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新卒用の履歴書を書く際のポイントとは?気を付けることを解説

更新日:2024年01月05日

書類の書き方

履歴書の書き方には、一定のマナーやルールがあることをご存じでしょうか。この記事では、新卒用の履歴書を書く際のポイントや気をつけるべきポイントを紹介しています。就職活動を始めようとしている大学生は、ぜひ参考にしてください。

当然のことですが、提出前に誤字や脱字がないか確認しましょう。誤字脱字をそのままにして履歴書を提出してしまうと、「仕事でもミスをしてしまうのでは」「だらしない人物」といった印象を持たれ、評価が下がってしまう可能性があります。 提出前に繰り返し自分で確認するだけでなく、家族や友人に誤字脱字がないかチェックしてもらいましょう。

結論から書くようにする

志望動機や自己PRは結論から書き、1文を短く簡潔に書きましょう。 採用活動が活発化する時期になると、採用担当者は1日に膨大な量の履歴書に目を通さなければなりません。採用担当者がわかりにくい文章だと感じた場合は、最後まで目を通してもらえなくなる可能性があります。

略語や略字を記載しない

略語や略字を使わず履歴書は記載しましょう。バイトであればアルバイト、部活であれば部活動、インターンであればインターンシップというように略語を使わず正しい言葉遣いを意識してください。 また、「髙橋」や「渡邉」のように名前に旧字体が使われている場合は、略字を使わないようにしましょう。

修正テープや修正ペンを使わないようにする

履歴書に修正テープや修正ペンを使わないようにしましょう。もし、訂正したい箇所がある場合ははじめから書き直すのがベストです。 しかし、書き直す時間が取れないこともあります。時間がない場合は訂正したい箇所に定規で二重線を引き、訂正印を押してから上下いずれかに正しい文章を書いてください。ただし、二重線と訂正印による訂正は1か所に留めましょう。

履歴書を企業に渡す時どうすればいいの?

履歴書は企業から指定された方法で、提出してください。履歴書の提出方法には、手渡し・郵送・メールの3種類があります。以下では、履歴書を企業に渡す時のマナーを紹介していますので、参考にしてください。

手渡しをする場合

手渡しする場合は履歴書をクリアファイルに挟み、封筒に入った状態で渡してください。手渡しする場合は、送付状を添える必要はありませんが、封筒の裏面左上に手渡し日を記載しておきましょう。 なお、面接官に直接手渡しする場合は、封筒から履歴書を取り出しクリアファイルに挟んだ状態で渡してください。

郵送する場合

郵送する場合は封筒の表面に縦書きで「住所」「宛名」を書き、裏面左下には自分の「住所」「氏名」を書きます。表面には、右下に赤字で「履歴書在中」と記載するとより丁寧です。 住所は都道府県から建物名まで省略せずに書き、社名に(株)などの略字は使わないようにしましょう。 なお、郵送する場合は送付状を同封してください。送付状は、誰が誰にどのような書類を郵送したのか明確にするために添える文書です。送付状が1枚目になるようにクリアファイルに挟み、郵送しましょう。

メールを利用する場合

メールを利用して送る場合はファイル形式をPDFにする、署名を忘れない、わかりやすい件名にするという点に注意してください。 WordやExcelで作成したものでも、PDF形式に変更することでフォーマットの崩れや改ざんを防げます。メール本文は、宛名・挨拶文・要件・締め・署名で構成してください。署名には、氏名・所属・連絡先の3つを入れましょう。 件名は一目見ただけでわかるように、要件と氏名を組み合わせたものにしてください。

新卒用の履歴書を書く際のポイントを知っておこう

ここまで、新卒用の履歴書を書く際のポイントを紹介してきました。 多くの学生が履歴書の作成に不慣れで、知らず識らずのうちにマナー違反やミスを犯してしまっていることもあるでしょう。履歴書は企業と自分をつなぐ重要な書類であるため、マナー違反やミスは自分の評価を下げてしまいます。 ここで紹介したことを参考にポイントを押さえ、正しい書き方を身につけて履歴書を作成しましょう。

初回公開日:2023年07月22日

記載されている内容は2023年07月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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