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「今後とも」の意味と使い方|使用上の注意点や例文もあわせて解説

更新日:2024年03月13日

言葉の意味・例文

皆さん「今後とも」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この記事では、ビジネスメールでよく使われる「今後とも」という表現について扱います。似た言葉との違いや実際に使える表現も紹介していますので、是非ビジネス等で役立ててみてください。

皆さんは「今後とも」という言葉を正しく使えているでしょうか?主にビジネスシーンで頻繁に使われる言葉ですが、よく使われる言葉だからこそ、きちんと理解し、正しい使い方をしたいですよね。 本記事では、「今後とも」の正しい意味や使用例を見ていきます。また、他の類語との違いや使い分け、「今後とも」の英語表現などについても紹介していきます。 この記事を読むことで、ビジネスシーンにおける「今後とも」の使い方はもちろん、似た言葉や類似表現も学ぶことができるため、挨拶のバリエーションを増やすことができるでしょう。 これからやビジネスメールの送り方で悩んでいる人に役立つ内容となっているため、ぜひ参考にしてみてください。

「今後とも」の意味

「今後とも」は、「今後」と「とも」に分解することができます。 「今後」には、「今」と「後」という2つの漢字が含まれていますが、文字通り現在と未来を表しています。すなわち、「現在を含む先の未来」という意味です。 「とも」は漢字では「共」と書きますが、これは「一緒であること」「共同で行うこと」といった意味を含んでいます。 これらを組み合わせると、「今後とも」は「この先の未来も一緒であること」、つまり「今と同じようにこれからも~」という意味になります。

「今後とも」の使い方

上で見たように、「今後とも」の意味は、「今と同じようにこれからも」となります。例えば、商談のように相手とのやり取りや取引きなどを引き続き行っていきたいときに「今後とも」という言葉を使います。ビジネス上で相手と関係を断ちたいときには使いません。 また、「今後とも」という言葉は、話し言葉ではなく、主にビジネスメールのような書き言葉として使います。一般的に、「今後とも」の後ろに「よろしくお願いします」を付け加え、「今後ともよろしくお願いいたします」という形で使われることが多いです。

基本的にはビジネスメールに使う

ビジネスの場面では、仕事におけるコミュニケーションの手段としてメールが頻繁に使われます。「今後とも」は、ビジネスメールにおける締めの言葉として大切な役割を担います。 ビジネスメールでは、本文の最初と最後に簡潔な挨拶分を入れることがマナーとなっています。本文最初には「お世話になっています」、そして結びの言葉として、「今後ともよろしくお願いいたします」と書くのが一般的になっています。 もちろん、この最初と最後の挨拶はメール内容や相手によっても多少変わりますが、多くの場合でこの2つを定型文として使うことが可能です。

今後も関係を保ちたいときに使う

「今後とも」は単体で使われることはなく、「今後ともよろしくお願いいたします」のように使われることがほとんどです。「今後とも」は「これからも~」という意味であると紹介しましたが、取引先の人などと今後も良い関係を続けていきたいと思っているときに使います。 これから良い関係を続けていけるか疑わしい場面や一時的な関係で終わることもありますが、そういった際にも礼儀として、メール本文の文末に「今後ともよろしくお願いいたします」と沿えるのがマナーとなっています。

取引先で使う

「今後ともよろしくお願いします」と伝えることは、これからも良い関係を続けていきたいという意思表示になります。ビジネスで良い関係を築きたいと思う場面として多いのが、取引先とのやり取りです。 例えば、自動車メーカと部品のサプライヤーといった取引関係が考えられますが、こういった長期的に良好な関係を維持したい場合に使われます。取引先でも一時的な関係の場合は、「今後とも」という言葉を使うことは不適切です。

初めて会った人に対しても使える

「今後とも」はこれから良好な関係を続けたいときに使うため、初めて会った人に対しても使うことができます。 例えば、新しい取引先や新規顧客の開拓など、初めて会う人にビジネスメールを送る場面も多くあります。初めてやりとりする相手の場合、今後も良い関係を築いていきたいという意思が伝われば、相手に好印象を与えることができるでしょう。

「今後とも」の例文

ここまで、「今後とも」の意味とどのようなときに使うかについて見てきました。以下では、実際の使い方として様々な例文を紹介していきます。ビジネスにおいて頻繁に聞くフレーズを紹介しているので、是非みなさんも覚えて使ってみてください。

「今後とも」のメールの結び例文

「今後とも」は書き言葉としてビジネスメールの文末で使われることがほとんどです。様々な言葉と組み合わせて使われますが、定型文として使われているものも多くありますので、代表的なものを3つ紹介します。 ・メール文末で一般的に使われる表現:「今後ともよろしくお願いいたします。」 ・教えを乞う場面:「今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」 ・社外の人に対し挨拶(就任・着任など)をともなう場面:「今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。」

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初回公開日:2016年12月06日

記載されている内容は2016年12月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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