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就活の成功を決める「自己分析」の方法4つ|自分史、ジョハリの窓、エニアグラム、メモリーツリー

就活ノウハウ

採用試験では、自分の利点や欠点などを正確に把握し、企業側がもし自分を採用した場合、どのようなメリットがあるのかを、明確に示す必要があります。今回は自己分析の様々な方法をここで紹介するので、いくつかの側面から自分を見ていきましょう。

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自己分析をする目的

自己分析のそもそもの目的は、「アピールポイントを見つけること」はもちろん、それによって「自分に合った業界・業種・企業を見つけること」にあります。自分の特徴をアピールしたときに、「この人を採用したい」と思ってくれる企業こそが、あなたの活躍できる場所です。 実際に自己分析を行っていく際には、次の3つについて知ることになります。 ・自分の性格 ・得手・不得手(長所・短所) ・好き・嫌い この3つに分類しながら見ていけば、およそどの方法で自己分析をしても、企業にアピー/ルすべきポイントが見つかるので、この3点に意識しながら自己分析を行いましょう。 また、志望する企業や業種が定まっていない方は、自己分析を行うことで向いている企業、向いていない企業なども見つかります。何より、あらかじめ自分のアピールポイントをしっかり把握しておけば、履歴書やエントリシートなどもスムーズに書くことができます。

自己分析の注意点

自己分析を上手に行うと、主観的な自分について認識するだけでなく、客観的な自分についても把握することができます。そして、自己分析を通して、主観的な自分と客観的な自分とのギャップを感じることが出来ます。ここで重要なことは、そのギャップにショックを受けないということです。 人はたびたび、自分に関する理想と現実を混ぜて、自分を認識していることがあります。しかしそれは、正確な自分とは大きく異なるものです。自己分析を行うと、理想と異なる自分にがっかりし、短所ばかりが目立って見えてしまうこともあると思います。しかし、短所はある観点から見たデメリットに過ぎません。 例えば、見た目に関してですが、「足が短い」ことをコンプレックスに持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、スポーツをする観点から見れば、「重心が低くなって倒れにくい」というメリットもあります。精神的な面では、「せっかち」は短所として捉えられることが多いですが、「締め切りに遅れることがない」「集合時刻に遅れることがない」というようなメリットとしても捉えられることができます。 このように、いろいろな方向から見たり視点を変えたりすれば、長所か短所かは必ず入れ替わります。自分の中に、1番目立つ短所があり、どう見ても短所としてしか見えない場合でも、自己分析によって他の長所や性格との関連性や、他者から見た長所などを見比べていると、短所にも長所的な一面を発見することができます。自分自身を鳥瞰(ちょうかん)し、一喜一憂しないことを心がけましょう。

自己分析の4つの方法

・自分史 ・エニアグラム ・ジョハリの窓 ・メモリーツリー(マインドマップ) 今回は、この5種類のやり方についてご紹介します。それぞれやり方は異なりますが、上記でご説明した3つの要素について把握することができます。 自己分析は1つの方法だけだと、見落としや発見できていない自分が隠れていることがあるので、ぜひ複数の方法で試してみましょう!

「自分史」の方法

最初に見ていくのは、「自分史」という方法です。この方法は最も一般的なものです。 主な方法は、自分の過去を振り返りながら、様々な経験を時系列にまとめていきます。中学校・高校・大学…と大きい枠を決めて、思いつく自己の経験をそれぞれの枠に書いていくのです。 また、書き記す経験は、どの部活に入った、どの教科が得意だった、というような大まかな経験だけでなく、「この頃はこのゲームやアーティストが好きだった」というような、趣味などの些細なことも記していきましょう。 多くの些細な事柄から、今まで意識していなかった自分の性格や好き・嫌いなどが見えてくるので、思いつくだけ記していくことが重要です。また、時系列に記してあるので、「どのような経験が今の趣味・嗜好に繋がった」「考え方の基になった」なども見えてくるでしょう。数ある自己分析の方法の中でも、最も簡単で分かりやすい方法だと思います。

