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英語の資格の種類・用途別にみる資格20種・自宅で受ける資格

資格・検定

英語という言葉は年々日本人にとって大切になっていきます。そんな英語力を身につけたとい証である資格。皆様は何種類あると思いますか?今回は英語の資格の種類一覧+難易度比較+仕事に役立つおすすめの英語資格を詳しく紹介していきます。

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英語の資格について

英語の資格について

自分の英語の習熟度を知るために使えるもの、それが英語の資格試験です。しかし、英語の資格試験といっても種類が多く、何を受けたらよいのかわからない、という方も多いでしょう。自分にはどれが合っているのかわからない、そう考えている方に、見極めて欲しいのは、「何のために受けるのか」です。 今回は用途別におすすめの英語の資格試験を紹介します。ぜひ、利用目的に合った英語の資格を選ぶ際の参考にしてください。

資格の種類

資格の種類

それぞれ特徴があり、学生向きのもの、社会人向きのもの、海外移住者向きなどさまざまなものがあります。総合的な英語力を測るもの、専門的な英語力を測るものなどもあり、それによって試験内容も日常会話が中心のものや、ビジネス英語が中心のものなどがあります。 以下に用途別に、代表的な英語の資格試験を紹介します。

学校・留学にやくだつもの

留学に際して、英語力を測る資格には2種類あり、日本国内側で生徒・学生の英語力を把握するものと、留学先の国で英語力を把握するものがあります。 日本国内側で英語力を把握する場合には、国内で一般的な英語資格(英検・TOEICなど)が使える場合が多いですが、留学先での英語力の測定は、留学先によって異なることがあります。また、高校や大学など、留学のタイミングによっても必要な英語資格が異なる場合があります。

入試に役立つ

高校や大学など、国内の学校や入試で役立つ英語資格を持っていると、入試の一部が免除になったり、入学後の授業や講義が申請によって一部が免除になることもあります。 資格を持っておけば試験に向けて他の強化に集中できるなど、場合によってはメリットが大きく取れるため、学校ごとの取り扱いを確認しておきたいところです。

就職

外資系企業はもちろんですが、日系企業も近年では英語能力を示す資格の提示を求めるところが増えています。外国企業とのかかわりがなさそうな職種でも、仕事の一部を国外に外注していることもあり、英語でのやり取りが必要になることがあります。

キャリアアップや転職

就職後の昇進にも英語能力を示す資格を必須としている企業が増えています。また、家族の転勤などで退職する場合、翻訳や通訳の資格を持っていると、自営業で仕事をする選択肢が生まれます。難易度が高いですが、メリットが大きいので考えてみても良いでしょう。

【用途別】英語の資格一覧と特徴

【用途別】英語の資格一覧と特徴

一口に「英語の資格」といってもたくさんあります。上で述べた用途別に、メジャーなものからマイナーなものまで以下に紹介していきます。目的に応じて必要な資格やその特徴を確認してみましょう。

留学に役立つ英語の資格の特徴

留学に役立つ英語の資格の特徴

高校や大学、語学学校、コミュニティ・カレッジなど、留学のスタイルも多様であれば、必要とする英語能力が異なるため、英語資格の内容も異なっています。 マークシートで英語の基礎知識について問う資格、エッセイ(英語小論文)を試験に含んでライティング能力を問う資格など資格試験の内容が異なります。留学先や留学エージェントなどに確認して、必要な資格を受験しましょう。

特徴1:TOEFL

Educational Testing Service (ETS)による、大学留学用試験です。テスト内容は、Reading, Listening, Speaking, Writingから成り、認可されたテストセンターで受験する必要があります。 PBTとiBTの2種類あり、PBTは紙媒体で受験するテストで、iBTはインターネットで受験するテストです。PBTはインターネットがない地域でも受験できる方法です。

特徴2:TOEIC

TOEICはETSが開発・制作し、日本ではその実施・運営を国際ビジネスコミュニケーション協会が行っています。一般的に使用されるListening & Reading Testのほかに、 Speaking & Writing Tests, Speaking Test, Bridge Testの4種類あります。 TOEICは日本国内で英語力を測る用途で一般的に用いられるため、留学のためにTOEICを受けることが多いです。

特徴3:IELTS

ブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同で保有する試験で、日本ではその実施・運営を日本英語検定協会が行っています。 留学や研修のために英語力を証明できるほかに、イギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請にも使用できる試験です。 アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類あります。

特徴4:ケンブリッジ英検

ケンブリッジ大学英語検定機構が保有する試験で、日本ではその実施・運営をケンブリッジ英語検定事務局および株式会社ジャスティーが行っています。 日本ではCPE/CAE/FCEの3種類が受験可能で、有効期限のない資格です。試験内容は、Reading and Use of English, Writing, Listening, Speakingの4部からなります。

