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「ネガティブ思考」の意味|ネガティブ思考の特徴15個と接し方

初回公開日:2017年01月29日

更新日:2020年03月09日

記載されている内容は2017年01月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の意味

マイナス思考・ネガティブ思考の人が増えています。マイナス思考・ネガティブ思考が深く根付いてしまうと、キャリアに良くない影響を及ぼします。考え方を変えてポジティブになるには、決意と行動が必要です。考え方を切り替えて、マイナス思考・ネガティブ思考を克服しましょう。

ネガティブ思考とは

ネガティブ思考がどのような思考か、ご存知の方は多いでしょう。常に悲観的、あるいは否定的に考えてしまう思考回路のことを指します。対義語はポジティブ思考です。 後ろ向きなことを考えてばかりになってしまうネガティブ思考の人は、常に苦しみを感じています。しかし、その考え方を改めることはなかなかできません。ネガティブ思考にも理由があるからです。 どのような特徴に表れているのか、接し方はどうすべきか、紹介します。

マイナス思考とは

マイナス思考とは、ネガティブ思考と同様、否定的に考えてしまうことを指す言葉です。同じ意味で使われることが多いですが、マイナス思考は日本独自の呼び名と言われています。世界的にはネガティブ思考と呼ばれるのが一般的です。対義語はプラス思考です。 後ろ向き、あるいは悪いことばかり考えてしまうことから、「マイナス」という言葉が当てられているものと考えられます。

ネガティブ思考の特徴

ネガティブ思考の特徴
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

ネガティブ思考の人にはどのような特徴が見られるのでしょうか。悩むことが多かったり、なかなか行動に移せなかったりするような人は、ネガティブ思考の可能性が高いです。 第三者からしても良いイメージを持たれにくいネガティブ思考ですが、決して自分でコントロールできるものではありません。その特徴を見てもわかるように、ネガティブ思考を持つ人は何より自分自身を苦しめています。 邪険にせず理解することから始めましょう。

特徴1:挑戦する前に失敗した時を考える

まず何かを始めようという段階で、ネガティブ思考の人は立ち止まります。「できなかったらどうしよう」「失敗してしまう」と考えてしまうからです。 新しいことに失敗は付きもので、誰もが最初は躓くでしょう。しかし、ネガティブ思考の人にはそれが自分の価値をどん底まで落としてしまうように思えてなりません。失敗は許されない、その後にどうしたら良いのか分からない、その思いが恐怖心に変わります。

特徴2:時間がある

時間があるというのは、決して余裕があるという意味ではありません。ネガティブ思考な人にとって、空白の時間とは悩み事から逃れられない時間です。 時間があるからこそ悩み事を掘り下げてしまい、不安感が一層深まり、ドツボにはまってしまいます。悲観的になっているときに行動を起こすことも失敗に繋がる原因にはなるでしょう。しかし、何もしないというのも場合によっては事態を悪化させてしまうでしょう。

特徴3:否定ばかりする

ネガティブ思考の人は、何に対しても否定的な特徴があります。「できない」というイメージが何よりも深く根付いているからです。 能力的にできるであろうことであっても、自信を持つことができません。それどころか自分の能力そのものを否定している場合もあります。成績や資格など、何らかの形で能力を所持していても、「それは昔のことだから」や「まぐれだから」と否定的になります。 形があってもなお、失敗が頭から離れません。

特徴4:悩みが多い

ネガティブ思考の人は、常に悩み事を抱えていると言っても過言ではないほどに悩みが多いです。一つの事柄だけでなく、あらゆることに悩みを感じているからです。 勉強や仕事のこと、人間関係、生活、金銭面など、日常的に悩んでいます。それぞれの問題が絡み合い、解決に至ることはなかなかありません。また、問題解決に踏み出すことも恐ろしく思えてしまうため、ただただ悩むばかりの日々を過ごすほかないという状況でもあります。

特徴5:気遣いをし過ぎる

ネガティブ思考の人は、周りの人や状況に対して、過度に気遣いをしてしまいます。自分が悪く思われてしまうのではないかという恐怖心が強いからです。 自分の言動が相手にどんな感情を抱かせるのか、周りの雰囲気はどうなるのか、少し先にある結果の部分を考えてしまいます。自分が悪く思われる結果をまず念頭に置き、そうならないように言動を選択するしかありません。 優先することは、自分ではなく相手の気持ちや要求です。

