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仕事をどうでもいいと感じたときのモチベーションの上げ方

マネジメント

入社した時は誰もが将来活躍する自分を思い描いたはず。なのに今、あの時のモチベーションの高さはどこへやら……。仕事なんてどうでもいいと投げやりになっていませんか? どうでもいい仕事の山に時間をとられていませんか?「どうでもいい」を乗り越えるコツをご紹介します。

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なぜ、仕事をどうでもいいと思うのか?

あなたが仕事を「どうでもいい」と思ってしまった時、まず真っ先に考えて頂きたいのは「どうしてどうでもいいと思うのか」ということです。 ただ漠然と、なんとなくやる気が出ない……という場合でも、よくよく自分の心の中を探ってみることで自分でも想像しなかった原因に行き当たることがあります。 モチベーションダウンの原因がわからなければ改善のしようもありませんし、また同じようなことがあった時に対処できなくなります。 頭の中で考えてもいいし、紙に書き出してみても構いません。以下のように気になることをなんでもリストアップして、まずは自己分析してみましょう。 ・仕事でミスをした ・上司に怒鳴られた ・職場に気が合わない人間がいる ・周りからの目(評価)が気になる ・プライベートで嫌なこと、気がかりなことがあった ・仕事が覚えられない ・毎日同じ仕事内容の繰り返しで飽きてしまった ・自分の興味がない分野での仕事を振られた ・頑張っても評価に繋がらない ・目標を達成できなかった ・どう考えても達成不能な目標を設定された ・仕事が忙しすぎて自分の時間が持てない ・長時間の残業や、慎重な作業の連続で疲弊している ・頑張りすぎて燃え尽きてしまった ・既に転職の決意を固めているので、退職までの間の仕事に熱意を持てない

モチベーションダウンの原因を取り除く

何故仕事をどうでもいいと思ってしまうのか。モチベーションダウンの原因がわかってきたら、次はその原因ごとに合った方法でその原因を解消していくことが必要です。「原因に合った」というのが大事なポイントになります。 例えば運動が好きな人が、「上司に怒鳴られてイライラが収まらないので、ジムに行って汗をかいてすっきりしてきた!」ではストレス解消にはなるでしょうが根本的解決には至りません。この場合、 ・「何故怒鳴られたのか」……仕事でのミスを何日も後になって報告した ・「上司はどういう人間なのか」……少し気分屋だけど、部下の面倒をよく見てくれる、話し好きの人間 など、原因をさらに細かく分析し、その上で ・「どうやったら怒鳴られずに済むか」……仕事でのミスはその場で報告する、ミスしたら心から謝る ・「上司との関係を改善するにはどうしたらいいか」……自分の決意を伝える、飲み会などでは話をよく聞き頷いておく というように解決策を探っていくことが重要です。 仕事でミスをしたら次どうしたら同じミスをせずに済むかを考えます。人間関係で困っているならどうやったら改善できるかを考えます。こうした努力が自然と目的意識となりモチベーションがアップしていくのです。

自己解決できない場合は、別の方向からアプローチ

しかし、中には自分の努力ではどうにもならないモチベーションダウンの原因も存在します。 ・上層部が無茶な要求ばかりしてくる ・もともと給与が低い(昇給の見込みがない) ・毎日同じ仕事をせざるを得ない ・職場が汚い など、自分の力では根本的解決ができない場合は別の方向からのアプローチが必要になります。 つまり、モチベーションダウンの原因を取り除くのではなく、モチベーションアップの動機を新たに持つのです。 どうでもいいと思ったままで仕事をするのは苦痛ですが、そこに自分なりの何か仕事をする動機を見つけることができれば、仕事はもっと楽しくなるはずです。