学校や大学入試で役立つ

学校や大学入試で役立つ

留学しない場合でも、国内での英語学習や大学入試に役立つ資格試験について見ていきます。資格によっては入試の一部や講義の一部を免除する大学があるため、よく確認してみましょう。

特徴1:英検

日本英語検定協会による検定試験で、5級から1級まであります。こちらも有効期限のない資格です。マークシートの筆記試験に加えて、3級以上は面接の2次試験があります。 保有している資格の級によっては、一般教養課程の英語の講義が免除される大学もあります。また、英検1級の資格を保有していると、通訳案内士試験の一次試験の一部が免除されるというメリットもあります。

特徴2:TEAP

上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した検定試験で、大学での学習や研究に必要なアカデミックな場面を想定した英語能力を判定する資格試験です。 試験内容はReading, Listening, Writing, Speakingの4技能で構成されており、合否ではなくスコアで判定する試験です。推薦やAO入試を中心に入学試験に採用している大学もあります。

特徴3:IELTS

日本英語検定協会が運営する資格試験です。留学に役立つ英語資格の一つですが、高校から大学入学にかけての語学力測定にも役立ちます。 採点結果は合否ではなく1.0から9.0のバンドスコアで示されます。試験内容はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つからなり、合計で2時間45分の試験です。

就職に役立つ

就職に役立つ

グローバル化によって企業の多くは海外の企業や工場と取引するようになり、どのような職種でも英語を使う機会が少しずつ増えています。そのため英語の資格を持っていることは当たり前になりつつあり、企業によっては入社後に全員一斉に試験を受けることもあります。 また、キャリアアップ、転職に役立つ資格についても紹介します。さらに難易度が上がっていくと、翻訳や通訳など、ゆくゆくは独立も可能な資格についても紹介します。

特徴1:TOEIC

社会人の間ではTOEICのスコアで英語力を測ることが一般的になりました。一般的に使用されるListening & Reading Testのほかに、 Speaking & Writing Tests, Speaking Test, Bridge Testの4種類あります。 試験内容にはビジネス用語やビジネスシーンを想定した会話も多く出題されます。入社や昇進の基準としてスコアを定めている企業もあります。

特徴2:観光英語検定

全国語学ビジネス観光教育協会による資格です。一般英語とは異なり、接客としての英語や、国内外の文化、地理、歴史の知識も問われます。 試験内容は筆記試験とリスニング試験に分かれ、3級から1級まであります。全級を通して、観光関連の専門用語が出題されるのはもちろん、海外におけるマナーや習慣の違い、国際的な常識までカバーされます。そのため観光業だけでなく、英語圏の出張者を受け入れる際などにも有用と言えます。

特徴3:小学校英語指導資格

小学生に英語を指導する技能を持つ民間の指導者の育成・認定を目的とした、小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)による資格です。資格の取得には、基本的には指導経験時間が必要ですが、英会話スクールや家庭教師などの経験も指導経験時間に含みます。 この資格は試験ではなく、J-SHINEの認定を受けた登録団体が主催する指導者養成講座を修了し、その団体より小学校英語指導者として推薦を受ける必要があります。

特徴4:通訳案内士

正式名称を「全国通訳案内士」と言い、観光庁の代行で日本政府観光局が試験を実施する国家資格です。 平成30年1月4日に施工された改正通訳案内士法で、有償で通訳案内業務をするためには全国通訳案内士の資格は必要なくなりました。しかし、幅広い知識や教養をもって日本を紹介できることを示す資格のため、今後も通訳案内業務をする上では必須の資格と言えそうです。

特徴5:GTEC

ベネッセの英語4技能検定です。「小学生からの英語検定(GTEC Junior)」、「大学入試に活用できる英語検定(GTEC)」、「海外留学・就職に役立てられる検定(大学生・社会人向けGTEC)」の3種類があります。 基本的には会場で受験する必要がありますが、幅広いレベルに合わせて受験可能で、かつ、Reading, Listening, Writing, Speakingの4技能を受けられます。

キャリアアップ その他

キャリアアップ その他

手に職をつけて独立が可能になるような英語の資格や、企業での昇進に役立つ資格を集めました。難易度の高い資格が多くなってきますが、それだけ合格できる人数が少ないため、持っているだけで優位に立つことができます。将来に備えて勉強して取得したいところです。

特徴1:JTFほんやく検定

日本翻訳連盟による翻訳能力を示す資格で、インターネットによる在宅受験が可能です。基礎レベル(4級・5級)と実用レベル(1~3級)があり、実用レベルは日→英、英→日の2科目があります。実用レベルは単一の試験の評価によって不合格か、1~3級の取得が決定します。 1級、2級を取得した場合、JSA翻訳者登録制度(日本規格協会 翻訳者評価登録センター)への翻訳者登録の申請に役立てられます。

