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コンサルティング業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を知る

業界・企業研究

ここでは、コンサルティング業界研究に役立つ、各業界の動向や将来性などをまとめ、考察しています。今回は、知的で高給なイメージのある、コンサルティング業界について、特徴や動向、将来性などを研究していきます。ぜひ、参考にしてみて下さいね。

更新日時:

コンサルティング業界研究:現状

まずが、コンサルティング業界の基本的なデータや情報から、業界の現状について見ていきましょう。

コンサルティング業界の現状:基本情報

コンサルティング業界の基本情報は、以下のようになっています。(※1) 市場規模:3782憶円 労働者数:8270人 平均年齢:34.2歳 平均勤続年数:5.5年 平均年収:601万円 注目すべきは、平均年齢の若さと、平均勤続年数の短さ。平均年齢34.2歳というのは、他の業界と比較すると、若い方だと言えます。グローバル化が進み、英語やコンピューターに関する知識が要されるようになってきた、近年の傾向も関係しているのかもしれません。平均勤続年数も、他の業界と比較すると短めだと言えます。 平均年収に関しては、一般的な業界より高めだと言えるでしょう。2015年の一般的なサラリーマンの平均年収は、440万円と言われています。コンサルティング業界の平均年収は、この440万円という金額を大きく上回っていますね。(※2)

コンサルティング業界の現状:業界シェア

続いて、コンサルティング業界でシェアの高い企業を見ていきましょう。平成25年~平成26年のコンサルティング業界の売上高ランキングは、以下ののようになっています。(※1) 業界シェア1位:トライステージ 業界シェア2位:エフティコミュニケーションズ 業界シェア3位:P&Pホールディングス 業界シェア1位のトライステージの売上高は、360憶円でした。続いて、2位のエフティコミュニケーションズは358憶円となっており、1位とは僅差です。3位のP&Pホールディングスは、261憶円で、1位・2位とは若干差が開いていますが、コンサルティング業界としては高い売上高となっています。 ちなみに、4位はGCAサヴィアンとリンクアンドモチベーションで、同額の223憶円でした。

コンサルティング業界研究:動向

基本データからコンサルティング業界の現状について学んだ後は、業界の動向や現在抱えている課題・問題点などを見ていきましょう。現在の業界の動きを知ることで、コンサルティング業界の今後や将来性に関して、見えてくるものがあるかもしれませんよ。

コンサルティング業界の現状:課題

コンサルティング業界が現在抱えている課題や問題点を見ていきます。今後、この業界がより成長し、安定した市場や業績をキープしていく為には、何が必要なのでしょうか? コンサルティング業界の課題1:成熟期に突入 これまで、市場規模を拡大し続け、着実な成長を遂げてきたコンサルティング業界ですが、現在は成熟期に差し掛かりつつあると言われています。ある程度のビジネスモデルやパターンが確立され、コンサルティングに関する企業が増え続けた結果、今後は他社との差別化が課題とされるようになりました。やがて淘汰される企業が続出すると考えられています。(※3) コンサルティング業界の課題2:海外企業との付き合い方 世界的にグローバル化が進んだことで、コンサルティング業界には新たな課題が浮上しました。それは、海外企業との付き合い方です。海外企業を顧客とした場合や、海外企業との合併、現地法人に関する問題や海外人材の採用など、コンサルティングをしていく上で、対応しなければならない事例が大幅に増えたのです。今後、グローバルな問題や課題にいかに立ち向かっていくのかが、コンサルティング業界・企業が生き残る鍵となるでしょう。(※4) コンサルティング業界の課題3:ITに特化した人材の育成 IT技術の進歩により、どの業界でもビッグデータなどを活用するようになりました。そのような背景から、近年はビッグデータやIT戦略に関する相談を顧客から受けるコンサルティング企業も多いようです。今後、IT戦略という顧客のニーズに応えることができるだけの、ITやビッグデータに特化したスキルを持った人材の育成が必要とされています。(※1)

コンサルティング業界の現状:市場動向

続いて、コンサルティング業界の市場動向を見ていきます。ここ数年の市場規模の推移や、将来性について考えていきましょう。 コンサルティング業界の市場動向:業界規模の推移

上記のグラフは、平成17年~平成25年までの、コンサルティング業界の市場規模の推移です。常に右肩上がりとなっており、業界の勢いの良さが窺えますね。 平成17年と比較して、平成25年のグラフの長さは2倍近くあります。8年間で2倍近くの市場規模になったというわけです。それ故に、上記の課題にもあったような成熟期に突入し、今後は他社との差別化などが重要な時代となってくると予想されています。 コンサルティング業界の市場動向:将来性 コンサルティング業界は、将来性のある業界だと言えます。上記の課題にもあったように、顧客である企業は現在、グローバル化やIT戦略で苦戦をしている所が多いのです。その要望に応えたり、問題を解決したりすることができるのであれば、コンサルティング業界の需要は上がっていくでしょう。 また、日本の企業は、欧米と比較すると、コンサルティングの利用率が低いと言われています。コンサルティングを利用していない企業に、いかにして売り込むかという課題はありますが、市場規模としてはまだまだ伸びしろがあると言えるのです。(※4)

コンサルティング業界研究:業界研究本

最後に、もっと深くコンサルティング業界の研究がしたい!という方におすすめの、業界研究本をご紹介します。

1.コンサルティング業界大研究

コンサルティング業界の動向や仕事の内容から、就活生の採用プロセスについて、追究している書籍です。コンサルティング業界への就職を考えているなら、ぜひ読んでおきたい1冊。

2.この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本

コンサルティングとは何か?という疑問を、具体例や概念的な説明で解消していく本です。また、コンサルティング業界の就職試験の対策なども掲載されているので、こちらもコンサルティング業界を目指すなら読んでおいて損はないでしょう。

3.1秒でわかる!コンサルティング業界ハンドブック

日本のコンサルティングビジネスの仕組みや歴史を解説している、業界研究本。コンサルティング業界のことを、広く深く知りたいという方におすすめです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?今回は、コンサルティング業界の基本情報から動向、将来性などをご紹介しました。データや考察から掘り下げてコンサルティング業界を見つめてみることで、新たに気付くこともあったのではないでしょうか? 時代が変われば、企業の形式や形態も変わっていきます。その変化に伴い、企業が求めるものもまた、移り変わっていくものです。コンサルティング業界はこれからも、数々の企業の問題や疑問を解決していく使命を背負って、成長を遂げていくことでしょう。

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