主体性を持った行動こそがモチベーションを上げる

実は、人は行動に対して「意味がない」、「やらされている」という意識が強くなるほどモチベーションがダウンしていきます。 逆に言えば、仕事に対して「仕事をする動機(目的)」を設定し、「この仕事で何を得られるか」「どうやったら目的を達成できるか」を「自分自身で考え行動する」といった貴方自身の主体性がモチベーションアップには必要不可欠ということなのです。 「仕事をする動機」には貴方にとって最もやる気の出る理由を当てはめて考えてみて下さい。 これは人によって様々です。いくつか挙げてみます。 ・人に喜んでもらいたい ・人を驚かせたい ・ずっと欲しかったものを買うためのお金がほしい ・将来的に独立するつもりなので、業界での知識やノウハウを吸収したい ・精神的にうたれ弱いので、上司の叱責やお客様からのクレームを乗り越えて強くなりたい ・この仕事をはやく終わらせて恋人と過ごしたい ・成績のいい同僚に勝ちたい 何が最も貴方を燃え上がらせるのか? 自分のモチベーションを上げるためには、自分のモチベーションが何によって上がるのかを知ることが重要です。

動機には具体性を持たせる

できることなら、今挙げたような動機にはさらに明確な「数値」を盛り込むとよいでしょう。 例えば「成績のいい同僚に勝ちたい」なら具体的に「今月は同僚より5件多く契約をとる」などです。 また、達成困難な目標を設定するのはよくありません。ハードルを上げるにしても少しずつにすべきです。

モチベーションが上がらない時は、「開き直る」ことで楽になる

モチベーションを上げなければいけない、頑張って仕事をしなければいけない、と思えば思うほど、かえってそれが負担になってしまい貴方のやる気を阻害する原因になっているかもしれません。 「モチベーションを上げなければいけない」ということはつまり「今の貴方のモチベーションは底辺にある」ということであり、「頑張らなければいけない」ということは本当は「頑張りたくない、面倒くさい、どうでもいい」と思っているということです。 さて、ここで質問です。 ・貴方は嫌いな食べ物をいきなり好きになれますか? ・貴方は嫌いな人間といきなり仲良くなれますか? ほとんどの方は無理だと思われます。嫌いには嫌いになるだけの理由があり、そこをなんとかしない限り変わることはありません。 同じようにただやみくもにモチベーションアップを叫んでも、あるいはどうでもいい仕事を頑張ってこなそうと思っても「本当はやりたくない」と思っている限り無理なものは無理です。自分の気持ちに嘘をついてもいつかは破綻します。嘘でやる気は出ないのです。 ですからあえて「モチベーションなんて下がってるけど気にしない!」「頑張りたくないから適当でいいや!」と開き直ってしまうことも時には必要です。 不思議なもので、「モチベを上げなきゃ、頑張らなきゃ」と強迫観念のように染みついていた考え方がなくなった瞬間、すっきりしてやる気がわいてくるのです。

最悪は転職してもいい

これまでモチベーションを上げる方法をいくつかご紹介してきました。たまたまその時与えられた仕事に対してやる気が出なかった、というような短期間のモチベーションの低下であればこれらの方法で対処できるかと思いますが、もし長期間モチベーションが上がらない場合は思い切って転職も視野に入れてみて下さい。 私たちは普通、会社勤めであれば学校を卒業してから定年退職を迎えるまで実に40年も仕事をして生活します。単なるお金稼ぎの手段と割り切るにはあまりにも長い時間です。そんな長い時間を「もうこんなどうでもいい仕事はやりたくない」と思いながらじっと耐えて過ごすのはもったいないの一言に尽きます。 もしかしたら、貴方に今の仕事が合っていないから「どうでもいい」と感じるのかもしれません。 もしかしたら、貴方がもっと心から楽しいと思える仕事、「モチベーションを上げなきゃ!」なんて考えずとも自然とやる気がわいてくる仕事がどこかにあるかもしれません。 貴方の人生はたった一度きりであり、貴方だけのものです。人生の半分を「どうでもいい、やりたくない、辞めたい」と思って過ごすくらいなら、いっそ新しい世界に飛び込んでしまいましょう。

