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「悪運が強い」の正しい意味と使い方|誤用例や類語についても紹介

更新日:2024年11月02日

言葉の意味・例文

「悪運が強い」という言葉を聞いたことあっても、上手く使いこなせない人もいるでしょう。この記事では「悪運が強い」の正しい意味と使い方について解説しています。間違った用法で使っている可能性もあるため、「悪運が強い」の使い方について気になる方はぜひご一読ください。

ここまでに解説した「悪運が強い」という言葉の正しい意味から、正しい使い方の例文を見ていきましょう。 ポイントとして、先述したように悪いことをしていることを前提にした運の良さということを考慮に入れる必要があります。 以下に、4つの例文を紹介いたしますので、正しい使い方の参考にしてください。

例文1

  • 「あの人は悪運が強いため、今までミスしてもどうにかなってきました。」

皆さんの周囲にも、こういう人がいるのではないでしょうか。多少ずるをするなどの行動が運良く見逃されることがあっても、いつまでもばれないとは限らないでしょう。

例文2

  • 「悪運の強さで出世してきたと噂の人とは、関わりたくありません。」

悪いことをしている噂がある人とは、距離を置きたいのが多くの人の意見ではないでしょうか。ばれないようにしていても、どこからともなく噂が広がることもあるでしょう。噂の真偽が分からないうちは、話半分で聞いておくことが賢い選択なのではないでしょうか。

例文3

  • 「忘れ物をしましたが、悪運の強さからか、先生には見つかりませんでした。」

皆さん、一度くらいならこのような経験もあるのではないでしょうか。その場で先生から叱られることはなくても反省できる人と、反省せずに繰り返しても平気な人で、「悪運の強い人」と呼ばれるかどうかが決まってくるのでしょう。

例文4

  • 「悪運が強いだけで乗り切ってきたことを調子に乗っていると、取り返しのつかない失敗をしてしまいました。」

悪運の強さを笠に着て、真面目に取り組もうとしないと、運が尽きた時、大きな失敗をしてしまうこともあるでしょう。「悪運が強い」ではなく、「幸運が強い」と言われる人を目指すことが望ましいのではないでしょうか。

「悪運が強い」の間違った使い方の例文

「悪運が強い」という言葉を間違って使ってしまうと、人間関係のトラブルの原因になる場合があります。 誤解されることの多いのが、単純に運が良い場合や褒め言葉として使ってしまう場合です。 「悪運が強い」は悪いことをしていることが前提になる言葉のため、使い方には注意が必要です。 以下に2つの例を挙げますので、間違った使い方を見ていきましょう。

誤用例文1

  • 「階段から落ちて怪我をしなかったのは、悪運が強いですね。」

これは、「悪運が強い」を間違って使用した例です。 この場合は、単純に運が良い事例のため、対義語となる幸運だと表現するのが適切でしょう。

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初回公開日:2022年08月17日

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