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行政書士試験の難易度と合格率・独学で合格は可能?・必要な勉強時間

更新日:2020年08月14日

資格・検定

独立開業できる資格の一つである行政書士。司法書士や弁護士のような法律系の資格で士業と言われる資格です。2つの資格に比べて難易度が低いイメージのある資格ですが、実際の合格率や、独学で勉強可能かなどをこの記事で確認しましょう。

1分でわかるこの記事の要約
  • 行政書士は法律上必要な行政手続きを代行する職業
  • 公認会計士や弁護士と比べると難易度は低いが、合格率は10%程度と低くなっている
  • 受験者は30代が最多で、独学合格も可能。不安な方は対策講座を探してみましょう

行政書士は法律資格の一つで、開業手続きなど、幅広い案件を担当します。また、自分で独立開業も可能なので、プロフェッショナルとして自由に働きたいという人には、資格の一つです。 Brush up!」で対策講座を探せるので、独学が苦手・不安という人は使ってみてください。

行政書士とは

行政書士の仕事は、主に行政所に提出する書類を作成する仕事です。例えば、日本に来た留学生が留学ビザを発給するには、大使館にビザの発給の申請が必要です。その手続きを代行して行います。 また、会社や法人の設立や飲食店などの開業手続きなどを行うなど、様々な法律がかかわる行政書類を作成する仕事が行政書士の仕事です。そのため、仕事の幅は広く、扱う法律の幅もとても広いため、広い分野の知識を有しておかなければ、務まらない仕事ともいえます。

行政書士の試験の難易度は非常に高い

日本三大難関資格と言えば、公認会計士や弁護士医師と言われています。また、幅広い分野の法律にかかわる資格というと、弁護士、司法書士、行政書士と言われており、司法書士と弁護士は、大学で法律を学び法科大学院等に通わなければ、取ることのできないと言われるくらい、難易度の高い資格です。 そのため、2つと比べると行政書士は、難易度の低い資格に見えますが、難易度は非常に高いです。

行政書士の試験は出題範囲も広く記述試験もあるため難易度は高い

行政書士の仕事柄、司法書士や弁護士同様民法から行政法まで幅広い法律の知識が必要です。そのため、試験もそれらに準じて幅広い法律の知識が必要です。法律自体の概念から法律自体の知識を満遍なく揃えておく必要もあります。 そして、それらの知識を使う技術も試験において要求されますし、政治や経済の知識も要求され、文章読解力も要求されるため、非常に厄介な試験です。そのため、法律を専門で学ぶ法科大学院の生徒でも不合格になることもある試験です。 だから、一般的な認識よりも難易度はとても高い試験のため、簡単だろうと思って臨むと、痛い目にあいます。

行政書士の合格率は約10~15パーセント

行政書士の合格率は、年度によってまちまちで、少ないときだと5%、多いときでは15%程度の年が多いです。 そのため、難易度としては、非常に高い試験と言えます。同じ書士業として良く、比べられる司法書士の合格率は2%のため、それに比べると難易度は低いといえますが、それでも、何度は非常に高い資格試験と言えます。

行政書士試験の合格率が低い原因には難易度が低いと思われているため

行政書士は、資格試験の通信教育でもとてもの資格です。その理由としては、弁護士や司法書士と比べて簡単と世間で認知されていることが一つの要因です。 そのため、少し勉強したら受かると難易度が実際よりも低く見られがちのため、受験者も多く、不合格の方が多いため合格率が低くなるという可能性もあります。

行政書士の資格は独学でも取得可能

結論から述べると、行政書士の資格は独学でも取得することは可能です。その理由としては、司法書士や弁護士と違い、法学部で法律を専攻していなくても、きちんとしたやり方で勉強をすることで、取得することができる難易度の試験だからです。 また、他2つの資格に比べて、参考書なども充実しているため、独学でも取得しやすい環境は整っているというのも要因です。

行政書士の資格を取るなら一発合格が有利!

今まで、行政書士の資格は難易度が非常に高い資格であるといってきましたが、取得するなら一発合格で取得することが一番の近道です。その理由としては、まず行政書士の資格は、一年間きちんと勉強をすれば、取得できるくらいの難易度の資格であることです。 また、法改正や新たな判例が登場するとで、今までの知識が全く生かせず新たに勉強をする必要が出てきたり、制度改革なども頻繁に行われるので、昨年までの制度と今年の制度が変わり、新たに学ぶ分野や制度が増えてしまうことも多いため、1年前の知識と混ざって覚えてしまったりすることで、失点をするなどの事態にもなりかねません。 そのため、行政書士の資格を取るなら、一発で合格を狙って受ける方が有利です。

