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「拝見させていただきます/ました」の意味・正しい使い方

初回公開日:2016年11月07日

更新日:2018年04月05日

記載されている内容は2016年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

ビジネススキルとして欠かせない「敬語」ですが、みなさんは「拝見させていただきます」という敬語を聞いて、どんな印象を受けますか?日頃から耳にする至って普通の敬語だと感じる人が多いと思います。はたして「拝見させていただきます」が正しい敬語表現なのでしょうか?

ここでは、間違いやすい敬語の正しい使い方にいついて考えていきたいと思います。中でも特に間違いやすいの敬語の一つが「拝見させていただきます」。 今回は、「拝見させていただきます」という表現を取り上げてみましょう。 みなさんもよく耳にすると思います。はたして「拝見させていただきます」は正しい敬語表現と言えるのでしょうか?

「拝見させていただます/ました」は場合によって失礼な表現になる

「拝見させていただきます」という言葉は、「拝見」と「いただきます」の両方が謙譲語であるため、二重敬語になってしまいます。一文にいくつも敬語を含んでいるとくどい印象を与えてしまいますし、本来伝えたい内容が相手に伝わりにくくなってしまいます。 二重敬語は本来、間違いなのですが、会社の親しい上司など距離が近い相手には使っても問題ありません。

親しい相手なら二重敬語を使っても問題ない

今では、「おっしゃられる」や「お越しになられる」など二重敬語が日頃からよく使われているため、必ずしも「拝見させていただく」は間違った敬語表現と捉えられることはないです。 社内や親しい上司などには「拝見させていただきます」と使っても良いのですが、取引先などの重要なシーンでは失礼になる場合があるので使うのを控えましょう。

「拝見しました」が正しい敬語

単純に「見た」ということを相手に対して、丁寧にわかりやすく伝えたいのであれば、「拝見しました」と表現するのが最適です。

「拝見しました」と「拝見させていただきました」の使い方のシーンの違い

ここで、上記で述べたことをまとめると、「拝見します/ました」は話相手が目上の方や取引先の方など全般的に使える表現です。そして、「拝見させていただきました」は関係が親しい上司やカジュアルな関係の方に使っても問題ない表現です。

年が近くて、週末も出かける仲の上司との会話シーンの例

上司:この前の書類の確認して欲しいと言ったけど、もうした? あなた:「拝見さしていただきました」⭕️ あなた:「拝見します」⭕️ このシーンは、年が近くて、週末も出かける仲の上司との会話ですのでこの表現方法になります。

自分の学年のクラスの先生との会話シーンの例

あなた:この写真を拝見させていただけませんでしょうか?⭕️ あなた:この写真を拝見させてください?⭕️ 先生:良いですよ。 このシーンは、学校のお世話になっているクラスの先生との会話ですのでこの表現方法になります。

アルバイト面接の面接官との会話シーンの例

面接官:どのように弊社のことを知りましたか? あなた:御社のホームページを拝見しました。⭕️ あなた:御社のホームページを拝見させていただきました。❌ このシーンの会話相手が面接官であるため、目上の方で親しい関係ではないので「拝見しました」と答えます。

相手や場面によって使う敬語の意味を考えよう

相手や場面によって使う敬語の意味を考えよう
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

いかがでしたでしょうか?今回は、「拝見させていただました」の敬語の使い方をいくつか紹介してきました。 敬語は、相手の立場や場面、敬語の本来の意味、相手の受け取り方に注意することで正しい使い方が身につきます。日常的に敬語を使うときから心がけながら過ごし、よりきれいな敬語を使えるようにしましょう。

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よく聞く・間違う敬語を正しく理解しよう

「拝見さしていただきました」の正しい使い方や敬語を説明してきましたが、いかがでしたか? 以下の記事では、よく聞く・間違う敬語の使い方を紹介して紹介しています。 ぜひ、参考にしてみてください!

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