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記憶力を高める方法・記憶力が低下する主な原因

マネジメント

記憶力がなくなった…と嘆いている方、周りにいらっしゃいますか?実は記憶力というものはとても複雑で、それにて特別な場合を除いて自分でコントロールできるのです。今回記憶力を高める方法と記憶力が低下する主な原因を紹介していきたいと思います。

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記憶力を高める方法

記憶力は意識的にコントロール可能

記憶力というと「歳を取ると衰えるから、俺(私)にはもう無理」「個人差があり、俺(私)は記憶力が弱いから無理」のようにネガティブに捉えてしまうことがあります。確かに、歳を老うごとに記憶力が衰えたり、喪失してしまうことはあることは否定できません。 しかし、特別な病気のようなケースを除けば、記憶力はなんと50歳であろうと60歳であろうとコントロールすることができます。

例えば、かなりの記憶量を要求される法律系の資格試験である司法試験や司法書士試験では、ほぼ毎年、必ず、60代以上の合格者が存在します。50代の合格者になればなお一層多くなります。記憶量が年齢などの外的要因によって制約されるなら、毎年のように、莫大な知識が必要な国家試験で合格者が出ていることは説明がつきません。記憶力は意識的にコントロールすることが可能です。つまり、記憶力を意識的に高める方法は存在するのです。

記憶の基礎は反復

「記憶力がよくない」「覚えることができない」という方は、往々にして繰り返すことを続けること、つまり、反復が不足しています。 例えば、英単語について、「3~4回繰り返したけれどおぼることができない」などということを聞くことがありますが、圧倒的に反復量が足りません。 英単語に限らず、なにかを暗記している人は、7~10回程度は繰り返しているのが通常です。 小学校低学年の頃に漢字を覚えたときをぜひ思い出してください。 何度も何度もノートに漢字を書かされたのではないでしょうか。「山」「川」「足」といったわれわれが今になって簡単に書ける漢字をノートに何ページも、しかも、毎日書かされたのではないかと思います。 暗記の基本は小学校低学年の頃のような圧倒的な反復です。少なくとも10回の反復をするということが記憶力の基礎です。

反復+復習が記憶のカギ

次に、(英単語や法律用語などを)やっと覚えたと思っても、「翌日にはすぐ忘れてしまう、俺(私)は記憶力がやはり悪い」と考えられる方もいると思います。 しかし、必死で覚えたものは、忘れるのが当然と考えましょう。ご存知の方も多いかと思われますが、人間の記憶に関する研究結果である「エビングハウスの忘却曲線」によれば、覚えたものは当日中に75パーセントを忘れてしまうという結果が出ています。忘却は人間の本能といっても過言ではありません。 この忘却を止める方法が、復習です。一度必死で覚えたことを当日中、1週間後、1ヶ月後に復習することで記憶の喪失は圧倒的に少なくなるということも、研究で判明しています。 このように、徹底して反復して覚えた後、復習をすることが記憶力を高める方法ということになります。

合理的な理由付け

上述のように、記憶は、反復と復習で自然につくものです。 ただ、これを補強して記憶を強める方法を2つ述べたいと思います。 まず、合理的な理由付けです。これは、納得できる理由とともに覚えると忘れにくくなるというものです。ものによっては一生忘れることができなくすらなります。 例えば、「ウサギとカメのお話で、競争に勝ったのはどちらですか」という質問については、ほぼどなたでも一瞬でカメという答えが出てきます。 しかし、「日本の歴史の事件で、5・15事件と2・26事件で先に起きたのはどちらですか」という質問については、迷ってしまわれる方の方が多いと思います。 ウサギとカメの話は、ほとんどの方が幼少の頃に聞いた話なのにしっかり結論を覚えていて、5・15事件と2・26事件では結論に迷ってしまう傾向がある(なお、先に起きたのは5・15事件(1932年)です。2・26事件は1936年のことです)のはどうしてかといえば、ウサギとカメのお話には強力な理由付けがあるためです。

つまり、ウサギとカメには、生まれ持った才能に寄りかかって怠けているとコツコツ努力をしている人に負けてしまうという教訓が織り込まれています。ウサギとカメのお話は この強力な理由付けとともに覚えているため忘れないのです。むしろ、「結論を忘れろ」と言われても忘れることができないほどといえます。このように合理的な理由付けとセットの記憶は忘れることができなくなります。

