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新卒用の履歴書を書く際のポイントとは?気を付けることを解説

更新日:2024年06月21日

書類の書き方

履歴書の書き方には、一定のマナーやルールがあることをご存じでしょうか。この記事では、新卒用の履歴書を書く際のポイントや気をつけるべきポイントを紹介しています。就職活動を始めようとしている大学生は、ぜひ参考にしてください。

中高一貫校(中等教育学校)に通っていた場合は、中学校の教育課程にあたる期間を前期課程、高校の教育課程にあたる期間を後期課程として記載します。 具体的には「私立○○中等教育学校前期課程 卒業」→「私立○○中等教育学校後期課程 入学」→「私立○○中等教育学校後期課程 卒業」といったように記載しましょう。 なお、中高一貫校ではなく付属高校に内部進学した場合は「私立○○中学校 卒業」→「私立○○高等学校 入学」→「私立○○高等学校 卒業」といったように記載してください。

休学や中途退学の場合

休学や中途退学した場合も、履歴書の学歴欄に以下のように記載しましょう。 休学した場合は「○年○月○○大学○○学部○○学科 休学」と書き、1行下に理由を書きます。さらに1行下に「○年○月○○大学○○学部○○学科 復学」と記載してください。怪我や病気のために休学した場合は、現状を添えておくと採用担当者を安心させられるでしょう。 中途退学した場合は、「○年○月○○大学○○学部○○学科 退学」と記載します。ポジティブな理由での退学であれば理由も添えましょう。

転入学や編入学の場合

中学卒業以降に途中で別の学校に変わる転入学や、在学中に学部や学科を変更する編入学の経験がある場合は、必ず学歴欄に記載しましょう。 具体的には「○年○月○○高等学校 転入学」「○年○月○○大学○○学部○○学科 編入学」と記載してください。

留年や浪人した場合

留年や浪人していた場合は「令和元年3月○○高等学校 卒業」→「令和2年4月○○大学○○学部○○学科 入学」と記載していれば期間があいていることがわかるため、明記する必要はありません。 浪人や留年の理由がやむを得ない事情(家庭の事情、病気など)であった場合は、備考欄にその事実を記載しておくと採用担当者を安心させられるでしょう。

留学した場合

1年以上の正規留学と交換留学のみ学歴欄に記載できます。1年未満の短期留学は履歴書には記載できないため注意しましょう。また、語学留学は研修として扱われているため記載できません。 具体的には「○年○月○○国○○大学○○学部○○学科に留学」といったように、年月、国名、学校名、学部・学科を明記してください。

履歴書を書く時に気を付けること

ここからは、履歴書を書く時に気を付けることを紹介していきます。新卒採用を目指す人の中には履歴書作成に不慣れで、知らず識らずのうちにマナー違反やミスが発生することも少なくありません。 以下で紹介することに気を付けながら丁寧に履歴書を作成してください。

学歴に各種学校を記載しない

予備校や英会話学校、自動車教習所などの各種学校は、学校教育法に基づいて都道府県教育委員会または知事の認可を受けている正規教育施設ですが、履歴書には記載できません。 なお、専修学校や認可を受けている専門学校は各種学校に含まれず、高校や大学と同じように学歴として扱われます。 出典・参照: 学校教育法 | e-Gov法令検索

証明写真の裏に名前や大学名を記載する

採用担当者は何通もの履歴書を管理します。履歴書から証明写真が剥がれてしまうと、誰のものかわからなくなってしまう可能性があるでしょう。 証明写真が剥がれたとしても誰のものかわかるように、証明写真の裏面に名前と大学名を記載しておくようにしてください。

書くことがなくても空欄にしておかない

履歴書は企業に自分を売り込むための重要な書類です。空欄があると記入漏れを疑われ「注意不足な人物だ」「自社への入社意欲が低いのでは」といった悪い印象を与えてしまいます。 資格欄や免許欄に書くことがない場合には「特になし」などと書いて、空欄を作らないようにしましょう。

誤字脱字がないか確認する

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初回公開日:2023年07月22日

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