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専門商社業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を学ぼう

業界・企業研究

専門商社とは、売上比率のうち、50%以上が特定の品物である商社を指します(※1)。つまり、特定の品物や商品のスペシャリストというわけです。今回は、そんな専門商社業界にスポットを当てて、現状や動向、将来性をご紹介していきます。

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専門商社業界研究:動向

まずは、専門商社業界がどのような業界なのか、またどのような状況なのか、基本情報や業界シェアといった数字を通して、研究していきましょう。

専門商社業界の現状:基本情報

以下は、平成25年~平成26年に公開された専門商社業界の各データをまとめたものです。 市場規模:41兆2127憶円 労働者数:97589人 平均年齢:40.5歳 平均勤続年数:13.4年 平均年収:583万円 引用元:「業界動向SEARCH.COM(専門商社業界)(※2)」 専門商社業界の基本情報もまた、市場規模の大きさが目立ちます。また、専門商社業界の場合は、労働者数も大変多く、巨大な市場に見合った人数だと言えるでしょう。 平均年齢や平均勤続年数に関しては、他業界と比較して、標準的と言える数字です。 ちなみに、業界や職種に関係なく統計された、労働者の2015年の平均年収は、440万円となっています(※3)。この金額を標準と考えた場合、専門商社業界の平均年収583万円という金額は、440万円という標準的な金額を100万円以上も上回っています。

専門商社業界の現状:業界シェア

次に、専門商社業界の業界シェアを見ていきましょう。巨大な専門商社業界の市場を握っているのは、どの企業なのでしょうか? 業界シェア1位:メディパルホールディングス 業界シェア2位:アルフレッサホールディングス 業界シェア3位:三菱食品 引用元:「業界動向SEARCH.COM(専門商社業界)(※2)」 専門商社業界の業界シェア1位は、メディパルホールディングス。業界シェア率は7.2%、売上高は2兆9477憶円となっています。 続いて、2位はアルフレッサホールディングスです。業界シェア率は6.1%、売上高は2兆5045憶円。1位のメディパルホールディングスとは、シェア率にして約1%の差しかありません。 業界シェア5.8%、売上高2兆3882憶円で専門商社業界シェア3位は、三菱食品となっています。

専門商社業界研究:動向

続いて、専門商社業界の動向を追っていきます。今、専門商社業界はどのように変わりつつあるのでしょうか?業界が現在抱えている課題や、市場動向などを元に、専門商社全体の動向を追っていきます。

専門商社業界の現状:課題

まずは、専門商社業界の課題をご紹介していきます。これらの課題や問題を解決するにはどうすれば良いでしょうか?解決案などを考えてみることで、専門商社業界の将来性なども見えてきますよ! 専門商社業界の課題1:合併 専門商社業界では、経営の効率化などの目的で、企業の合併や統合の流れが加速しています。今後も、このような流れは続く可能性があり、合併や統合の流れにいかに乗れるか、またそれによってより効果的な経営効率化がいかに図れるかが、専門商社業界企業の命運を左右すると言われています。(※4) 専門商社業界の課題2:海外進出 近年の専門商社業界では、海外進出が進められています。多くの企業が、北米や欧州などの進出していますが、今後はベトナムやインドネシアなどの、東南アジアへの進出も進められていくと見られています。新たな市場を開拓し、それらの地域に根付いた経営をしていくことが、専門商社業界企業の課題と言えるでしょう。(※4) 専門商社業界の課題3:グローバル社会に対応できる人材の育成・確保 上記でもご紹介したように、専門商社業界では、海外進出が進んでいます。このような背景から、各国の言語や文化に対応できるグローバルな人材の育成は急務とされています。実際に、専門商社業界の各企業では、人材やサービス、企画などの国際化を急いでおり、グローバル化を上手く勧められた企業が、海外進出においては優位に立つでしょう(※4)。

専門商社業界の現状:市場動向

次に、専門商社業界の市場動向を追っていきます。業界規模の推移や、これまでご紹介した情報を元にした将来性の考察などを行っていきます。 専門商社業界の市場動向:業界規模の推移 以下は、平成17年~平成25年までの、専門商社業界の業界規模の推移をあらわしているグラフです。

引用元:「業界動向SEARCH.COM(専門商社業界)(※2)」 専門商社業界の業界規模は、全体的に変動が少ない印象を受けます。大きな落ち込みもなければ、大幅な増加も見られません。 しかし、細かく見ていくと、平成17年~平成19年は増加傾向だった業界規模は、平成20年になるとわずかに減少。平成21年には平成17年と同じくらいの業界規模にまで落ち込みます。原油の高騰や世界的な金融危機が影響したと考えられます。 平成22年には増加傾向に転じますが、平成24年までは横ばい~微増傾向が続きました。平成25年になると、機械や鉄鋼が好調になったこともあり、平成17年以降では最大の業界規模となってます。 専門商社業界の現状:将来性 これまで見てきた専門商社業界の現状や動向などから、将来性について考察していきます。 専門商社業界は、業界規模の推移を見る限りでは好調です。しかし、国内の需要は、頭打ちである印象を受けます。 そこで、これからの専門商社業界の成長を左右するのは、海外進出と考えられるでしょう。既に海外進出を進めている企業も多数ありますが、まだ市場として開拓されていない国や地域に対して、いかに展開していくのかが、大きなポイントとなりそうです。 また、専門商社業界では、統合や合併も進んでいます。まだ合併・統合を行っていない企業は、よりメリットのある合併や統合が出来るか?また、合併などをしない場合は、いかに経営を効率化させていくか?事業の見直しなどが生き残りの鍵となると考えられます。

専門商社業界研究:業界研究本

最後に、更に深く専門商社業界について学べる、おすすめの業界研究本をご紹介していきます。ぜひ参考にどうぞ。

1.30分でつかむ! 総合商社・専門商社

商社業界の仕組みや基本を学べます。商社業界について、全体的に学びたいという方におすすめです。

2.商社マンの「お仕事」と「正体」がよ~くわかる本

専門商社に特化した書籍ではありませんが、商社業界の業務やシステムについて、幅広く学べる1冊です。

3.よくわかる商社

こちらも、専門商社業界に特化した本ではありません。しかし、業界の特徴や動向だけでなく、商社業界を目指す学生を対象にした内容となっている為、業界研究の一環としてぜひ目を通しておきたい1冊と言えるでしょう。

終わりに

専門商社業界というと、企業数が多く、あまり身近な産業や企業としては、感じられないかもしれません。しかし、何か1つの分野や物に特化した事業を展開していている各専門商社業界企業によって、多くの業界や企業の業務や事業が回っています。 業界の動向・課題と合わせて、各企業のランキングから、優先順位を付けて、それぞれの企業の研究を行っていきましょう。こちらの記事がおすすめです。

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