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イマジナリーフレンドとはどのような存在?特徴や持つ人の心理を解説

更新日:2024年06月13日

雑学・歴史

イマジナリーフレンドの意味や現れる時期について紹介します。空想上の友達であるイマジナリーフレンドは何歳ごろまで続くのか解説します。ぬいぐるみなどをイマジナリーフレンドとして持つ子どもや、大人になってから現れる人の特徴や心理をまとめているため、参考にして下さい。

大人になってイマジナリーフレンドが現れる特徴として、妄想と現実の区別がつかない人の可能性があります。あくまで妄想は想像の世界の出来事ですが、それを現実と区別出来ないようになり、いなかったものが実際にいると感じてしまうのです。 これは、心理的に不安定な状態と言えるでしょう。また、内向的な人が陥りやすいです。妄想で作り出した人物は、自分の思い通りになり、都合の良い存在になります。そのため、いわゆるエア友達のような存在を作ってしまうのです。

心理②現実に対して不満を感じている

現実に対する不満が強い人は、自分の理想の世界を妄想し、空想上の友達を作りやすい状態です。社会生活は、刺激も多くストレスをためやすい環境といえるでしょう。 テレビのニュースやSNSなどの情報から、現実に対して不満を感じることもあります。こういった状態から、気が付かないうちに空想上の友達を生み出すことがあるのです。

心理③日常生活に疲れている

仕事や家庭生活に疲れている人も、空想上の友達を作りやすい状態です。対人関係の悩みなども心理的な負担の原因になります。 このような状態の場合、現実生活がうまくいくようになると改善され、空想上の友達も自然と消えることも多いです。 空想上の友達の存在は決して悪いものではありません。しかし、環境の変化や極度のストレスを抱えやすい状態にいる場合、心理的な不安を取り除くことも重要になります。相談をできる相手を作ったり、仕事を変えたりすることも検討しましょう。

心理④破綻した家庭環境で育った

幼少期の家庭環境は、イマジナリーフレンドに大きく関係があります。極度に躾が厳しい、または親に甘えられなかったなどの環境で育つことは、心に孤独を抱える原因になります。 ぬいぐるみなどを空想上の友達にするのも、こういった愛情不足が関係することがあるのです。子どもの頃の経験から、大人になっても自分を守る手段として、空想上の友達に救いを求めることがあります。

大人のイマジナリーフレンドの作り方

このようにイマジナリーフレンドは、決して悪い存在ではありません。子どもだけでなく、大人になってから自分を守る手段として、空想上の友達に救いを求めることもあるのです。そのため、大人になってからイマジナリーフレンドを作る方法を確認しておきましょう。

作り方①具体的にイメージする

空想上の友達は、具体的にどういった人物にするかイメージすることが大切です。冒頭で紹介した特徴を参考に、自分に似た人物や真逆な存在を想像するのも参考にしてください。 具体的なイメージが浮かばない場合は、自分の好きなキャラクターや作品を参考にするのもおすすめです。見た目や年齢、話し方や好きなことなど、さまざまな要素をイメージしてください。 より具体的にイメージしていくことで、自分を守ってくれる存在になります。身近なぬいぐるみなども、空想上の友達として活躍してくれる存在です。

作り方②会話や質問をする

具体的なイメージが出来たら、会話や質問をしてみましょう。最初は、ぬいぐるみに話かけるようなつもりで試してみてください。慣れないうちは感覚がつかみにくいですが、空想上の友達側になりきるような気持ちで会話や質問をしてみましょう。 また、空想上の友達と自然に会話ができるようになると、イマジナリーフレンド同士が対話を始めることもあります。こういった現象は脳内会議、と表現されることもありますが、自分の考えや気持ちを整理する上でも役立つ方法です。

イマジナリーフレンドは空想上の友人

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初回公開日:2022年01月24日

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