エンジニア職以外でもプログラミングが武器になる。―SweetSwiftにのせるmorei具志堅氏の思い

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エンジニア職以外でもプログラミングが武器になる。―SweetSwiftにのせるmorei具志堅氏の思い

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BrandingEngineerが主催する「TechHub」にて、2015年12月21日「EdTech Night!!これからのプログラミング教育とは?」が開催されました。株式会社アフレルでLEGOやロボットを活用したプログラミング教育に関わる渡辺登氏と、プログラミング教育団体を自ら立ち上げ代表を務める具志堅雅氏が登壇。「プログラミング教育」「EdTech」について話された当イベントの書き起こしです。この記事では具志堅氏によるセッションを書き起こしています。渡辺氏のセッションはこちら:「今の若い奴らに夢を託す。―マインドストームで日本の未来を拓く、株式会社アフレル渡辺氏

スライド画像は具志堅氏のSlideShare上のものを引用しています(ブランディングエンジニア資料

女性限定のプログラミング講座Sweet Swiftが解決する問題、moreiの野望

司会:それでは、具志堅さんお願いします。

具志堅氏:はい、では、プログラミング教育活動をする理由と題しまして、マサルグシケンがプレゼンさせていただきます。よろしくお願いします。

-2-638(※スライドP2)

改めまして自己紹介なんですけど、名前から分かる通り沖縄出身でありまして、沖縄そば大好きの鶏肉大好きの沖縄出身29歳ですね。アフィリエイトソンと言いますか、自分でアイデアを具現化して、本当にそれが価値のあるものなのかっていうのを検証するのが趣味でありまして、自分でやろうとしてもやっぱりモチベーションが続かないので、楽天さんですとか、ヤフーさんですとかがイベントを開催しているときに参加させていただいて、自分でアウトプットするといったことをやっております。

この時はですね、実際に1か月Webサービスを展開してみて、一番売り上げが上がったものが最優秀賞もらうっていったものだったんですけど、一応最優秀賞を頂いております。「2BHack」っていうのは、B toB向けのアイデアソンなんですが、そちらでは企業賞の方を頂いております。あとは、自分自身がSIerからWebへ転身したっていう経験だったりとか、あとRailsのエンジニアだったんですけど、Swift使ってアプリが作れるようになったりだとかの経験を基に、勉強や講演会の方をやらせて頂いております。

これじゃアカン。Webエンジニアになろう

もともと、僕日立系のSIerに居りまして、その間にExcel職人と言いますか、ガントチャート伸ばしたり戻したり、伸ばしたり戻したりっていう、仕事してる風のことをしてました(笑)

でもこれじゃアカンなということで、オラクルパートナーシップを結んでる会社に行きました。でも、やってることはかっこよさそうなんだけど、エンジニアとしてのスキルは身に付かないなと思っていて。そのタイミングと、グノシーとかの学生向けのベンチャーが急にグッと成長したりだとか、学生なのにめちゃくちゃコード書けるって人たちに遭遇したことがありまして、これじゃいかんなと思って、今はWebエンジニアに転身しました。某事業会社の方でエンジニアとして働かせていただいております。

今日メインでお話しさせていただくのは、プログラミング教育でもがいていた人たちと「morei」という団体を立ち上げた話と、「SweetSwift」っていう女性向けのプログラミング講座の話になります。

Sweet Swift

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「morei」の紹介なんですけど、プログラミング学習をより安くっていうのと、世界のあるゆる格差をコードで無くすっていうのをビジョンに掲げてます。全部を教えるんじゃなくて、その人が一番消化しやすいプログラミング学習っていうものはどうやったらできるのかということを模索しながら、SweetSwiftに注力している段階です。

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このSweetSwiftは女性限定のWeb系講座になってまして、Swiftがメインではあるんですけど、Railsですとか、Gitですとか、Unixですとか、Webサービスを構成する上での技術を学ぶといった勉強会になります。自分がSEやWebエンジニアだったときにつまづくことがあったんですけど、つまづいているところを聞けなかったりとか、そもそも周りにそういった人がいないといった経験がありまして、同じ問題でつまづかないよう、女性の方向けに僕が発信させて頂いています。

