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更新日:2024年11月04日
履歴書に書くことがある「師事する」という言葉の本当の意味を知っていますか?本記事では、「師事する」の意味や使い方、さらには誤用例も分かりやすくまとめてあります。「師事する」がわからない人や、もっと語彙力を高めたい人は、ぜひ読んでください。
目次
「薫陶」で「優れた徳によって、人を感化または、育て上げること」となります。よって、「薫陶を受ける」は「優れた徳によって、感化される、または育て上げられる」ことを意味します。 「師事する」との違いは、人格面も含んでいることです。さらに、指導するのではなく、影響を受ける時に使います。主に目上の人に使っていきましょう。
「師事を仰ぐ」の時に出てきた「師と仰ぐ」も、類語です。「仰ぐ」には「優れた者として尊敬する」という意味があるので、「師として尊敬する」となります。 ・アインシュタインを師と仰ぎ、科学の発展に尽力する。 直接教えを受けていない場合も使えるので、「師事する」と使い分けていきましょう。
「門下に入る」や「入門する」、または「門人になる」など「門」を使った類語があります。「門」には「師匠を中心としたその一派」という意味もあり、「門」に入ることで教えを受けることになるわけです。 これらは「弟子になる」と言い換えることができます。弟子になったら、教えを受けるわけですから、当然ですね。
「私淑」は「ししゅく」と読みます。意味は「直接には教えを受けないが、ひそかに師として尊敬し、手本とすること」です。「師事する」と違って、教えは受けていないことに注意しましょう。
「手本にする」は「見習うべき人や物事を模範とする」意味です。「私淑する」と同じく、直接教えを受けていなくても使うことができます。
「教えを受ける」は「先生・先達から知識や技術などを伝授されること」を意味します。「師事する」と同じように、直接教えを受けた時に使います。
「師事する」以外にも、「師」を使った言葉や、言い回しがあります。ここでは、それを見ていきましょう。中には、「師事する」とは反対の意味もあるので注意が必要です。
四字熟語「師資相承」は「ししそうしょう」と読みます。あまり聞き慣れない言葉ですが、「師の技術や教えを継承していくこと」という意味です。「師事する」と似た意味になります。
記載されている内容は2022年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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