
更新日:2020年08月14日
ネットワークエンジニアはITインフラであるコンピュータのネットワークに関わる仕事をしています。もし、ネットワークエンジニアにこれから転職することを検討しているのであれば、事前に仕事内容や将来性など、いくつか知っておくべきことがあります。
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ネットワークエンジニアはITインフラであるコンピュータのネットワークに関わる仕事をしています。主な仕事の流れとしては設計、構築、運用があります。 クライアントにヒアリングをして、要望を把握して設計を行い、その要望に沿って構築を行います。構築ができればそのシステムの運用をしていきます。これらの仕事を行うためには専門的な知識や技術が必要となります。
ネットワークエンジニアは専門的な知識や技術が必要となります。そのため、年収は高くなりやすい傾向があります。 20代であれば、その平均年収は370万円ほどです。平均年収では他のエンジニアと比べて、それほど高くない印象です。しかし、ネットワークエンジニアはスキルや実績を身につけていくことで、年収が大きく上がっていくという特徴もあります。
エンジニアの仕事は基本的に残業が多いものです。同様に、ネットワークエンジニアも残業は多い傾向にあります。しかし、残業をすれば当然ながら残業手当が付きます。 ネットワークエンジニアの月の平均残業時間は40時間〜60時間ほどで、月の残業代だけで5万円〜7万円になることもあります。 ただし、エンジニアの働き方改革も進んでいるため、今後は残業時間に関しては改善されていく可能性があります。
フリーランスであれば、さらに年収が上がる可能性があります。フリーランスの場合はどれだけの単価の仕事を、どれだけの量をこなすかによって年収は変わってきます。 先に述べた通り、ネットワークエンジニアの仕事には専門的な知識と技術が必要となるため、案件の単価も30万円から100万円を超えるなど、高額なものが多くあります。 ただし、フリーランスのため、仕事が獲得できなければ収入が得られないということもあります。
ネットワークエンジニアになるために必須となる資格はありません。スキルがあれば誰でもネットワークエンジニアになることはできます。 しかし、ネットワークエンジニアとして安定的に仕事や信頼を獲得していくためには、資格も取得しておいた方が良いでしょう。また、ネットワークエンジニアの仕事に有利となる資格はいくつかあります。
ネットワークスペシャリスト試験は構築、管理、運用などのネットワークエンジニアとしての業務ができ、人に指導できるほどのレベルでスキルを身につけていることを証明するための資格試験となります。 ネットワークスペシャリスト試験は国家資格なので、難易度は高いです。しかし、国家資格であることや、難易度が高いことから、取得しておくとネットワークエンジニアとしての信頼が得やすくなります。
ネットワークエンジニアになるために必須となる資格はありません。しかし、その仕事の性質上、シスコ製品が扱えることはネットワークエンジニアになるために、ほぼ必須条件となります。 そのため、シスコシステムズが運営しているベンダー資格のシスコ技術者認定を取得していると、ネットワークエンジニアとしてのスキルがあると認められ、信頼を獲得しやすくなります。
記載されている内容は2020年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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