特徴2:JTA公認翻訳専門職

日本翻訳協会による翻訳能力を示す資格で、こちらもインターネットによる在宅受験です。翻訳文法技能試験、翻訳IT技能試験、翻訳マネジメント技能試験、翻訳専門技能試験の4試験に合格し、その後の翻訳経験2年以上の実績審査に通ることで取得できます。 翻訳技能そのものだけでなく翻訳業に関わる周辺の技能を問う試験であるため、自営業を考えている人に合った資格と言えます。

特徴3:工業英検

日本工業英語協会による資格です。科学技術に関わる英語力を評価する資格で、レベルは工業高校程度から工業英語を指導できる者まで4級~1級があります。 試験内容は、3級・4級はマークシート試験のみで、準2級はマークシートと記述を含み、1級・2級は記述式による英文和訳・和文英訳を含みます。科学技術に関わる英語力を評価する国内唯一の資格のため、翻訳者や会議通訳者など、プロフェッショナルが多く受験しています。

特徴4:国際連合公用語英語検定試験

通称「国連英検」と呼ばれるこの試験は外務省が後援しており、日本国際連合協会が主催しています。E級から特A級まで6レベルあり、中学修了程度から国際的に通用する知識・情報を問われるレベルまで幅広く設定されています。 コミュニケーション能力を重視した試験で、A級以上は2次試験として面接試験があります。特A級の2次試験では、元外交官や大学教授などが試験官として参加し、より深い議論を試験として行います。

特徴5:日商ビジネス英語検定

「商工会議所の検定試験」と銘打たれたこの資格は、3級~1級からなる検定で、就職前から海外取引の豊富な実務経験を持つまでのレベルが設定されています。 ビジネスに特化し、Writingを重視した試験内容です。1級以外は終了後すぐに合否が出るため、短期間に複数レベルを受験することが可能です。

オンラインで英語の実力を測る資格

オンラインで英語の実力を測る資格

ここまで用途別に英語資格を述べてきましたが、「単純に自分の能力を自分で把握したい」という場合には、便利なオンライン受験の英語資格を検討する価値があります。 オンラインで受験できる英語資格にはどのようなものがあるでしょうか。いくつかは上の用途別でも述べましたが、その他にもあるオンライン受験の英語資格について見ていきましょう。

特徴1:CASEC

特徴1:CASEC

日本英語検定協会が基礎開発し、教育測定研究所が開発・運営している能力判定テストで、一部の海外インターンシップにも採用されています。 試験時間が平均で40~50分と短時間なこと、試験終了後すぐに結果が表示されること、オンラインでいつでも受験可能なことから、手軽に自分の英語能力を把握できます。スコアもTOEICスコア目安とTOEFLスコア目安、英検級目安が表示され、一般的な尺度での能力目安が分かります。

特徴2:BULATS

特徴2:BULATS

日本英語検定協会による、グローバルビジネスで求められる英語力を測定する資格です。オンラインテスト形式により、場所も時間も選ばずに受験が可能です。 テストは3種類あり、Reading & Listening、Speaking、Writingがあります。Reading & Listeningは受験後その場でスコアを確認できるほか、SpeakingとWritingも2週間程度でスコアが知らされます。

英語の資格にチャレンジしよう

英語の資格にチャレンジしよう

一口に「英語の資格」といっても基礎的なものから専門的なものまで幅広くあり、それぞれに特徴がありました。まずは自分の英語能力を把握することから、もしくは、独立を目論んで手に職をつける資格試験を、思い切ってチャレンジしてみましょう。

入試・就職に役立つ資格

今回は英語に絞って資格について紹介してきましたが、以下は英語に限らず、入試・就職に役立つ資格について紹介した記事です。英語の資格と併せて、参考にしてみてください。

転職に有利になる資格を知っていますか?

転職を有利に進めるために資格を取得する方が多いですが、資格を取得してから転職活動をしようと考えてはいないでしょうか。 ・取得した資格が希望の職場や職種で有利に働かなかった ・転職の場合は資格以外にも必要なスキルや経験があった ・取得した資格以外にも実は取得したほうがいい資格があった 転職活動を始めてから気づいて後悔することもしばしば。事前に防げる後悔をする前に、転職エージェントへ「転職のために必要な資格は何か」を相談することをおすすめします。 中でも「doda(デューダ)エージェント」は、国内最大級の転職支援数があるため、企業が求めている資格やスキルを正確に教えてくれますよ。無料で相談できます。

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