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更新日:2024年11月04日
履歴書に書くことがある「師事する」という言葉の本当の意味を知っていますか?本記事では、「師事する」の意味や使い方、さらには誤用例も分かりやすくまとめてあります。「師事する」がわからない人や、もっと語彙力を高めたい人は、ぜひ読んでください。
目次
実際の使い方や例文を見てきました。では、ここからは誤用例を見ていきましょう。誤用を知っておくことで、より正しい使い方ができます。間違いやすい表現を集めたので、しっかり確認してみてください。
・僕が師事している先生は、まだ三十代だ。 上の例文は誤りです。「師事する」だけで「尊敬する先生に教えを受ける」意味になるので、二重表現となります。正しく用いるのならば下のようになります。
・陶芸の大家である白山先生に、師事を乞う。 「師事を乞う」は間違いやすい表現です。「乞う」は「相手に願い求める」意味なので、誤用になります。例文のような場合は、「教えを乞う」を使うのが正しい表現です。
・自分一人では解決できそうにないので、師事を仰ぐ。 ・私が、師事を仰ぐ人は一人しかいない。 「仰ぐ」には「優れた人として尊敬する」や「上の人間に働きかけを求める」という意味がありますが、「師事を仰ぐ」は誤用です。「指示を仰ぐ」や「師と仰ぐ」とごっちゃになっているのでしょう。例文は正しくは下のようになります。
・春山先生に師事を受けることができたので、もっと頑張らないといけない。 「師事を受ける」という使いかたは誤りです。例文のような場合は、「教えを受ける」を使いましょう。
誤った使い方について見てきました。ここからは、類語・言い換え表現について見ていきます。一緒に覚えておくことで、「師事する」以外の表現もできるようになります。 たくさんの言葉を覚えることによって、より多彩な表現をしていきましょう。
記載されている内容は2022年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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