が公開されています。ご参考に。

②暗記項目は反復して覚える

②暗記項目は反復して覚える

薬の成分など暗記する必要がある項目が多くこの試験にはあります。有名な「エビングハウスの忘却曲線」によると、記憶は時間がたつにつれて薄れていきます。一か月後には全体の79%の記憶を忘れてしまいます。 しかし、復習することで確実に記憶に定着させることができるようになります。復習のタイミングとして効率的なのは、新しいことを覚えたらその数分後に復習すること。その1日後にまた復習すること。さらにその1週間後、2週間後、1ヶ月後と徐々に間隔を開けていれば、学んだことが頭に定着していることでしょう。

③受験地域の出題特徴を知る

登録販売者試験は都道府県別で実施されますが、地域によって合格率が大きく離れています。合格率の高い県は60%を超える一方で、低い県は20%足らずということもあります。 そのため、その受験地域の出題特徴を把握しておく必要があります。毎年決まった問題が出題されるパターンもあれば、漢方や生薬など限られた分野が多く出題されやすいといったようなその地域の頻出問題を調べておけば間違いありません。

④解ける問題から手をつける

問題は全120問、240分の試験時間で実施されます。つまり、1問2分のペースで問題を解いていかなければならず、熟考していたら時間がなくなってしまいます。そのため、難しい問題はひとまず置いておいて、簡単な問題から解いていきましょう。 もちろん、わからない問題に直面した場合は仕方がないですが、わからないことを引きずって試験に集中できなくなってしまっては元も子もありません。わからないことは切り捨て、次に進める勇気が必要です。

登録販売者の国家試験について

基本情報1:受験資格

大学の薬学部に入って6年間勉強した人じゃないと受験できないと思われがちですが、登録販売者の試験は学歴、年齢、実務経験などは関係なく誰でも受験できます。以前は薬学部を卒業しないと受験することができませんでしたが、平成27年4月1日以降の試験からこの条件が撤廃されました。

基本情報2:試験の日程

登録販売者の試験は都道府県別に実施しており、試験の日程はばらつきがあります。 試験は年に1回以上で、主に8月から10月の期間に行われます。 試験の形式は択一式で全120問、試験時間は240分です。 試験に出題されるのは5つの項目です。

基本情報3:試験に出題される項目

①医薬品に共通する特性と基本的な知識20問 40分 ②人体の働きと医薬品20問 40分 ③主な医薬品とその作用 40問 80分 ④薬事関係法規・制度20問 40分 ⑤医薬品の適正使用・安全対策20問 40分

試験の難易度

合格基準

登録販売者の試験に合格するためにはは以下の2つの条件を満たさなければなりません。 ①問題全体の70%以上の正答率 ②試験は全部で5つの項目があるがいずれでも40%以上の正答率 つまり、1つの項目で39%しか正解していなければ全体で70%以上正解していても不合格になるのです。そのため各項目とも均等に対策する必要があります。

合格率

登録販売者の合格難易度は、国家試験の中では比較的易しめです。易しめとはいっても、しっかり勉強しないと合格できませんので油断は禁物です。この資格の合格率は例年40〜50%の間を推移しており、半分以上の人が落ちるという計算になります。

登録販売者の試験勉強におすすめのテキスト3選

つづいておすすめの参考書を3種類紹介します。

1.登録販売者になる! いちばんわかるテキスト! 第4版

登録販売者になる! いちばんわかるテキスト! 第4版
登録販売者になる! いちばんわかるテキスト! 第4版

初めて登録販売者の勉強をするという人にはメディカルレビュー社から出版されている「登録販売者になる! いちばんわかるテキスト! 第4版」が最もおすすめです。 重要語句やポイントは赤字で書かれてあり、付録の赤シートで隠すことで覚えることができるので、専門用語の知識に乏しい人にぴったりの参考書でしょう。