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講座内にスイーツタイムがあるというのが他の講座と違うポイントで、今日皆さんと飲んでてすごい楽しいと思うんですけど、女性どちらかっていうとマカロンが好きとか、ショートケーキの方が好きということがありましたので、そちらの方で今時間を設けておりまして、最終的には繋がる懇親の場にもなれば良いかなと思っております。それで、こちらは最初に出していた写真のように体験版になっておりまして、体験版のお手軽コースとか集中特化コースとかって3つのコースを設けていて、一コマ2500円の個別指導型のプログラミング指導教室となっています。

プログラミング教育活動をする理由

改めまして、プログラミング教育活動をする理由なんですけど、大きく分けると「個人的な理由」「エンジニア的な理由」「痛すぎる理由」の3つになるかなと思っております。

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まず「個人的な理由」としては、自分の足りなかった部分を社外で向上させたかったなっていうのを思って始めました。というのも、プログラミングの勉強を会社に求めるときに、会社に対して自分が足りてないからちょっと勉強させてっていうのは違うんじゃないかなと思いまして。なら、自分が向上させるために社会で設ければいいんじゃないかなって思って始めました。特にコミュニケーション能力ですね。エンジニアってコミュニケーションがパソコンベースになりがちなんですけど、そうすると、実際に企画する人たちだったり、ディレクターの方だったりとのコミュニケーションがめっちゃ下手になっちゃうんですよ。一方通行のコミュニケーションにもなりがちなので、向上させたいなと思って始めました。

またエンジニアスキルもそうなんですけど、基本はRubyとRailsをベースにしているんですが、やっぱりSwiftだったりXcodeだったりの最新のやつがどんどん上がっていったときも、自分で追従できるような環境を作りたいなという思いもあります。

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「エンジニア的な理由」ですが、これは新しいロールモデルを作りたいなと思って始めています。技術の深堀りや技術顧問以外の選択肢って言ってるんですけど。例えばCTO以外の道として僕みたいに講師をしたりだとか、元々自分がやりたかったビジョンに対しての団体を立ち上げるだとかといったですね、エンジニアという枠にとらわれずに、直接業界を刺激するようなエンジニア出てきてもいいんじゃないかなというのがあります。あと、僕自身がSIerで鬱になりかけたみたいな状態が一般社会にありまして、自分のようなつまづきエンジニアが生まれる前に、収入が良いからSIerに行くっていう選択肢ではなくて、もうちょっと違った選択肢を持って、エンジニアとしての新しいベクトルも作れたらなと思ってこちらを始めております。

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最後に「イタすぎる理由」なんですけど、自分ならできる、自分がやらなきゃって勝手に思っちゃったんですよね。まずブート型プログラミング教室って結構出てきてて、見てみたらめっちゃ高いんですよ。社会人でもこんなにちゃんとポンと払えるやつっているのかなと。自分ならもっと安くできそうだなと。例えば、今日のBrandingEngineerさんのフリースペースを貸していただいて、実際にLTをしてもらった後に、実際にハンズオンしてプログラミングをやろうと思ったら、別に固定費かからないんで安く抑えようと思ったらできる訳なんですよ。そうしないで、敢えてお金取れるだけ取ろうみたいなのが見え隠れしてですね、これは自分がやらなきゃと思いました。

あと、非エンジニアと女性エンジニア問題ですね。例えば勉強会って皆さんものすごいスキルがあるので、自分が質問した時に場をシラケさせるのではないかとか、女性ってエンジニア嫌いなんでしょ、別に技術興味無いんでしょみたいな現状がありますので、それに対して自分だけでもそれに取り組まなきゃっていう使命感感じちゃってます。

振り返りますと、「個人的な理由」と、「エンジニア的な理由」と、「イタすぎる理由」があったんですけれども、まあこういったが事情があったので始めたと、ただこれだけなんですけども、やっぱ行動するだけならこれだけの理由で事足りるってことがあります。