「ジョハリの窓」のやり方

初めて耳にした方もいるかもしれませんが、「ジョハリの窓」は自己分析の手法としては、メジャーなものです。ただし、「自分史」とは違って、診断には他者が必要となります。友人に協力してもらうのは、申し訳ないと思い方もいるかもしれませんが、自分史よりも客観性が増すので、更に正確な自己分析が行えます。 まず「ジョハリの窓」とは、以下の4つのカテゴリ(窓)をつくり、見えていなかった自分を発見していく方法です。 ・開放の窓:自分も他人も知っている自己 ・盲点の窓:自分は気がついていないが、他人は知っている自己 ・秘密の窓:自分は知っているが、他人は気づいていない自己 ・未知の窓:誰からもまだ知られていない自己 この分類によって、主観的に把握している自分と客観的に見えている自分、そしてそれらの差異が見えてきます。 具体的なやり方について説明します。まずは友人を4人以上集めます。実際に会わなくても、スマホなどを使ってでもいいのですが、以下に記す項目について、自分に当てはまると思う要素について書き出します。 1.頭が良い 2.発想力がある 3.段取り力がある 4.向上心がある 5.行動力がある 6.表現が豊か 7.話し上手 8.聞き上手 9.親切 10.リーダー資質がある 11.空気が読める 12.情報通 13.根性がある 14.責任感がある 15.プライドが高い 16.自信家 17.頑固 18.真面目 19.慎重 自分で書いた後は、集めた友人にも同じ項目で自分に合っていると思うものを書き出してもらいます。全員に書いてもらったら、それをもとにして4つの窓に記していきます。 自分と他者とで一致している項目は「開放の窓」に、自分は書いていないが他者が書いている項目は「盲点の窓」に書き込みましょう。また、自分が書いていて他者が書いていない場合は「秘密の窓」に、自分も他者も一致して書いていない項目は「未知の窓」に記します。 こうして分類することによって、主観的な自分と客観的な自分の差異を把握することができます。差異を知ることによってわかることは、自分では意識していなかった長所や短所、自分でそう思っていたが周りには伝わっていなかった性格などです。自分で思っているだけの長所は悪く言えば独りよがりなもので、客観的に見えている長所の方が説得力があります。就職後に見られる自分も客観的な自分なので、ギャップを減らしてより正確な自分を示すことができます。

「エニアグラム」のやり方

「エニアグラム」とは、簡単に言うと個人の特性を9つのタイプに分類して分析する方法です。この方法はWEB上に専用のサイトがあり、用意されている90の質問に答えることで自動的に分類してくれます。

分析する9つのタイプは、 1.攻撃度 2.依存度 3.消極度 4.責任感度 5.共感度 6.達成意欲度 7.直感で考えるタイプ 8.理屈で考えるタイプ 9.経験で考えるタイプ です。そしてこれらのタイプの分析結果から、全体的な性格について知ることができます。質問に答えるだけで客観的な自分についてかなり正確に知ることができるので、「自分史」などと併用して自己分析をすると、有益な結果が得られると思います。 ただ、この「エニアグラム」の診断だけでは、自分の知りたい全てに」ついて知ることができるわけではなく、また、質問に答える際に正確に答えられているかも判断できない場合があります。その為、「エニアグラム」単独での自己分析で採用試験に臨むことはお勧めできません。 他にも、様々な自己分析ツールを提供している無料サイトがあるので、複数の診断を行い、それぞれを照らし合わせて客観的な自己分析を追求していくことも可能です。

「メモリーツリー(マインドマップ)

「メモリーツリー」は、学校などで行った経験のある方も多いと思います。やり方はとても簡単で、中心に自分を書き、そこから自分に関連のあるものを連想して繋げていくものです。このやり方のメリットは、すらすらと書き続けることができるという点です。人によって差はあると思いますが、「自分史」のように時系列に経験を思い出していくよりも、より早く自分を表す特徴について記すことができます。 書き記す特徴や経験は、一言二言なので、1つの要素だけで自分を表すことは難しいですが、「自分史」でどの経験が何に繋がっていったのかなどの関連性を視覚的に早く見ることができるます。「自分史の方法が合わなくて、どうにも時間ばかりかかってしまう」という方は、1度「メモリーツリー」を試してみると良いかもしれませんよ。もちろん、他の自己分析方法と併用すればより正確な分析、客観的な分析が行えます。

自己分析は複数の方法を組み合わせると効果的

以上、就職活動の際に主に使用される、4つの自己分析のやり方について見てきました。それぞれ異なる手法なので、あらゆる角度から自分を見ることができます。 自分で考えて経験や考え方を思い起こし、深めることも重要ですが、それだけでは主観的な判断に偏ってしまう恐れがあります。向き不向きというのは、客観的な判断による方がより正確なので、企業に対するアピールにつながります。 一方で、客観的な分析だけでも、「人がこう言っていたから自分はこうだ」というだけでは主体性がなく、自分では何も考えられないと捉えられてしまいます。そのため、履歴書やエントリーシートに記入した自分の意見や考え方について、深く掘り下げられて聞かれた時に答えられなくなってしまう可能性もあります。客観的な自分を知った上で、「なぜ他者からはこの部分が目立って見えるのか」など、改めて自分で分析することが大切です。 上記のような意味もあり、今回ご紹介した方法を複数組み合わせて自己分析を行うことは、正確な自分について知り、アピールポイントを探る上でとても効果的なのです。時間はかかるかもしれませんが、筆記試験の勉強などと同じくらい重要なこと、採用試験において非常に大切なことなので、適当に終わらせないでしっかりと自己分析をして、選考に臨みましょう。 自己分析に行き詰まってしまったら、新卒の就職活動に特化した「エージェント」を活用するのもおすすめです。一人で悩まないで、ぜひプロに相談してみましょう!

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