・口コミ

・5つ星のうち4.0わかりやすい。(2016年6月13日) 近所の本屋さんには扱ってなくてネットで購入し何冊もこの手の本を読みましたが、この本が一番わかりやすい。1つの章が終わればミニテストがあり最後には過去問があります。頑張って合格したいと思います。 ・5つ星のうち3.0読みやすい(2017年3月10日) 分かりやすいが、専門用語の意味など、注釈をつけてくれるとより分かりやすい。 完全な初心者は一冊だと無理かもしれない

2.登録販売者過去&予想問題集

ユーキャンの登録販売者過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)
ユーキャンの登録販売者過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

とにかく問題を演習したいという人におすすめなのは、主婦の友社から出版されているユーキャンの「登録販売者過去&予想問題集」で問題演習をするのがよろしいでしょう。この参考書は基本的なところはもちろん、高度な内容まで網羅しています。

・口コミ

・5つ星のうち5.0仕上げに(2013年4月20日) 勉強の仕上げ用に買いました。左側が問題で、右側に解説と答えがあるので、確かめながら勉強ができるので、 とても分かりやすかったです。さすがユーキャン。 これを3回くらい繰り返して、途中要点をまとめたページに付箋をして勉強しています。 ・5つ星のうち4.0かなり役立ちました(2009年10月22日) まず、登録販売者試験対策本を読んでから問題集に取り掛かりました。一回目は正答率55%位だったかな?しっかり覚えていない部分を書き出しながら、合計3回この問題集だけを繰り返しやりました。この本と、登録販売者試験対策本の2冊だけで難関だった2009年度埼玉県の試験を合格しました。(合格率約35%)勉強時間は2ヶ月間で合計100時間未満。きちんと内容を理解すれば、充分合格点に届きます。おすすめします。

3.平成29年版 全国登録販売者試験過去問正解

平成29年版 全国登録販売者試験過去問正解
平成29年版 全国登録販売者試験過去問正解

過去問をたくさん解いて試験慣れをしたい方におすすめなの薬事日報社が出版している「平成29年版 全国登録販売者試験過去問正解」(2017/1/31発売)です。全国10ブロック全1200問を網羅し、見落としやすいポイントやわかりやすい文章で過去問を解説してあります。またブロックごとにまとまっているので、自分の受験地の過去問もわかります。

・口コミ

・5つ星のうち5.0本日、受験しました!(2017年9月10日) 本日、神奈川県にて初めて登録販売者試験を受験しました。初チャレンジ独学でテキスト「必修ポイント450」とこちらの過去問題集のみ購入。結果は、速報の解答で確認しましたら、109点でした。とりあえず安心しました。 過去問の繰り返しは、本当にためになりますね!この本は違うブロック10箇所ですが、ブロックが違っても、自分の受けるブロックの参考になりますので、是非試してください! 自分のブロックを何年分もやるのは、制度の変更等で心配でしたので…。過去問はこれ一冊です。お世話になりました~! ・5つ星のうち5.0使える(2018年1月16日) 全国の過去問が掲載されているので、仕上げにぴったり。問題には地域差があるんだなと感じました。おかげ様で無事に合格出来ました。

登録販売者のメリット・デメリット

メリット

①ドラックストアや薬局に勤務できる

薬の販売を行う店舗には、最低一人は薬剤師か登録販売者が常駐してなければならないと薬事法で決まっています。そのため、ドラッグストアや薬局に就職しやすくなります。コンビニやスーパーでも薬を取り扱う店舗が増えているので、今後は登録販売者のニーズも高まっていくでしょう。さらに、全国どこでも登録販売者の資格は有効なので、地域を越えて仕事が見つかります。

②手当がもらえる

既にドラッグストアや薬局にお勤めの方は、資格手当がもらえたり、昇進するための目安になります。例として、ドラッグストア最大手のマツモトキヨシの場合は登録販売者の資格手当として5000円、役職がついてる場合は役職手当が数万円給付されます。

デメリット

試験に合格すればすぐ登録販売者として働けるというわけではありません。正式に登録販売者として働くには2年間の実務経験が必要となります。パートやアルバイトという形でもドラッグストアに勤務していれば実務経験にはなりますが、月80時間以上勤務しないと実務経験として認定されません。

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