転職は悪いことじゃない

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副業という逃げ道を作っておく

転職という選択肢まで思い切ることはできない、という場合であれば、副業を始めてみるのもおすすめです。 本業にのめり込むことができない代わり、副業を頑張ることで毎日「本業の仕事を早く終わらせよう」と励みになりますし、本業の他にたとえわずかでも収入があるという状態は本業で疲弊した心をとても楽にしてくれます。 副業ですので小さく始めればリスクは低く、内容によっては軌道に乗れば独立開業の選択肢だって手に入ります。 副業禁止の会社でも自営業まではOK、というところもありますので就業規則を確認してみて下さい。

どうでもいい仕事を効率良くやるには、緩急が大事

多くの人が仕事のモチベーションをどうやって上げるかで苦心する一方、モチベーションが低いままでもどうにでもなる仕事というのももちろん存在します。でも、そういう仕事に限ってやたらと時間ばかりかかってうんざりしがち。どうでもいい、誰にでもできるような仕事なんですから、本当はさっさと片づけて次にいきたいですよね。どうでもいい仕事を効率良くやるにはどうしたらいいのでしょうか? その答えは、ずばり「手抜き」です。 「手抜き」は悪いことだと思っていませんか? でも実は「手抜き」こそがどんな仕事も効率よく終わらせる最大のコツなのです。

手を抜くところは抜き、必要なところだけに力を入れる

貴方が仕事をする時、一番仕事のどこに時間をかけますか? 常に最初から最後まで同じペースで仕事をしていると、必要でないどうでもいい部分に時間をかけてしまうため、逆に必要なところに時間を当てることができなくなってしまいます。 完璧主義の人に多く見られる傾向ですが、仕事を効率良く進めるためには全ての過程に全力投球してはいけません。どうでもいい部分はどんどん手を抜いていき、大事な部分だけを押さえましょう。 緩急をつけることで心にも余裕が生まれ、どうでもいい仕事に関わる煩わしさから解放されます。

「手抜き」をポジティブに言い換えると、「メリハリ」となる

仕事ができる人ほどメリハリをつけています。つまり上手く手抜きをしているのです。 仕事ができる人は常に優先順位を考え、どうやれば最も素早く仕事を終わらせることができるか、段取りをきっちり考えてから行動に移します。全体を見て配分を決めるのでひとつの作業に時間をとられすぎるということがありません。大事なところでは手を抜かないのできちんと結果を残すことができます。 仕事ができる人はどこが必要でどこが必要でないかというメリハリをつけるのが上手いのです。

「失敗」は手の抜きどころが違うというサイン

どうでもいいと思うあまり、手の抜きどころを間違った場合、それは「失敗」というかたちで貴方に返ってきます。もし「失敗」してしまったら、もう一度どこに力を入れなければいけなかったのかを見直してみましょう。でないと、本当の「手抜き」になってしまいますよ。

「どうでもいい」仕事を本番の練習台にする

誰にでもできる仕事、意味を見出せない仕事。そんな「どうでもいい」仕事をする時はいっそ、いざ重要な仕事を任された時の練習台にするくらいの気持ちで挑んではいかがでしょうか。 どうでもいい仕事ひとつ上手く片づけられないようでは、きっとこの先もどうでもいい仕事までしか任されません。 どうでもいい仕事ならば例え失敗しても致命的ではないのですから、どんどん練習し、どんどん失敗し、大事な経験として将来の自分への糧にすればいいのです。

おわりに

「どうでもいい」という言葉は、口に出すだけでその人のモチベーションを根こそぎ奪っていきます。落ちるのは楽でも、這い上がるのにはエネルギーが必要です。だからこそ私たちは這い上がらなくてもいいように、どうにかして落ちないようにと自分を強く保つのです。 しかし、理想はやはり「モチベーションの心配をする必要がないほど充実した人生」です。「どうでもいい」ではなく「どうしてもやりたい」と思える仕事に出会うことこそが、貴方のモチベーションを高める最大の秘訣となるでしょう。

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