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転職で給料が上がる場合と下がる場合・給料交渉のタイミング

転職事情

転職をして給料を上げるには、どうすれば良いのでしょうか?このページでは、転職と給料の関係性をテーマにして、転職して給料が上がるケースと下がるケースについて考察しています。また、給料交渉についてもまとめているので、ぜひ参考にどうぞ。

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転職したら、給料は上がる?下がる?交渉する際のマナー

今回は、転職と給料の関係性に注目して、転職して給料が上がる場合や下がる場合、また転職先企業が提示した条件などに満足できない場合の交渉の仕方などをご紹介していきます。

転職して年収が上がる場合

早速、転職して年収が上がるのは、どのようなケースなのか、見ていきたいと思います。 前職で、極端に収入や給料が低かったという方は勿論、やはり転職して給料が下がるのは、避けたい所ですよね。 どのような場合、転職で年収が上がるのか、パターンやケースをご紹介していきます。

年齢によるチャンス

転職して給料が上がりやすい条件の1つとして、年齢が挙げられます。 個人のスキルや技術力が大切なのは勿論ですが、転職時の年齢も、転職後の給料に大きな影響を与えると言われています。 「doda(※1)」が掲載している、6000人の転職者のデータを元にした情報によると、転職して年収がアップした人が最も多かった年齢は、28歳(※1)だったそうです。 また、29歳(※1)や27歳(※1)も多く、20代後半は、特に転職で年収が上がりやすい時期と分析しています。

業界の変更

また、転職を機に、これまで働いていた業界から、新しい業界へと乗り換えることで、給料が上がるケースもあるようです。 前職でどのような業界で働いていたか、また転職後はどのような業界で働くかによっても異なりますが、金融業界やコンサルティングファーム、医療業界などは、転職によって特に給料が上がりやすいと言われています。

転職先の企業の業績に注目する

転職をする際に、業績に注目して志望企業を選ぶのも、給料アップの1つのポイントです。 転職をする際、業界でも特に知名度や業績が高い、大手企業に転職をすると、給料や年収が大幅に上がる可能性があります。 また、現時点では業界トップと言えなくとも、業績を伸ばしている企業も、転職後に給料アップのチャンスがあると言われています。 勿論、成長途中の企業は、安定性がない為、将来的に業績が伸びたり大手企業になったりするかは、確かではありません。 その為、しっかりと業界や企業について調べたり情報収集をしたりした上で判断することが大切です。

転職して年収が下がる場合

では、より良い生活を夢見て転職したものの、前職よりも給料や年収が下がってしまうケースには、どのようなものがあるのでしょうか? 転職した際に、給料や年収が下がりやすい状況や条件などについて、考えていきたいと思います。

転職理由が前向きでない

転職することで給料や年収が下がる原因の1つとして、転職の理由が前向きでない場合が多いと言われています。 特に明確な理由がなく転職してしまったり、後先考えずに感情を優先して仕事を辞めてしまったりすると、ネガティブな転職理由と見做されます。 また、企業側からの印象だけでなく、精神的にも、先の見えない生活から、あまり納得できる条件でなくとも、内定欲しさに転職先を決定してしまう可能性も。 このような理由から、ネガティブな理由での転職、特に後先考えずに仕事を辞めてしまった場合は、転職をしても給料が下がる可能性があると言われています。

初めての職種・業界への転職

上記で、転職によって業界を変えることで、給料や年収が上がる可能性があるとご紹介しましたが、場合によっては給料が下がることもあります。 前職と異なる業界へ転職する場合、ほとんどが初めて仕事をする業界になると思います。 その為、転職後は初心者として扱われることが多く、給料が前職よりも低くなってしまう可能性もあるのです。

労働形態の変更

また、転職を機に労働形態を変更した場合は、給料が下がる可能性があります。 前職ではフルタイムで働いていたものを、転職を機に時短労働などに切り替えた場合は、労働時間が短くなる為、給料も下がる可能性が高いと考えられます。 前職が残業の多い職場だった場合も、給料が下がる可能性はあります。 転職後の企業が残業の少ない職種や職場だと、残業時間が短くなり、残業代が少なくなる為、給料が下がるかもしれないというわけです。

納得できない条件の場合は、交渉を

もし転職をして、志望企業が提示した給料の金額や労働条件が納得できない場合は、少しでも高い給料を得たいのであれば、交渉することをおすすめします。 採用をしてもらう立場であることを考えると、なかなか交渉や意見を企業に言いにくいという方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、採用する企業の方が立場が偉いということは、決してありません。社員と企業の立場は対等ですし、転職がかかっているからと言って、社員が立場を低くする必要はないのです。 もし、企業側が提示した条件が納得できないものだったり、給料が安かったりした場合は、しっかり相談するようにしましょう。

