IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

SEがうつ病になりやすい理由は業界・労働環境にある

初回公開日:2016年12月13日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2016年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

転職ノウハウ

SEがうつ病になりやすい理由は業界・労働環境にある

目次

    「ストレス社会」と呼ばれる現代社会では、「うつ病」という言葉をよく耳にするようになりました。時間に追われたり、人間関係に悩んだりしているうちに、気付いたらうつ病になっていたという話を聞いたことがある方も、多いのではないでしょうか。うつ病は、今や誰でも罹る可能性があるものなのです。

    うつ病になりやすいかどうかは、個人差がありますが、職場の環境や職業によっても、差があります。特にSEは、うつ病になりやすいと言われていますが、本当なのでしょうか?また、本当だとしたら、何故SEはうつ病になりやすいのでしょうか。今回は、SEとうつ病の関係についてご紹介していきます。

    SEとうつ病の関係

    SEとうつ病の関係性を調べていく前に、まずはうつ病の症状についてご紹介していきます。うつ病の症状は、精神的なものと身体的なものの、2種類があります。

    精神的な症状

    • 憂うつな気分になることが多い
    • 悲しくなることが多い
    • 集中力が低下する
    • 趣味や好きな物ごとに対する気力がわかない

    身体的な症状

    • 眠れなくなる
    • 疲れやすくなる
    • 食欲が落ちる
    • 何を食べても美味しいと感じなくなる

    うつ病の症状には個人差があり、上記であげた症状は一例です。

    うつ病になりやすい人とは

    では、どのような人がうつ病になりやすいのでしょうか。個人差がありますが、以下のような特徴がある方は、うつ病になりやすいと言われています。

    • 几帳面な人
    • 情が深い人
    • 責任感が強い人
    • 自分に対する他人の評価を気にしやすい人
    • 言いたいことを言えない人

    とはいえ、上記のような性格だから必ずうつ病になるということではありません。うつ病になるかならないかは、ストレスへの耐性や職場の環境、遺伝性などが大きく関係している為です。

    ただ、「こうでなくてはならない」「こうしなければ」と、目標やルールを守ろうとする気持ちが強い方や、人と揉め事を起こしたくないという気持ちが強く、自分より他人を優先してしまいやすい方は、日常生活でストレスを感じやすく、うつ病になりやすい傾向があると言えそうです。

    SEとうつ病の関係

    上記の内容から、うつ病に罹る要因などは、個人差が大きいということがわかりました。同じ環境や職業で生活していても、うつ病になる人とならない人がいるというわけです。つまり、「こんな人だからうつ病になる」「この職業だとうつ病になってしまう」と断言することは出来ないということですね。

    とはいえ、うつ病にかかりやすい人の性格や特徴があげられているように、うつ病にかかりやすい職業の特徴もあげられています。

    • 労働時間が長い
    • 労働時間や出勤日が不規則
    • 収入が安定していない
    • 仕事に対する感謝を実感しにくい
    • 自分の仕事に対して直接的に評価される
    • 仕事の完成度の高さを要求される
    • 業務内容や進め方の自由度が低い
    • 納期が厳しい
    • 業界や職場での競争が激しい

    これらは、あくまでも一例ですが、SEという職業にも関係している点がありそうですね。

    例えば、長時間労働や不規則な労働時間は、SEという職業の特徴に当てはまります。また、SEは納期を厳守しなければならない場合が多いので、「期限に迫られる」というストレスと、「納期前の激務」による疲労を抱えやすいと言えるでしょう。また、「収入が安定しない」という項目とはやや異なりますが、長時間の過酷な労働に対して、給与が低いと感じている場合も、うつ病の原因になっています。

    SEにうつ病対策

    うつ病になっても、きちんとカウンセリングを受けることで改善するケースが多いので、不安に思う必要はありません。しかし、できることなら、うつ病にならないように、予防しておきたいものですよね。そこで、SEにうつ病対策方法をご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみて下さいね。

    ITに依存する割合を少なくする

    SEである以上、仕事中はずっとPCと向き合っているという方も多いと思います。しかし、PCやスマートフォンなどの画面から発せられる光には、「ブルーライト」と呼ばれるタイプのもので、ブルーライトには安眠に必要な成分「メラトニン」を減少させる効果があります。良質な睡眠がとれないと、身体に疲れが残ったり、生活が不規則になり、うつ病へと繋がる可能性があるのです。業務中にPCと向き合う時間を減らすのは難しいと思うので、せめてオフの時間はスマートフォンやPCをなるべく使わないように心掛けると良いでしょう。

    周囲に合わせすぎない

    同じ職場のSEが残業をしていると、自分の仕事が終わっていても帰りにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。周囲に合わせることも大切ですが、「疲れているな」「最近激務が続いているな」と感じている時は、自分の時間や休息を取ることを優先するようにしましょう。

    ウォーキングをする

    うつ病対策には、運動もです。また、日光を浴びることも、うつ病対策には有効と言われています。「セロトニン」といううつ病の対策に関係している成分が、体内で分泌されるそうです。長時間デスクワークをしているSEは、日光を浴びる時間があまりない上、運動不足になりがちなので、時間に余裕がある時は、電車や車に乗らずにのんびりと歩いてみたり、日光浴をしてみると良いですよ。

    いかがでしたでしょうか?うつ病は、個人によってなりやすいかどうかや症状の出方に差があります。少しでも、自分の気分や体調に変化が現れたら、「みんなやっているんだからこれくらい大丈夫」などと無理をしないで、心身ともに休息を取ることを優先して下さいね。

    関連タグ

    アクセスランキング