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会社を休む際に使える理由|注意点や伝え方・手順も併せて紹介

更新日:2023年11月10日

メール・手紙

社会人の方の中には、一度でも「病気じゃないけど会社を休みたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。この記事では、会社を休む際に使える理由や休みたいと伝える時の手順、注意点を紹介しています。会社を休む際に使える理由を知りたい方はぜひ参考にしてください。

家族の体調不良

自分だけでなく、家族の体調不良も当日会社を休む理由になります。 子どもが体調不良になった場合、病院に連れて行ったり、自宅で看病したりする必要があるため、家族の誰かが休みを取らなくてはいけません。 また、同居の両親やパートナーなどが体調不良で病院への付添が必要になった場合や看病しなければいけない場合も休みを取っても問題ないでしょう。 「朝から子どもが発熱しているため、病院に連れて行きたいと思っています。急で申し訳ありませんが休みをいただけないでしょうか?」と連絡してください。 なお、家族が病気で休む場合、本人の体調を心配する上司もいます。休み明けに、休みを貰えたことへのお礼とともに自分の体調が問題ないことも伝えると良いでしょう。

事故

当日になって会社を休まなければならなくなった理由に、事故もあります。 出勤途中に自分が事故の被害者や加害者になることもありますし、事故の目撃者となり怪我人の救護や警察への対応が必要になることもあるでしょう。また、同居している家族などが事故に遭い休まなければならなくなる可能性も十分に考えられます。 事故が理由で休む場合、「事故に遭ったので休みを貰えないでしょうか?」とだけ伝えるのでは不十分です。「誰がどこでいつ事故に遭ったのか」「どのような状況か(怪我の具合など)」をきちんと伝えて、休みを貰うようにしましょう。

カギや財布等が見つからない

カギや財布等が見つからないという内容も、当日に会社を休む理由になります。 カギが見つからない場合、カギをかけずに家を離れることはできませんし、見つからなければカギを交換する必要性が出てくる可能性もあるため、当日休む理由として受け入れられやすいでしょう。 また、財布が見つからない場合、遺失届出書を警察に提出しなければいけませんし、クレジットカードの停止手続きが必要になるため、理解してもらえる可能性が高いです。 カギや財布が見つからないという事実を伝えるとともに、「自分の不注意で皆さんにご迷惑をおかけし、申し訳ありません。」という一言をつけて、休みを貰うようにしましょう。

前日に会社を休む理由

次に、前日に会社を休む理由について紹介していきます。 前日に休むことが分かった場合も、なるべく早く「休みたい」という意思を伝えることが重要です。自分が休める段取りを組み、業務や他の人に係る負担や迷惑が最小限になるように努力しましょう。できれば、休みが確定した時点で上司に対面で伝えるのがベストです。 しかし、上司が出張や会議などで不在の場合や帰宅後に休むことが分かる場合もあります。このような場合は、電話もしくはメールでなるべく早く休むことが伝わるようにしましょう。決して、翌日に持ち越すようなことはしないください。

昨日からの体調不良による通院

就業中に体調が悪くなった場合や帰宅後に体調不良が分かった場合で次の日の出社が難しく病院へ行きたい場合には、前日に休みたいことを伝えておくことができます。 前日に休みを伝え、当日にも体調が悪く予定通り病院を受診することや病院を受診した結果をきちんと伝えることで丁寧な印象を与えられるでしょう。 「帰宅後、体がだるいと感じて熱を測ったら38度ありました。明日の朝になっても熱が下がらないようであれば、朝一で病院を受診したいと考えています。遅刻させていただいてもよろしいでしょうか?」と前日に伝えておきます。 「体調が回復していないため、病院を受診したところただの風邪という診断でした。申し訳ありませんが、まだ熱が下がっておらず、めまいもしているため休みをいただいてもよろしいでしょうか?」と病院受診後に伝えると理解されやすいでしょう。

家族の看護

前日に会社を休みたい場合の理由として、家族が病気や怪我で看病が必要になったという内容もあるでしょう。 先ほども紹介したように1人で病院に行くことができない子どもや付き添いが必要な家族の看病を理由に休むことは問題ないことです。 「数日前から同居する母が体調を崩しており、今日、病院を受診したところ、明日から検査入院することになりました。付き添いできる人間が私しかいないため、明日、休みを頂けないでしょうか?」などと伝えます。 「自分が付き添わないといけない」「付き添いを頼まれた」ということを伝えることでスムーズに休みがもらえるでしょう。また、次回出社した際に状況の報告や休みを貰ったことへのお礼を伝えるようにしてください。

お葬式への参列

前日にお葬式への参列が決まったら、分かった時点で上司に伝えるようにしましょう。 「急で申し訳ありませんが、本日〇月〇日に叔母が亡くなったと連絡がありました。通夜と告別式に参列したいと思いますので、明日から2日間、お休みをいただけないでしょうか?」などと伝えます。 遠方に住んでいる親族のお葬式に参列する場合、数日休みが必要になる場合もあるでしょう。何日ぐらい休みが欲しいか事前に伝えておくことも大切です。 また、家族や身近な親族が亡くなった場合、「忌引き休暇」が取得できる可能性があるため、自分と亡くなった方の間からもきちんと伝えるようにしましょう。なお、香典や弔電を送る慣習がある会社もあります。お葬式の日時や式場も伝えるようにしてください。

身内が危篤状態

身内が危篤状態で付き添いたいということも、前日に会社を休む理由になるでしょう。 「急なことで大変申し訳ございませんが、先ほど親戚が危篤状態という連絡がありました。小さい頃からお世話になった方のため、病院へ向かいたいと思っています。明日、休みをいただけないでしょうか?」などと伝えます。 詳しい病状を伝えることなく、「危篤状態」とだけ伝えるだけで、相手は理解してくれるでしょう。病状を気にする方もいると思いますので、次に出社した際に休みを貰えたお礼とともに、詳しい状況を報告するのを忘れないでください。

日常生活に大きな支障が出るトラブル対応

前日に会社を休む理由に、日常生活に大きな支障が出るようなトラブルへの対応があるでしょう。 日常生活に大きな支障が出るトラブルには、水回りの故障やガス漏れ、雨漏り、窓ガラスの破損などがあります。このようなトラブルを放置しておくことは危険ですし、夜の間に解決できない場合も多いです。トラブル対応が必要になった場合は、事前に伝えておきましょう。 「自宅に帰ったらガスの臭いがしたため、業者に連絡したところガス管の破損が確認されました。休みの日に対応したかったのですが、放置するのは危険であると説明されたため、明日○時に対応したいと言われました。急で申し訳ありませんが、明日お休みをいただいてもよろしいでしょうか?」といったような伝え方をしてください。

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初回公開日:2017年01月16日

記載されている内容は2022年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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