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迷惑な「営業電話」の失礼にならない上手な断り方・文例

更新日:2024年09月07日

ビジネススキル

自宅、会社に全く興味のない営業電話がかかってきたことは皆様一度はあると思います。その時皆様はどんな対応をされましたか?興味がない営業電話にうまく乗ってしまった方、断り方がわからなかった、様々でしょう。今回は営業電話の断り方を詳しく説明していきたいと思います。

逆に良くない例としては以下のような例が挙げられます。

良くない例1

「少し考えます」「考えて後日お掛け直しします」これでは、相手に「脈アリ」と感じさせてしまい、さらに営業トークが続きます。  断り方がうまくいっていない方がこの場合が多いです。

良くない例2

「今忙しいので」 ほぼ必ず「何日の何時ころであればご都合よろしでしょうか」という流れになります。営業マンは日にちをメモし、後日かならず掛け直してくるでしょう。

良くない例3

私一人では決められない、家族と話さないと」 ほぼ必ず「ご相談ください。後日またかけさせていただきます」という流れになります。 これらの対応はいずれも、営業マンとコミュニケーションをとる意思がないという事が相手に伝わりません。 問題がクリアーできれば、商品の契約をしてもらえるという期待が相手に生まれる対応です。

失礼にならない営業電話の断り方のマナー

これまで取引などがない場合

これまで取引などがなく、いきなりかかってくる営業電話に対しては、正直なところ、マナーを気にする必要はありません。 無言で切ってしまっても、一向に構いません。営業マンは100人電話をかけて1人話ができれば御の字という感覚で電話をかけています。

そのため、無言で切ってしまったところで、先方に失礼になるなどということはありません。遠慮なく無言で切っていただいて差し支えありません。 あえて一言添えるとすれば、上記例②のように「不要です、失礼します」の前後に、「ごめんなさいね」「申し訳ないね」などを繰り返すなどが効果的です。 先方は断られることは当然と思っていますので、そこに、「ごめんなさいね」など一言を加えるだけで気持ちは大幅に異なってきます。 いずれにしろ、これまで取引など関係性がない営業電話については、すぐに切ってしまっても失礼ではありませんから、気楽にご対応されることが良いと言えます。

これまで取引などがる場合

これに対して、これまでに取引があったり、友人・知人・血縁などがある場合の断り方は、一転します。特に、これまで取引関係があって、営業を断る場合には、他の取引への信頼関係への悪影響もありえます。  このような場合には、上記の例③「金銭的に難しいので、今は遠慮します」ということを、相手に応じて表現を変えるのが良い方法です。  営業は、相手にお金があることを前提にして行いますから、お金がないのであれば先方も諦めざるを得ません。  また、お金がないのはこちらの事情ですから、先方に失礼にはなりません。  経済的信用を失わないようには配慮しつつ、「経済的に難しい」という旨をうまく伝えることがコツです。

営業電話を断ることをためらわないこと

以上、述べさせていただきましたが、大切なことは営業電話を断ることは、失礼なことではないということです。 営業は、いかなる理由であれ、先方の都合によるものです。先方の都合に対してはこちらが不要という都合をはっきりとつたえることは、当然の権利であって、失礼ではありません。断ることは決して失礼なことではないということをぜひ意識することが大切です。

投資・ギャンブルはのらない方が良い

最後になりますが、営業で投資やギャンブルの儲かる方法などの勧誘があった場合には、断ることが強くお勧めできます。 投資はもとより、ギャンブルで儲かる方法などがあれば、それを電話で営業したりなど決してしません。良い話が電話などでくるという「うまい話」は決してないということは、強く意識することが大切です。

初回公開日:2017年01月06日

記載されている内容は2017年01月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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