履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年10月08日
「フレックスタイム制」についてご存じでしょうか。本記事では、フレックスタイム制の概要やフレックスタイム制のある企業で働くことのメリット・デメリットなどについて紹介しています。フレックスタイム制のある企業への就職や導入を考えている場合はぜひご覧ください。
目次
結論から述べると、フレックスタイム制であっても残業になることはあり、残業代も支払われます。 フレックスタイム制の従業員であっても、時間外労働をさせる場合は一般の従業員と同じく「36協定」を締結する必要があります。ただし、一般の従業員の場合とフレックスタイム制の従業員の場合では、時間外労働代の計算方法に違いがあります。 フレックスタイム制の従業員の場合は日ごとに判断するのではなく、清算期間単位で時間外労働が発生したかどうかを判断します。清算期間が1か月か、1か月以上かでも計算方法が変わることにも注意してください。 清算期間が1か月の場合は、清算期間内の労働時間が総労働時間を超えていれば、時間外労働として残業代が支払われます。 清算期間が1か月を超える場合には、「1か月ごとの週平均50時間以上の労働時間」または「1か月ごとの週平均50時間以上の労働時間以外に、清算期間を通じて総労働時間を超える労働時間」が時間外労働となります。 また、フレックスタイム制で休日労働(法定休日の労働)をした場合、清算期間の総労働時間や時間外労働とは別に扱い、35%以上の割増賃⾦率で計算した賃⾦が支払われるでしょう。 出典・参照:フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引き|厚生労働省
フレックスタイム制と似た言葉に「スーパーフレックスタイム制」がありますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。 スーパーフレックスタイム制はコアタイムを設けない、全てフレキシブルタイムのフレックスタイム制のことです。 必ず仕事をしなければならないコアタイムの時間がないため、有給を使うことなく仕事を休めるということです。コアタイムがないため、出社しない日を自由に決められます。 フレキシブルタイムとコアタイムを組み合わせたフレックスタイム制よりも、スーパーフレックスタイム制の方がかなり自由な働き方が可能です。欧米ではスーパーフレックス制を取り入れている企業が多いとされており、日本でも取り入れる企業が出てきています。 出典・参照: 働き方は1つじゃない!~自分らしい働き方を考えよう~|山梨県
フレックスタイム制は従業員が出社・退社時間だけでなく、労働時間まである程度自由に決められる制度のことです。 フレックスタイム制を導入した企業で働けば仕事だけでなくプライベートも優先でき、出社・退社時間が自由になることから、ピーク時の通勤も避けられるというメリットがあります。 しかし一方で、社員同士の出勤時間がバラバラになることから社内のコミュニケーションが取りにくくなったり、社外との付き合いがある職種では仕事の時間外に対応を求められるようなデメリットもあるでしょう。 フレックスタイム制の導入を考えている場合、またはフレックスタイム制を導入している企業で働きたい場合は、制度の概要やどんなメリット・デメリットがあるのかを知った上で選択するようにしましょう。 出典・参照:フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引き|厚生労働省
記載されている内容は2023年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...