なぜmorei?なぜプログラミング教育?なぜ今?―3つのWhy

補足説明として、3つのWhyにも答えようかなと思ってます。なぜmoreiじゃなきゃだめなのかと、なぜプログラミング教育なのかと、なぜ今なのかといったところなんですね。

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なぜmoreiなのかというと、他とビジョンが違いすぎるからというのがあります。例えば非エンジニアと女性エンジニア問題とか、moreiは今の問題にフォーカスしておりまして、今それが解決されていないので、僕がやりたいなと思って始めています。

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なぜプログラミング教育なの?ってところでは、他の技術を学ぶよりも応用がきくってところですね。プログラミング学んでも、極論エンジニアにならなくても良いと考えてるんです。プログラミングを学ぶことはエンジニアじゃなくても得をしまして、例えば、本業は花屋さんなんだけど、クラウドワークスとかランサーズを使って簡単なWebアプリ製作で副収入にもなりますし。言語の特性を知れば人事の方なら、エンジニアを採用しようといった時の引出しが増えたりしますよね。最終的にはエンジニアにならなかったにしても活きてくるので、プログラミング教育でやらせてもらってます。

-22-638(※スライドP22)

それと、なんで今なのかなんですけど、今自分が同じ目線で同じように共感できるからってところを挙てます。僕自身もRailsから始めたので、Xcodeだって初めて触って、しかもXcode6から触ったのと7だと全然違うとか、バグとかですね、それは辛いよなーっていうのを共感できるので始めたっていうのがありますね。あと、できた時の喜びや楽しさを共感できるといったところもありまして、自分で書いて自分で作って自分で動かすの嬉しいじゃないですか。でもちょっと時間経っちゃうと、できて当たり前だよねって気持ちが少しはいっちゃう。なので、喜びを一緒に共感できる今、始めるべきだと思いました。

-26-638(※スライドP26)

今日のテーマのまとめなんですが、3つの理由でプログラミング教育を始めて、めちゃくちゃ単純でシンプルな理由だったんですね。個人的な理由と、エンジニアのロールモデルの話と、あと、そのイタすぎる勘違い問題ですとか、こちらの理由だけで行動するに事足りなくて、逆にですね、自分が行動することに対して欲張りすぎると逆に行動できなくなっちゃうので、行動しないと意味がないかなと思いまして、ちょうどこの3つの理由というのが自分には丁度良かったと思います。

具志堅氏への質問タイム

女性ターゲットである中、当イベントに登壇した理由

司会:具志堅さんありがとうございました。参加者の中で質問がある方はどうぞ。

質問者:morei、非常に興味深いと思いました。対象は女性ということでやられてると思うんですけど、本日のようにこういった場で登壇される目的はどんなことがあるのでしょうか?

具志堅氏:そうですね、SweetSwiftで一緒に何か協力してやりましょうというのもあります。例えば、これからもLinuxだったりとか、コマンドラインでの動き方だったりっていう、すごい基本的なものを、「講師としては難しいんだけど、テキストの協力だったらしてもいいよ」っていう方がいれば一緒にやることができますし、逆に『俺ちょっとテキストとか全然分かんないけど、人前でガンガン話すのとかOKだよ』っていうのがあれば、じゃあ講師としてやりませんかみたいな、一緒のチームを作るために今お話しさせてもらってますね。

エンジニア経験を詰めるようなプログラムを用意している

司会者 :ではもうお一人ほど質問どうぞ。

質問者:SweetSwiftは職業に活かせるようなプログラミング教育だと思いますが、転職目的での教育といった一面もあるのでしょうか?

具志堅氏:そうですね、転職のためのプログラミング教育講座でもあります。実際はいきなりエンジニアに転身するってところは難しいというのもありますので、一応お手軽コースと集中特化コースにつきましてはどんどん参加していただいた方に対しては、仕事を辞めずに、エンジニアとして実務経験を積めるようなスタートアップとかEarlyスタートアップの方の案件を受託して、それを一緒に開発して納めるっていうのだったり、実際に社会人インターンという形で行ってもらったりというようなアプローチはしようかなと考えてます。

質問者:ありがとうございます。

司会者:具志堅さん、ありがとうございました

スライド:「ブランディングエンジニア資料

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