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更新日:2024年11月09日
奨学金を継続するために奨学金継続願を提出します。その奨学金継続願の「学生生活の状況」の書き方に悩む方はいるのではないでしょうか。本記事では、「学生生活の状況」を作文するときの注意点やポイントを例文を交えてお伝えします。興味がある方は是非ご覧ください。
目次
大学や学校を卒業するために奨学金を支給してもらっていますので、学生生活の状況を書くときは、学生生活や学校に関することに絞りましょう。 「私は、ギターで弾き語りをするのが好きで、1か月に1回、人前で歌っています。人前で歌うことは緊張しますが、聞いてくれた人が喜ぶ姿や感動してくれる姿を見て、さらにどうすれば相手が感動してくれる歌を歌えるかを研究しています。 この経験は将来、人に何かを伝えるときにどのような点に注意すれば良いかを考える学びにつながっています。」 こちらの内容は経験からの学びや将来についてが書かれていますが、学生生活や学校に関することは書かれていません。 この内容では、奨学金を支給する側は、「別に大学や学校に通わなくても良いのではないか」と判断してしまいます。 それでは、奨学金継続願を提出する意味が無くなってしまいますので、学生生活の状況に書くときは、学生生活や学校に関することに絞り、作成しましょう。
ウソの内容で学生生活の状況を作成すると、作成した内容がウソであることが発覚した場合、奨学金の支給停止や廃止になってしまいます。 つまり、ウソは書かないようにしましょう。 奨学金というお金を支給してもらっていますので、自分を信用してもらうことが大切です。 ウソの内容を書かなくても良いように、奨学金継続願いを提出するまでに1年間ありますので、大学や学校の勉強やボランティアを頑張り、学生生活の状況を埋められるようにしましょう。 学生生活の状況を書く欄は、200文字以内です。経験したことや学んだことをまとめていくと文字数は達成できます。 不安な場合は、本記事の例文を参考にまとめてみましょう。
コピペとは「コピー、アンド、ペースト」の略です。パソコンやタブレットなどで文章を作成するときに、他の文章からコピーをして自分の文章に貼り付ける方法です。 学生生活の状況を書くときは、コピペもしてはいけません。 コピペは、他の文章をコピーしてくるのですから、自分の文章ではありません。つまりウソになってしまうのです。 コピペが発覚した場合は、ウソになりますので、奨学金を支給する側からの信用がなくなり、奨学金支給の停止や廃止もあり得るのです。 学生生活の状況に関する例文は、インターネット上にたくさんあります。参考にするのは良いですがそのままの文章で書かずに、自分の文章に直して作成しましょう。 自分の文章を書くことで、文章力も高まります。 頑張って取り組みましょう。
奨学金継続願は、自分の学生生活について書く他に、収入や支出について報告もしなければいけません。 自分を含めた家庭の経済状況を報告することで、奨学金を支給するに値するのかを奨学金を支給する側は判断します。 ここでは、収支報告の書き方について、紹介します。 収支報告も不備があると奨学金の支給がされないこともありますので、奨学金を支給してもらえる団体の説明をしっかり確認しておきましょう。
収支欄は、奨学金継続願の「経済状況」にあります。収支欄には、自分や家庭の経済状況を書かなければいけません。 収支について書く、経済状況の欄には、自分だけでなく、家庭の収入なども書きますので、事前に準備をしておく必要があります。 また、日本学生支援機構の場合、スカラネット・パーソナルに入力します。 スカラネット・パーソナルでは、同じ画面に30分以上経過すると、自動でタイムアウトになってしまいます。タイムアウトになった場合、初めから入力をしなければいけませんので、学生生活の状況と同じように、入力準備用紙にまとめておきましょう。 収支欄には、自分の収入や支出を書きます。収入は、家庭からいくら仕送りがあったか、アルバイトの収入などを書きます。支出は、食費や光熱費など生活に関する費用や学費を書きます。 はじめに、収支欄には、確定している部分から埋めましょう。 収入だと、奨学金やアルバイトの収入は確定していますので、書くことができます。支出に関しては、学費や毎月固定で払っている通信費、家賃などは確定していますので、まとめやすいでしょう。
収支欄の収入について書けたら、次は、支出欄も忘れずに書きましょう。こちらもあらかじめ、入力準備用紙にまとめておくと、スカラネット・パーソナルでの入力がスムーズにいきます。 支出欄も確定しているところから埋めていくと書きやすいでしょう。 確定しているところとは、学費、月に固定の金額で払っている通信費などです。自宅外から大学や学校に通っている方は、家賃、光熱費も支出に該当します。 注意する点は、自宅から大学や学校に通っている「自宅通学者」、自宅外から大学や学校に通っている「自宅外通学者」と自宅から通学か、自宅外からの通学かによって書くところがに分かれています。 自宅から通っている方は、自宅外通学者の欄に支出を書かないようにしましょう。 スカラネット・パーソナルで入力するときは、自宅通学者、自宅外通学者どちらなのかをチェックするところがありますので、該当するところにチェックすると自動で画面が切り替わります。 支出欄に該当する金額を書いていきますが、支出欄の説明に書いてあるように、金額は、1万円未満は切り捨てて記入しましょう。
収支欄の最後に、収支計算をします。 計算をしてみて、収支がマイナスになると手続きが進まないので注意しましょう。 収支がマイナスになるということは、収入よりも支出が多いということです。収支がマイナスだと奨学金を支給する側からは、「支払いができていないのに学生生活ができているのか」と思われてしまいます。 そのため、収支がマイナスにならないように計算しましょう。 どうしても、収入よりも支出が多くなってしまう方がいるかもしれません。しかし、それでも学生生活は過ごせているので、どこかで収入を補っているのです。ほとんどの場合は、実家から足らない分を補ってもらっていますので、保護者に確認をしてみましょう。 「多分、実家からの仕送りで補ってもらっている」と勝手に思って、適当な金額で報告すると奨学金を支給する側から「金額に不備がある」と指摘されるがありますので、金額の入力は注意しましょう。
奨学金にはお金を支給された後、返還する「貸与型」と条件をクリアすると変換しなくても良い「給付型」があります。 これまでは、主に貸与型の奨学金継続願の申請についてお伝えしてきましたが、給付型の奨学金の場合、継続して奨学金を支給してもらうためにはどのような手続きが必要なのでしょうか。 ここでは、給付型奨学金の継続願についてお伝えします。
給付型奨学金も貸与型と同じように継続願を提出しなければいけません。 日本学生支援機構の給付型奨学金で奨学金を継続する場合は、貸与型と同じく「スカラネット・パーソナル」で申請します。 貸与型と同じく、提出期限がありますので、期限に間に合うように申請を行いましょう。申請が間に合わない場合は、奨学金の支給が停止してしまいます。 奨学金の支給が停止になった場合、また復活したいときは、在籍している大学や学校に確認してみましょう。
記載されている内容は2022年09月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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