何よりですの意味と使い方｜類語・例文・英語や使う際の注意点も紹介

ここまでで、様々な「何よりです」の言い換えや意味を理解していただけたと思います。 「具体的にはどんな場面で使うの？」 「ビジネスで使う相手と使い方は？」 といった疑問が湧いてくるのではないでしょうか。 より掘り下げてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてビジネス言葉としてスマートに使いこなせるようになりましょう。

出典: ://

「何よりです」は、「です」という丁寧語が付いている為、目上の人に使う事ができます。 「良かったです」はカジュアルな印象である事に対して、「何よりです」は丁寧な言葉の敬語です。 よって、目上の人との会話でも自然に取り入れられるでしょう。 また、同僚や自分より目下の部下には「何よりです」ではなく、「何よりだね」と語尾を変えて使う事もできる便利な言葉です。 相手や場面で使い分けて使ってみてください。

出典: ://

「何よりです」は、相手の喜ばしい状態に対して「この上なく嬉しい」という気持ちを共感する時に使います。 よって、「自分も嬉しいです」という直接的な表現ではありませんが、言われて嬉しい言葉の為、進んで会話に取り入れてみましょう。

出典: 両手で名刺を渡すビジネスマンの写真素材 - ぱくたそ

自分の上司や取引先、コールセンター業務としても「何よりです」は幅広く使える言葉です。 ビジネス上では、主に取引先に対して丁寧な返答として重宝されます。 重すぎないニュアンスの「何よりです」は、相手の嬉しい気持ちが見えたり褒められたりした時にはぜひ使ってみましょう。

類義語や使い方をお伝えしましたが、具体的な使い方を知っておく事で更にスマートな会話ができるでしょう。 「何よりです」は汎用性が高く、様々な人や場面で使う事ができる大変便利な言葉です。 目上の人に一言で自分の喜びを表現できる言葉で、日常的な会話やメールでも気持ちを伝えやすくなります。 それでは、スムーズに使えるようになる為に具体的な例文をご紹介します。

出典: お父さんは力持ち！の写真素材 - ぱくたそ

相手から褒められた時に、謝意やこちらも褒められて嬉しいという気持ちをスマートに伝える事で、お互いに気持ちよくコミュニケーションを進める事ができます。 ・お役に立てて何よりです。また何かございましたら、お申しつけください。 ・お役に立てて何よりです。今後とも、機会がございましたらぜひお力添えさせて頂きます。 また、「何よりです」を「幸いです」に変えても丁寧な表現として良いでしょう。 基本的に褒められたり認められたりした時に使います。 そのような場面で「とんでもないです」と謙遜する事は、相手の謝意を受けないといった印象を与えかねませんので、「お役に立てて何よりです」と返答する方が無難といえます。

出典: 元気がないお爺さんに声をかける介護士の女性の写真素材 - ぱくたそ