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会社を休む際に使える理由|注意点や伝え方・手順も併せて紹介

更新日:2024年10月11日

メール・手紙

社会人の方の中には、一度でも「病気じゃないけど会社を休みたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。この記事では、会社を休む際に使える理由や休みたいと伝える時の手順、注意点を紹介しています。会社を休む際に使える理由を知りたい方はぜひ参考にしてください。

マンションなどの集合住宅では、「○月○日に火災報知機の一斉点検をしますので、立ち合いをお願いします。」などといった手紙が入ることがあります。生活に必要なライフラインの点検や工事の立ち合いも事前に休む理由となるでしょう。 立ち合いは入居者が安全に過ごすために必要なことですし、日程をずらしてもらうことが難しい場合が多いため、理解されやすい理由の一つです。 「○月○日にマンションで設備の一斉点検が予定されています。いつ自分の順番が回ってくるか分からないため、一日お休みをいただけないでしょうか?」などと伝えて、有給休暇を取ると良いでしょう。

定期健診

持病や定期健診は事前に会社を休む理由になります。 特に、大学病院や総合病院での健診は事前に予約を取って、指定された日時に向かうのが一般的ですから、理解されやすいでしょう。また、自治体が開催している健診も日時があらかじめ決まっているので、事前に休みを取っておく方が良いです。 「○月○日に定期健診のため病院へ行きたいのですが、休みをいただいてもよろしいでしょうか。」などと上司に伝えます。 また、気になる症状があり病院に行きたい場合も、事前に「以前から○○の症状が気になっていたため、病院に行こうと思っています。○日に休みをいただけないでしょうか?」などと伝えて休みを貰うと良いでしょう。

当日・前日に会社を休む際の注意点は?

誰もが体調不良や急用で休みを取らなければいけない状況になるでしょう。休みを取ることは悪いことではありませんが、休みの伝え方や休み中の行動には注意点やマナーがあります。 休みの伝え方や休み中の行動を間違えてしまえば、上司や同僚からの信用をなくしてしまうことになるでしょう。「休み明けに出社したら周りの反応が冷たかった」といったようなことにならないように、注意点やマナーを守るようにしてください。 ここからは、当日・前日に会社を休む際の注意点を5つ紹介していきます。休みを伝える前にしっかり確認しておきましょう。

メールやLINEでの連絡はNG

「直接、休みたいと言えない」「嫌味を言われたらどうしよう」などといった思いから、メールやLINEで休みの連絡をしたいと考える人もいるでしょう。 しかし、メールは読んでもらえたか分かりませんし、相手が気づかなかった場合、無断欠勤扱いされてしまう心配があります。LINEには既読機能がありますが、誤操作で既読がついてしまう可能性もあるでしょう。休みの連絡は、電話でするのが基本で、メールやLINEはNGです。 ただし、就業規則などでメールやLINEでの欠勤連絡を推奨している会社もあります。特別な指示がある場合は、会社の指示に従いましょう。

上司に伝える

当日や前日に急に休まなくてはいけなくなった場合、「上司には言い出しにくい」「怒られないかな」などと考えて、仲の良い同僚や言いやすい先輩に伝言を頼もうとする人もいるかもしれません。 休みたいという意思を伝えるのは、人員や業務を管理、指揮する立場にある直属の上司です。上司以外の人に休むことを伝えるのはマナー違反ですからやめましょう。 もし上司以外の人が電話に出たら、上司に取り次いでもらい、直接、伝わるようにしましょう。また、上司が休みの場合や出張や会議で不在の場合には、次のポジションの人に伝えるのがマナーです。

具体的な理由を伝える

会社を休むという連絡を当日や前日にする場合、具体的な理由を伝えることが大切です。 ただ、「休みます」と伝えただけでは相手はあなたの状況を分からず、ズル休みではないかと疑われてしまいます。 体調が悪いなど出勤できない理由があるのにもかかわらず、理解してもらえず休みを取ることを拒否されてしまう可能性があるでしょう。 また、ズル休みではないかと疑われた場合、これまで築いてきた信頼を失ってしまう可能性もあります。休んだ後に出勤したら、周りの態度があからさまに変わって働きづらくなるということも考えられるでしょう。 たとえ嘘の理由であっても、休む理由を具体的に説明できるように準備しておく必要があります。

何度も同じ理由で休まない

何度も同じ理由で休まないということも重要です。 繰り返し同じ理由で休みを取るとだんだん、嘘ではないかと思われ、上司や同僚から不信感を抱かれてしまうことになります。短期間で複数回休まなければいけない場合は、違う理由を考えておくようにしましょう。 また、ある特定の日や曜日に休むことも、嘘ではないかと疑われてしまう行為でしょう。例えば、連休明けに頻繁に休む、月初や月末に休むといったことです。 もし、特定の理由で頻繁に休まなければいけない場合や特定の日に休みが多くなってしまう事情がある場合には、事前に説明し理解してもらっておくことが大切でしょう。

SNSへの投稿などは注意する

事情は何であれ、前日や当日に急に休みを貰った場合は、SNSへの投稿や「いいね」などのアクションを起こすことは控えた方が良いでしょう。 例えば、体調不良で休んだ人がSNSに投稿していることやアクションを起こしていることを上司や同僚が発見してしまうと、仮病やズル休みを疑われ、信頼をなくしてしまいます。 本当に体調不良で休んでいた場合でも、体調が回復して出勤したら「SNSに投稿する元気はあるんだ」などと嫌味を言われてしまう可能性もあるでしょう。 疑われたり、嫌みを言われたりして、不快な思いをしないためには休みを貰った日のSNSへの投稿などは控えるのが無難です。

会社を休みたいときの対処法は?

ここまで、当日・前日・事前に会社を休む理由について見てきました。特別な理由がある場合は、それをしっかりと上司に伝えて休むことが大切です。 しかし、体調不良や急な用事など特別な理由がないのに、何となく会社を休みたいと思ってしまうことがあります。 「理由がないのに休みたいと思うのは良くないことと」考えて、無理して出勤する真面目な方もいるでしょうが、休みたいという気持ちに従い、休みを取ることは悪いことではありません。 ここからは、特別な理由はないのに会社を休みたいと思ったときの対処法について紹介していきます。

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初回公開日:2017年01月16日

記載されている内容は2022年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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