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「師事する」の意味と使い方|類語・対義語や例文もあわせて紹介

更新日:2024年11月04日

言葉の意味・例文

履歴書に書くことがある「師事する」という言葉の本当の意味を知っていますか?本記事では、「師事する」の意味や使い方、さらには誤用例も分かりやすくまとめてあります。「師事する」がわからない人や、もっと語彙力を高めたい人は、ぜひ読んでください。

「師事ってどう使ったらいいの?」 「ビジネスの場で聞くこともある、師事の正しい使い方が知りたい」 「師事の意味をきちんと理解して正しく使いこなしたい」 師事という言葉を知っている人や聞いたことがある人は上記のような疑問を持っているのではないでしょうか。 本記事では、「師事する」の意味や使い方、さらには類語やよくある間違いなどをくわしく解説しています。この記事を読むことで、「師事する」という言葉を聞いても、困惑したりせずに済み、相手が何を言いたいのかきちんと理解できるでしょう。また、自分でも意味を理解した上で使用できるでしょう。 言葉の使い方を知ることによって、あなたの語彙力をさらに高めていきましょう!

「師事する」の意味・読み方

「師事する」の意味・読み方

「師事」とは「しじ」と読みます。そして、意味はある人を尊敬し、教えを受けることです。実は、「師事」だけでこの意味を表しており、「~する」をつけて動詞として使っています。本来は名詞です。 意味は難しいものではないのですが、普段の会話に登場することは少ないでしょう。文語体と言って、話し言葉とは違う言葉なのです。

「師事する」の語源

もっと深く「師事する」の意味を知るために、それぞれの漢字を見ていきましょう。「師」は「人を教え、導く人」という意味があります。また「事」には「ことがら、できごと」という意味のほかに「仕える」という意味も持っています。 この二つが組み合わさることによって、「尊敬している人から、教えを受ける」という意味になりました。

「師事する」と似た言葉との違い

実は、「師事する」には似た言葉があります。しかし、それらには使い分けるポイントが存在しているのです。 ここでは「従事する」や「指示する」と、何が違っているのかを見ていきましょう。どちらもビジネスの場面で登場する言葉なので、きちんと違いを知っておきましょう。

従事する

「従事」は「仕事に取り組むこと」を意味します。よって、「~する」がついて動詞として使われます。 この場合には、教えを受ける先生のような人がいるかどうかは関係ありません。よって、単純に仕事に取り組んでいることを表現したい時は、「従事する」を使うほうが適切です。

指示する

「指示」は「しじ」と読むので「師事」と同音ですが、意味が違います。「指示」は「何かを、それと指し示すこと」もしくは「知らせたり、指図すること」です。 よって、教えを受ける意味を持つ「師事する」とは逆の立場の時に使う言葉となります。文字にした時に、異なる意味となってしまいますので、注意しましょう。

「師事する」の使い方・例文

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初回公開日:2022年08月17日

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