エンジニアがIT派遣を辞めたい理由:「給与面」「職場環境」「将来性」から考える

転職ノウハウ

IT派遣エンジニアに焦点をあてながら、派遣エンジニアの現状と特徴から「なぜIT派遣を辞めたいのか?」その理由を探っていきたいと思います。

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人材不足が囁かれる中、高い成長力を持続しているIT業界。有効求人倍率が1倍代前半を推移してる日本において、IT業界の2.41倍は、まさに売り手市場の状態が続いている事を示唆しています(※1) 今後、さらなる人手不足の深刻化が予測される中、昨年1つのニュースが紙面を賑わせました。2015年9月30日に改正された「労働者派遣法」です。今回の法改正により、「特定労働者派遣事業」と「一般労働者派遣事業」の区分が廃止されました。人手不足のIT業界において、派遣エンジニアを通しての人材確保は重要な人材リソースであり、今後は派遣エンジニアのあり方が更に変わっていくかもしれません。 なにかと注目されている派遣業界ですが、派遣エンジニアの実情はどのようになってるのでしょうか?高い求人倍率の流れに乗り、エンジニア派遣会社に転職する方も多数いると思いますが、同時に離職する方も多数いるのではないでしょうか? そこで今回は、IT派遣エンジニアに焦点をあてながら、派遣エンジニアの現状と特徴から「なぜIT派遣を辞めたいのか?」その理由を探っていきたいと思います。

IT派遣を辞めたい理由を「給与面」「職場環境」「将来性」から見てみる

今回は、派遣エンジニアの離職理由を、一般的なエンジニアでも転職理由としてあげられる「給与面」「職場環境」「将来性」の、3つの大きなカテゴリーに絞りました。それぞれの面から派遣エンジニアの不満点を探っていきたいと思います。

給与格差から見た派遣エンジニアを辞めたい理由

早速、給与面から見ていきましょう。派遣エンジニアという立場上、派遣先の職場は「お客様」となりますが、職場の客先エンジニアとの待遇差は、派遣エンジニアの不満を作り出します。そのような背景は、離職原因の一因に関係していると言えます。 エンジニア応援サイトの「Tech総研」が発表した、常駐SEと客先SE300人を対象にした意識ギャップ調査(※2)では、約47%の常駐SEが客先SEとの給与格差を感じているという結果が出ました。直属の上司は派遣先ではなく、自社にいるため、正当な評価に繋がらい点や、同じ仕事量をこなしているにも関わらず、給与が低い事が不満点であるといえます。 ただし、これらは常駐ITエンジニアからみた意見であり、客先ITエンジニアの言い分もあることは頭に入れておいた方がよいかもしれません。

職場環境と将来性から見た派遣エンジニアを辞めたい理由

次に、職場環境を見ていきましょう。参考資料として、先ほど使用したTech総研の別の資料(※3)を見てみます。資料では、常駐SE200人が不満や待遇差を感じた理由として、約48%の人が「情報共有が制限されている」と答え、1位となっています。派遣エンジニアはクライアント企業に出航しているという立場上、自分の行いによってはすぐにクレームに繋がってしまいます。だから、常に緊張感や不自由さがついてまわるのです。企業によっては、セキュリティの問題上、一定の上位メンバーでしか情報共有がされないこともあるという背景から、エンジニアニにとって「仕事のやりにくさ」や「疎外感」を作り出す要因にもなっています。 また、勤務先がクライアント企業であることは、所属している自社への帰属意識が薄れていく原因にもなります。その為、所属会社に対しての愛着心や目的意識も失いやすいといえます。 ここまで2つの側面から派遣エンジニアを辞めたい理由を見てきましたが、最後に将来性の側面を見てみましょう。派遣エンジニアが抱いている不安材料の中でも、現在の職場に対する将来性料は、大きなウェイトを占めています。ITエンジニアに限らず、一般の会社に勤務しているビジネスパーソンが自分の将来に疑問を感じる事は、離職に繋がりやすい心理状況を作り出します。エンジニアの様な技術職では、自分が持つスキルが評価や給与体系に直接つながります。「エンジニア35歳限界説」という言葉があるように、スキルのないエンジニアや高齢のエンジニアは、年齢を重ねるごとに紹介される派遣先の数も減少し、安定した収入を得る事が難しくなる可能性があります。派遣エンジニアにとって派遣元の会社と契約を結んでいても、将来の派遣先が保証されているわけではないので、離職の大きな理由になると言えるのです。

派遣エンジニアを卒業したいなら

この機に会社員に戻るのも一つの手です。今の派遣社員としての立場を一掃して、年収UPの道を探りましょう。 IT転職なら、ITに特化した転職エージェント「Geekly」がおすすめ。 経験豊富なコンサルタントがあなたのキャリアをサポートします。

派遣エンジニアには厳しい現実が見える一方で

いかがだったでしょうか?今回は、派遣エンジニアを辞めたい理由を、3つのカテゴリーに分けて見てきました。「派遣切り」や「ブラック企業」などマイナスイメージがつきまとう派遣業ですが、ITエンジニアにとってもやはり厳しい現状が垣間見えました。 このように、派遣エンジニアというと、マイナス面ばかり目立ってしまいがちですが、プラス面もありますよ。プラス面の1つとしては、派遣先の様々な企業に出航することで、その企業でしか積むことができない出来ない経験や人脈を築くことが可能な点があげられます。 年齢の若い内に外の世界で経験を積むことも1つの方法かもしれません。訪れる年齢という壁にそなえて、スキルを磨きなら転職やキャリアアップなど多くの選択肢を増やす事で、派遣エンジニア1本という選択肢より、リスクを軽減することが可能になると言えます。

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