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「悪運が強い」の正しい意味と使い方|誤用例や類語についても紹介

更新日:2024年11月02日

言葉の意味・例文

「悪運が強い」という言葉を聞いたことあっても、上手く使いこなせない人もいるでしょう。この記事では「悪運が強い」の正しい意味と使い方について解説しています。間違った用法で使っている可能性もあるため、「悪運が強い」の使い方について気になる方はぜひご一読ください。

「悪運が強い人」は、度胸があり、何事にも動じないことが多いです。 悪いことがばれる時には、動揺して態度に出してしまうからばれてしまいます。そのような事態を招かないように、動揺を表に出さず、堂々とした態度で行動できる人は、悪いことをしていたとしてもばれにくいのでしょう。相手に自信を持った言動で来られると、疑いにくいという面もあるのではないでしょうか。

余計な事は言わない

「悪運が強い人」は、ばれる恐れのあるような、余計な事は言いません。 悪いことをする時には、突発的にというよりも、自分の願望を叶えるため計画的に実行するケースが多いのではないでしょうか。悪いことがばれないように、あらかじめ考えて行動に移しているとなると、ばれる可能性を下げることができます。

執着心が強く諦めない

「悪運が強い人」は、執着心が強く、諦めない人が多いのではないでしょうか。 執着心が強いからこそ、悪いことをしてでも、自分の願望を叶えようとしてしまうのでしょう。そのため、諦めず、悪いことがばれないように行動していく人に、悪運も味方してしまうのではないでしょうか。一方で、それだけ叶えたい願望がある人とも言えるでしょう。

嘘の中に真実を混ぜる

「悪運の強い人」は、嘘の中に真実を混ぜることのできる人とも言えます。 ばれないように嘘をつく時に、真実を混ぜると、全体の話に信ぴょう性を持たせることができると聞いたことはありませんか。ロシアの思想家・ドストエフスキーの名言の中にも「本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。」と残されています。

「悪運が強い」の英語表現

「悪運が強い」という言葉は、英語でも表現することができます。 これまで日本語で紹介してきた、よからぬ事について運が強いさまという意味に近い表現を紹介いたします。

thrive in spite of one's evil deeds

「悪運が強い」を英語で表現すると、「thrive in spite of one's evil deeds」となります。 直訳すると、自分の邪悪な行為に関わらず繁栄するという意味ですが、日本語の「悪運が強い」と同じような意味合いで使用されます。

  • He thrived in spite of one's evil deeds and he became somehow even if he made a mistake until now.
  • (あの人は悪運が強いため、今までミスしてもどうにかなってきました。)

「悪運」の英語表現

「悪運」の英語表現は、「悪運が強い」の英語表記とは違い、単に運が悪いことを意味しています。

badluck

「悪運」を英語で表現すると、「bad luck(不運・悪運)」となります。

  • She ascribed her failure to bad luck.
  • (彼女は失敗を悪運のせいにしました。)

相手に対して、励ます場合にも使用し、日本語では「悪運を断ち切る」などのような表現として使われることもあります。

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初回公開日:2022年08月17日

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