感情を伴う記憶

さらに、感情を伴う記憶は忘れないものです。例えば「小学校の時に楽しかった出来事」「中学校の時に悲しかった出来事」「高校の時に腹が立った出来事」というように、感情を伴った事件を思い出してみると良いと言えます。何十年前のことであっても、不思議と詳細に事実関係を覚えているものです。 これは、情動記憶といい、感情とセットで記憶することで忘れることが非常に困難になり、記憶を助けます。

記憶力が低下する原因

病的要因

以上述べましたように、記憶力は、反復と復習を基礎として、理由付けと感情を伴わせることで強くすることが容易にできます。このようにすれば、記憶力を高めることはどなたでも十分可能です。 逆に記憶力が低下する真の原因といえば、認知症、生まれつきの学習障害(LD)などの病的な要因が主要なものです。このような病的要因以外は客観的な理由として記憶力が低下するということはありません。

本気の喪失

ただ、あえて、記憶力が低下する要因を挙げるとすれば、年齢を重ねるなどをして記憶の必要性を感じなくなって行くということを挙げることができます。 つまり、一般的に大学受験を最後として、記憶をするということが人生を左右するようなケースはほとんどなくなります。記憶力を欲する大人の方は、例えば「英語の資格が欲しい」など、主にキャリアアップという動機が強くなるかと思います。 しかし、このキャリアアップということは、「できれば欲しいもの」であって、「取得できないことで人生が決定的に行き詰ってしまう」ということはごくまれでしょう。

つまり、大学受験を最後としている場合が多いため、本気さが欠けてしまっています。 脳は生存に必要ではないという記憶は、基本的に覚えないメカニズムです(元素記号をゴロでなければ覚えにくいのは、受験生の脳ですら元素記号の重要性を感じにくいためです)、記憶力が低下する主要な要因は本気ではないこと、本気が喪失しているということがあります。

記憶力アップに効果的なトレーニング

簡単な反復と復習を再開して自信をつける

以上から、記憶力アップに効果的なトレーニングは、反復と復習をして、記憶ができるということを体感することです。 記憶に自信があり、記憶しなければならない対象がはっきりしている場合には、その勉強の中で反復復習を行うことが効果的です。 一方で記憶に自信がない方は、簡単なことを反復復習をして記憶ができるということを実感されること、つまり、自分に大きな自信をつけることが効果的です。

例えば、小学生・中学生の教材を繰り返してみて、反復と復習で確実に覚えることが出来ることを確認されることです。記憶できるという確かな自信を得ることができます。

記憶力を高めるトレーニングでおすすめのもの

勉強時間記録サイト・スタディプラス

勉強時間やスケジュールを記録することはモチベーションアップに効果的です。 スタディサプリが、2017年1月現在で非常に多く利用されている勉強時間管理サイトです。

モーツァルトのピアノソナタ

モーツァルトのピアノソナタを聴いてから学習をすると、効率が上がるとされています。

記憶力が低下し始める前に、トレーニングを行おう

上記を見ていただいた通り、記憶力の低下の要因は本当に様々存在しているので、自分の原因はこれだとすぐには断定できません。 自分自身の記憶力の衰えの原因が解明した時に、その後自分の記憶力を回復させる行動は、反復と復習です。諦めずに実践してみてくださいね。 鍛えられるものとして捉え、改善していきましょう。

地味な仕事の連続。全然スキルが付かない。

ビジネスマナーを身につけて先方や上司に気を使い、誰でもできる事務処理を「ハイ」と引き受ける毎日。雑用や地味な仕事の連続で、本当にやりたい仕事をやらせてもらえないビジネスマンは多いです。 「ほかにやりたい仕事がある」「幅広い経験・知識を積みたい」という気持ちは、特に多い転職のきっかけになっています。転職はタイミングや時期の影響でも、有利・不利が大きく別れるので、転職予定がなくても「転職を考えること」「転職を知っておくこと」は重要です。 ほかの人の転職のきっかけ、ベストな転職タイミングが気になるかたは、下記の記事も合わせて読んでみてください。 ■記事タイトル 20代の転職成功方法|転職理由3つ・新卒入社3年以内の転職割合・20代の強み

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