特徴6:視野が狭い

視野が狭いというのは、ネガティブ思考の特徴として「できないことばかり見てしまう」性格のことです。本来、「できないこと」は誰にでもあり、同じように「できること」もあります。ネガティブ思考の人は、そのうちの「できないこと」しか見ることができず、その意味で視野が狭いです。 他にできることも、直す力量があることも考慮することができず、できないという思い込みだけが生まれます。その結果、勇気も獲得できません。

特徴7:言い訳が多い

ネガティブ思考の言い訳とは、「行動しないこと」に対する言い訳です。挑戦することができない理由、失敗する可能性を言い訳として行動を拒否します。 自分の悪いところばかりを取り上げ、結局失敗するという結論を出してしまいます。「やればできる」「考えても仕方ない」と言われたとしても、「もしできなかったら」という思考が延々と巡り、不安を拭い取ることができません。 自信をつけない限り、行動は起こせないでしょう。

特徴8:表情が硬い

不安や悩みを常に抱えているネガティブ思考の人は、何に対しても嫌な緊張感を持っています。「失敗したらどうしよう」という思いが滲み出るように、表情を強張らせてしまいます。 何気ない言動一つで何かが変わってしまうことを恐れています。人の気持ちや仲間意識、それらが些細なことで崩れてしまうことを知っているがために、迂闊に行動できないと感じているパターンが多いです。

特徴9:本音を言えない

ネガティブ思考の人が相手に本音を漏らすことは、まずあり得ません。嫌なことがあっても嫌とは言えず、願望があっても口には出せません。なぜなら、それを表現することによって相手の態度が変わってしまうかもしれないと考えるからです。 不快にさせるだろうか、空気が読めないと思われるだろうか、相手の気持ちが気になって自分の本音など到底言葉にはできません。

特徴10:他人と自分を比較する

ネガティブ思考の人は、他人と自分を比較することが当たり前になっています。比較するだけでなく、自分はダメな人間だと落ち込むことが多いです。 人にはそれぞれ得意不得意があります。得意なことを伸ばし、不得意なことは不得意なままでも良いでしょう。しかし、ネガティブ思考の人は自分の不得手なことやコンプレックスに着目し、人と比較してしまいます。 できないことが強調され、落ち込みから抜け出すことができません。

特徴11:行動ができない

これまでの特徴からもわかるように、ネガティブ思考の人は常に失敗を想定し、不安感を抱えています。そのため、行動を起こすことがとても苦手です。 自分の言動で何かを変えてしまうことに不安を払拭することができません。ネガティブ思考の人は、多くの場合に受身の姿勢を取っていると言えます。 失敗することを避けるために、行動そのものを避けていると言えるでしょう。

特徴12:失敗すると後悔する

ネガティブ思考の人にとって、失敗とは非常に重たいです。あのようにするべきじゃなかった、別の行動を取れば良かった、というように反省の範囲を超えた後悔になってしまいます。 「失敗は成功の元」という言葉があるように、失敗は成功のために必要なものです。失敗そのものが完全悪ということはほとんどありません。しかし、ネガティブ思考にとっては周りからの評価を落とすものとして強く認識されています。

特徴13:ダメな部分を受け入れられない

ダメな部分があるのは当たり前、というのはネガティブ思考の人には通用しません。他人に受け入れられるためには完璧でなければならないと思い込んでいるからです。ダメな部分がある限り、自分はダメな人間なんだと評価してしまいます。 他の人にできることが自分にできないのは、自分がおかしいからと考えている可能性すらあります。その一点から、どこまでも自分を責めてしまうのがネガティブ思考のひとつの特徴です。

特徴14:人に頼ることが苦手

人に頼ることが苦手というのは、「頼る」ことを「迷惑をかける」ことだと認識しているためです。自分が頼られたとしても決してそうは思うことはないのに、自分が頼る立場になると絶対に迷惑だと決め付けてしまいます。 時間と労力を割いてしまうということ自体が申し訳ないことであるという感覚です。迷惑に思われるのではないか、不快にさせるのではないか、という思考が一人で抱え込むことに縛りつけています。

特徴15:人間関係を疑う

ネガティブ思考の人は、人間関係を信用することが非常に苦手です。相手の気持ちに関して、最悪の状況を常に考えているからです。 一緒に行動しているからといって好意的であるとは限らない、陰では何を言われているか分からない、楽しくないかもしれない、気を遣っているだけかもしれない、という不安を多く感じています。 計り知れないものだけに常に最悪の事態に備え、警戒してしまうのがネガティブ思考です。