転職後の給料を交渉するポイント

志望企業が提案した条件や給料の金額に納得できない場合は、交渉することをおすすめしましたが、「なかなか言い出せない」「どのように言えば良いかわからない」という方も、少なくないと思います。 そこで今度は、給料などの条件について、志望企業に交渉する場合のポイントなどをご紹介していきたいと思います。

現在・前職の収入は、額面を正直に話す

もし面接官に現在・前職の給料を尋ねられたら、額面をしっかり答えた方が良いでしょう。残業手当やボーナスなどの割合が多い場合は、基本給と残業手当、ボーナスなどを分けて、それぞれいくらくらいか伝えることをおすすめします。

年収アップについて尋ねられたら、パーセンテージで伝える

もし、面接官から、「転職後はどれくらい給料をアップさせたいか?」といった質問をされたら、自分の要望はしっかり伝えるようにしましょう。 また、「〇〇円くらい」などと金額で答えるよりも、「今の収入よりも〇%くらい」など、パーセンテージや割合で回答することをおすすめします。

福利厚生は含めない

自分が現在・前職の年収を伝える際も、相手から転職後の給料などを伝えられる際も、福利厚生の手厚さや充実度は、給料とは切り離して考えることをおすすめします。 福利厚生は、あくまでも社会や企業が社員の生活をサポートする為の制度・システムであって、給料とは全く異なるものです。 福利構成の手厚さや充実度は、金額に変換するなどせず、給料の交渉にはあまり持ち込まないことをおすすめします。

給料交渉のタイミング

面接中に企業側から給料に関する話をしなかった場合、自分から交渉を切り出す必要があります。どのようなタイミングで交渉を行うのがベストなのでしょうか? 「リクナビNEXT(※2)」が企業の人事担当者100人を対象に取ったアンケートによると、58.6%(※2)もの担当者が、「一次面接時(※2)」と回答したそうです。 つまり、半分以上もの担当者が、一次面接で給料交渉をすることをベスト、またはそういうものだと思っていると読み取ることができます。 特に、一次面接の後半に切り出すのが良いと言われています。 自分と同じくらいの年齢やキャリア、技術や資格を持つ人が、志望企業ではどれくらいの給料で働いているか尋ねることで、交渉を切り出すと、話しやすいですよ。

内定後・メールでの給料交渉について

上記で、給料交渉は一次面接の後半に切り出すのが良いとご紹介しました。 しかし、もし一次面接で交渉する機会を逃してしまった場合、どうすれば良いのでしょうか? 上記でもご紹介したように、半数以上の人事担当者は、一次面接で給料交渉をすることをベストとしています。 一次面接以外の場合は、最終面接が13.8%(※2)、次いで三次面接が10.3%(※2)となっており、一時面接に続くベストなタイミングとされています。 内定後の給料交渉がベストとしている人事担当者は、6.9%(※2)となっており、やや少なめ。内定後でも給料交渉をしてはいけないわけではありませんが、なるべく内定前の段階で済ませておいた方が、スムーズに話が進むかもしれません。 また、対面で直接給料交渉について切り出すのは、話しづらいという方も、いらっしゃるかと思います。 しかし、上記でもご紹介したように、一次面接時や最終面接時、三次面接時の給料交渉をベストとする人事担当者が多く、「その他」と答えたのは7.0%(※2)となっています。 企業にとっても自分にとっても重要なことですし、相手から給料に関するメールが送られてきたり、どうしても交渉のチャンスがなかったりした時以外は、なるべく面接などの場で直接話すことをおすすめします。

転職をして、目指せ給料アップ!

いかがでしたでしょうか?今回は、転職と給料の関係性に注目して、さまざまな情報をご紹介しました。 転職は、人生にとって大きな節目となる出来事です。せっかくなら、転職後の人生がより良くなるよう、給料アップを狙いたいところですよね。 転職をして給料を上げる為には、志望する業界や企業をよく選んだり、関連する情報を念入りに集めたりと、しっかり準備をする必要があります。 また、時には、志望企業と交渉をすることも大切です。 転職で給料アップをめざすには、何かと大変なこともありますが、より充実した未来の為にも、下調べや交渉を怠らないようにしましょう!

※2:58.6%・一次面接時・13.8%・10.3%・6.9%・7.0%

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