行政書士の取得のための勉強は800時間程度必要

行政書士の取得のための勉強時間は、大学で法律を学んだり法律系の国家資格を有している方で大体300時間から500時間と言われています。 また、法律に触れたことがない方で、800時間以上の勉強が必要と言われています。 そのため、1年で合格しようと思えば、大体1日平均2時間以上の勉強は必要になってきます。 そのため、働きながら取得するのは少し難しいと考える方も多いと思います。ですが、週単位で考えると14時間で土日に5時間程度勉強して平日1時間程度勉強することで、一年間で800時間の勉強時間は確保できます。 また、ハンドブック形式のテキストなども売っているため、それらを平日の通勤時間や隙間の時間を活用して大まかな法律の知識などを習得して、土日に一つ一つの分野を詳細に勉強をしていくことなどもできるため、時間の使い方や勉強の仕方1つで合格に近づけることは可能です。 (参考)https://studywalker.jp/qualify/article/192673/

行政書士の試験に出る範囲は非常に広い

行政書士の試験に出る範囲は、とても広いです。 試験科目は以下のようになります。 ・法律科目:憲法・民法・商法・行政法・基礎法学 ・一般知識科目:政治・経済・社会・情報通信・個人情報保護・文章理解 このように、法律だけでなく一般教養の知識なども問われる試験のため非常に厄介な資格試験と言われています。そのため、難易度も高くなるのです。 合格ラインは6割程度です。6割と聞くと少し、希望がみえてきますね。

行政書士は宅建士よりも難易度は高い

主婦やサラリーマンの方でも取得する方が多いのが宅建士の資格。宅建士は、不動産業に従事する方だと、持っていると非常に重宝される資格の一つですよね。そのため、も高い資格です。 宅建士も難易度は低いとは言えませんが、行政書士よりは、難易度が低い資格です。宅建士だと半年ほどの勉強で取得することも可能です。 行政書士を取る前に、法律系の資格がどのようなものかなどを学んで取るとすれば、行政書士の前に一度勉強をして取得して、次に行政書士の資格を狙いに行くなど、前段階で取るには、良い資格です。 宅建士も有しているとキャリアを変えるときやキャリアアップにもとても有利な資格のため、持っていても損はありません!

最近の行政書士の難易度の推移

2016年度の行政書士の合格率は、まだ発表されていないため、最新の難易度は分かりません。ですが、2014年度で8.28%、2015年度で13.1%とここ最近は10%程度の合格率で推移しています。 ここ10年間で一番低かったのが平成17年の約2%というものがありましたが、そこからは合格率が上がっており、過去5年間で見ると、平均10%程度の合格率になっています。

行政書士の受験者の多くは30代

行政書士の受験者と合格者で最も多いのが30代です。その次に20代そして、40代となっています。このことから、社会人生活を営みながら行政書士の資格を取得している方も多くいるということが分かります。 そのため、社会人生活を営みながら取得する事の出来る難易度の試験であることも分かりますね。 (参考)https://shikakutimes.jp/gyousei/548

行政書士の試験で肝心なのは勉強の仕方とスケジュール管理

行政書士の資格で重要なのは、勉強の仕方とスケジュール管理です。社会人生活を営みながら、隙間の時間や休日の時間を活用して行政書士の資格を取得する方が多いと思います。 そのため、効率の良い勉強の仕方と1か月や1週間などの中短期的なスパンでどのように勉強をしていくかやどの分野について勉強をするかなどについて、考えながらやっていかなければなりません。 そうしなければ、社会人生活をしながら行政書士の資格の取得は難しいです。

行政書士の資格の取得は社会人をしながらでも可能

最後になりますが、行政書士の取得の難易度は高いことは間違いありません。そのため、多くの勉強時間を要する資格です。 ですが、社会人として毎日働きながらでも、時間管理と勉強のやり方さえ、間違えなければ1年間で取得することができる資格です。今後のキャリアアップや将来独立などを考えている方にもぜひとも、挑戦してみていただきたい資格の一つです。 最近では通信教育で受けられる講座などもあるので、気になる方は探してみてください。Brush up!」なら講座の比較もできるので、調べてみるといいでしょう。

行政書士の資格をとろう!

この記事のまとめ
  • 行政書士は法律上必要な行政手続きを代行する職業
  • 公認会計士や弁護士と比べると難易度は低いが、合格率は10%程度と低くなっている
  • 受験者は30代が最多で、独学合格も可能。不安な方は対策講座を探してみましょう

行政書士は、司法書士や弁護士のような法律系の資格で士業と言われる資格です。2つの資格に比べて難易度が低いイメージのある資格ですが難易度は低いとはいえないでしょう。 また、行政書士は独立開業できる資格の一つです。ぜひ挑戦してみましょう!

初回公開日:2017年01月17日

記載されている内容は2017年01月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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