ネガティブ思考で仕事がつらい人には

ネガティブ思考とは、日常的に苦痛の伴う性格です。他人との関係や取引関係、失敗による責任の思い世界では仕事もかなり苦しいことでしょう。自分に合った職を探してみませんか。 マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する総合型の転職エージェントです。大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで、転職市場を知り尽くしたキャリアアドバイザーがブレーンとなり、あなたにマッチした転職を提案します。

ネガティブ思考の人への接し方

ネガティブ思考の人の特徴は、上に挙げたとおりです。常に苦痛を抱いているため、雰囲気が暗いこともあるでしょう。しかし、その思考の根底には過去の経験が影響していることもあり、簡単に直すことができないということもお分かりいただけるでしょう。 とは言え、真正面から向き合っていると、ネガティブ思考が移ってしまう可能性も否定できません。ネガティブ思考の人とはどのように接するのが良いのでしょうか。

真面目に話を聞く部分と流す部分を作る

人の考え方というのは、他人の影響を受けて変化していきます。そのため、ネガティブ思考の人に対し常に真剣に向き合っていると、いつの間にかネガティブ思考になってしまうということもあり得ます。 もちろん、ネガティブ思考の人は他人の態度に敏感なので、真面目に話を聞くことは交流する上で重要です。しかし、過度な思い込みや励ましようのない部分に関しては聞き流しても大丈夫です。 吐き出させる気持ちで聞いてあげましょう。

ネガティブな人の良い部分を探す

ネガティブ思考の人は、自分の悪い部分にばかり目を向けています。単に気付いていないだけの場合もあれば、自分の評価では認めることができないと考えている場合もあるでしょう。 そのため、他人からの良い評価はとても大きな影響を及ぼします。素直に受け入れることはなかなかできないとしても、評価されたということが一つの自信に繋がるからです。 客観的な意見としての方が、自分の良さを認めやすいと言えます。

見方を変える

ネガティブ思考にはつらい側面が多いですが、実は良い部分もあります。それは、最悪の事態を想定できるということです。失敗したときの対策など、あらかじめ用意しておくことができるのはネガティブ思考の特性です。 リスクを察知し大きな失敗を避けることができるため、ストッパーとしての役割を担うことができます。通常なら見逃してしまうようなリスクを見つけられるという利点を認識させてあげましょう。

ネガティブ思考を矯正しようとしない

ネガティブ思考の人は、自分でも改善したいと強く感じているものです。それができないから苦痛を強いられているということを理解してあげましょう。 ネガティブ思考を直そうという義務感は余計にストレスとなり、結果として変えられないことに落ち込み、悪化してしまいます。また、矯正するということは現在の状態を否定することであり、ネガティブ思考の人は存在自体を否定されている感覚にも陥ることになるでしょう。

ネガティブな意見の根拠を尋ねる

ネガティブな思考には、多くの場合何らかの原因があると考えられます。過去の経験はその一つと言えるでしょう。その根拠を明確にしない限り、ネガティブな意見が覆されることはありません。 ネガティブな思考の根本には、心の傷があることも多いです。人の汚い部分にたくさん触れてきてしまった可能性も考えられます。過去であれ事実の説得力は協力です。 その解消のためには、吐き出させることがまず第一にできることでしょう。

ポジティブな態度を崩さない

ネガティブな思考が改善されることはそう簡単ではありません。しかし、考え方には他人の影響があるように、ポジティブ思考との関わりが継続的になれば少しずつ変えていくことも可能です。 ネガティブな人というのは、暗く深い闇の中に閉じ込められた状態です。そこに隠れたその人の魅力に気付くことができたなら、ポジティブな思考を教えてあげてください。 ポジティブ思考を少しでも持っている人でなければできないことです。

ネガティブ思考は繊細な証拠

いかがでしたか。この記事では、ネガティブ思考の特徴や接し方などを考察しました。ネガティブな人というのは、失敗や他人の評価に影響されやすい繊細さを持つ人です。そして、その繊細さ故に苦痛から逃れられずにいます。 しかし、見方を変えれば利点もあり、ネガティブ思考の全てを否定するべきではありません。ネガティブの改善も、認めるところから始まると考えましょう。

自分を否定しないために

自分を否定してしまうというのは、とても苦しいことです。実際にネガティブ思考の人は、やめたくてもやめられないと悩んでいることでしょう。 改善したいと願うのであれば、まずはその性格と原因を自覚できるように心がけてみてください。根本の部分を変えることができなければ改善は難しいでしょう。 以下の記事も参考に、自分と向き合ってみてください。

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