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更新日:2024年11月09日
奨学金を継続するために奨学金継続願を提出します。その奨学金継続願の「学生生活の状況」の書き方に悩む方はいるのではないでしょうか。本記事では、「学生生活の状況」を作文するときの注意点やポイントを例文を交えてお伝えします。興味がある方は是非ご覧ください。
目次
学生生活の状況を振り返り、この1年間でボランティアの経験がある方は、ボランティアについて書きましょう。 ボランティアは、社会貢献の活動になるため、奨学金を支給する側に良い印象を与えるでしょう。 ボランティアで学んだことや経験したことで将来にどのようにつなげるかを具体的に書きましょう。学校に直接関係のないボランティアであっても、社会に貢献している学生という印象を与えることができます。 例文を用意しましたので参考にしてください。 「私は、○○というボランティアに参加しました。ボランティアの内容は、家庭の事情によりご飯が食べられない子どもたちやその家庭に対して食事を提供します。 私は、月に1回そのボランティアに参加しており、食事を提供する他に、レクリエーションやイベントを行ったりしています。子どもたちが笑顔になれるように今後もこの活動を続けたいです。この経験を活かし、どの職業についても福祉について貢献していきたいです。」
学生生活の状況を振り返り、留学経験がある方は具体的に書いてみましょう。 留学経験は、自分自身で学びたいという行動力や熱心さが伝わります。将来にどのようにつなげるかを書きアピールしていきましょう。 例文を用意しましたので参考にしてください。 「私は、昨年の夏休みに、ニュージーランドにある○○大学へ短期留学をしました。そして、地元の方との交流も兼ねてホームステイもしました。日本とは違う文化や学びを経験し、日本に帰った後も海外との交流を行える職業に就きたいと強く思いました。 現在は、外国の文化や状況を学び直し、英語のスキルも向上できるように勉強をしています。この経験は、今後の社会活動にも活かせると思います。継続して学んでいきたいです。」
学生生活の状況を書く場合、自分の学生生活の状況を振り返り、200字以内でまとめなければなりません。文字数は190字あたりを目標にまとめましょう。 学生の状況を書くためのポイントは3つあります。 ポイントは、「今後や将来のことを書く」、「自分が学生生活で貢献したことを書く」、「自分が学生生活で学んだり経験したりしたことでどのように成長できたかを書く」です。 ただ経験したことを書くだけでは、まとまりのない文章となってしまいます。そして、たくさん書きすぎると200文字以内にまとまらない文章になってしまいます。 まとまりのない文章を書いてしまうと、学生生活でたくさん経験したけどそれが今後に活かせていないとアピールしてしまいます。 ここで紹介したことを参考に、学生生活の状況の各欄を200文字以内でまとめられるようにしましょう。
奨学金は、家庭の経済状況により、学費を工面するのが困難な方に支給されるものです。ただ、金銭的な問題で支給されているのではなく、大学や学校を卒業し、将来社会に貢献したいと考えている方に支給されるものです。 そのため、学生生活の状況に適当な内容を書くと不適格と判断され、奨学金の停止や廃止の対象になってしまいます。 奨学金を支給する側には、奨学金を支給するための審査基準があります。奨学金の支給を申請している方が、どのような人物で将来大学を卒業する見込みがあるのか、経済状況はどのようであるかを審査します。 そのため、学生生活の状況に今後のことや将来のことを書くことは、奨学金を支給してもらうためにアピールする大事な部分と言えるのです。 学業の成績が悪い場合、将来どのように成績を良い方向にしていくのか、将来どのように社会に貢献していくのか書くようにしましょう。 例えば、「将来、福祉関係に就きたいため、老人デイサービスのボランティアに参加しスキルを高めています」や「実習に向けて予習、復習を毎日行うようにしています」など書くと良いでしょう。
学生生活の状況を確認して、奨学金の支給を決定するのは、奨学金をもらうあなたではなく、奨学金を支給する側の方です。言い換えれば、第三者の方が奨学金の支給を判断するのです。 そのため、自分がどのような経験をして、どのように貢献したかをアピールするためには、具体的に自分が貢献した内容を書かなければいけません。 例えば、「学校で介護について学んだので、老人ホームのボランティアに参加しました。参加したことで学校での勉強の他に、現場で大切な人との関り方について学びました」のように書くと良いでしょう。 自分がどのような勉強を学校で行い、それをどのように社会に貢献できたかを書くと、相手に伝わりやすい文章になります。 「部活で全国大会にまでいきました」だけだと、自分は何に貢献したのかが相手に伝わりません。 「部活で部員と日々相談しながら練習を重ねた結果、全国大会まで進むことができました。この経験は~」のように、具体的にどのようにしたから、貢献できたという文章が書けるようにしましょう。 しかし、具体的に書きすぎると文章が長くなり、200文字以上になってしまいますので、学生生活の状況を見直しながら余計な情報を削りながらまとめましょう。
奨学金は将来、大学や学校を卒業するために貸与や給付されるものです。将来、大学や学校を卒業することで、社会に貢献してもらいたいために奨学金を支給する側は、貸与や給付を行います。 そのため、学生生活の状況を確認した際に、成長が感じられない方には、奨学金の支給は困難になるとも考えられます。 どのように成長できたかを学生生活の状況に書く場合の例文は以下の通りです。 「私は、大学で看護技術について学びました。その後、医療関係のボランティアを行いました。学校で学んだ技術にあわせて、現場では患者様にあわせた対応が必要だということが分かりさらに学びにつながりました」 その他に、「大学で学んだ結果、~なことができるようになった」、「部活で~をした結果、コミュニケーションの大切さを学んだ」のように書くと良いでしょう。 学生生活の状況でどのように成長したかを作成するときに、自分が学生生活を過ごしたことで、どのように成長できたかを書くと相手に伝わりやすい具体的な内容になります。
学生生活の状況を書くときに、今後のことや将来のことを踏まえながら具体的に書かなければいけません。 その他にも学生生活の状況を書くときに注意点があります。 学生生活の状況を書くときの注意点は「事実の羅列を避けること」、「学生生活や学校に関することに内容を絞ること」、「ウソは書かないこと」、「コピペをしないこと」の4点です。 ここでは、この学生生活の状況を書くときの注意点を具体的に説明します。 この注意点と先ほど説明した3つのポイントを踏まえて、学生生活の状況を作成するとまとまりのある文章が出来上がるでしょう。
「事実の羅列」とは、自分の経験したことをそのまま書くことです。経験したことをそのまま書くのはウソをついていませんので良いのですが、経験したことで何を学んで、どのような成長をしたのかがわからない文章になってしまいます。 「私は、剣道部に所属しています。剣道部の練習は厳しく大変でしたが、何度も練習を繰り返すうちに、上手になっていきました。その結果、県の大会に優勝することができました」 大変な練習を繰り返すことで大会に優勝することができたことはわかりました。しかし、練習して優勝したことはわかりましたが、練習をどのようなことに気を付けてがんばっていったのか、優勝したり練習したことで学んだことがわかりません。 このような文章では、奨学金を支給する側からは、大学や学校生活で何も学びが無かったのではないかと思われてしまいます。 それでは、学びや成長が無かったということで、奨学金の支給が難しくなってしまいます。 文字数が200字以内と限られていますので、事実の羅列を避け、事実と経験したことで得た学びや成長を書くようにしましょう。
記載されている内容は2022年09月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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