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レコーディングエンジニアの年収と仕事内容|なるためのステップとは

更新日:2020年08月14日

プログラミング学習

CD音源やコンサート会場などで音の処理を任されているのがレコーディングエンジニアです。一見すると華やかなエンターテイメント業界の仕事の一つですが、その本質はどうなっているのでしょうか。レコーディングエンジニアの詳細をご紹介します。

レコーディングエンジニアとは

「レコーディングエンジニア」とは、音楽CDなどを中心に、歌やコーラス、楽器演奏を録音してバランス調整をしながら一曲に仕上げる仕事です。 アーティストやプロダクション、レコード会社などが要望する音をスタジオで作り上げる際に、音響機器を調整しながら、限りなく理想に近いサウンドに仕上げることが主な作業となります。 「ミキサー」もしくは「音響エンジニア」とも呼ばれています。この記事では、レコーディングエンジニアについてご紹介していきますので、参考にしてください。

レコーディングエンジニアとは録音業務を行う専門技術者

私たちが耳にするCDなどの音源は、音響の技術を持った人物が編集やミックスをして完成させています。そのために重要な役割を果たす業種がレコーディングエンジニアです。 レコーディングエンジニアは、コンソールまたはミキサーと呼ばれる音の入力装置を使い、理想的な音楽を作り上げるのが基本的な業務です。 CDなどの音の媒体を制作する場合、工程を順序よく組みながら進行していく必要があります。大きな工程としては、素材として音をレコーディングすること、それらを編集することに分けられます。 編集作業では、ボーカルの声の質や音量、ギターやベース、ドラムなどの音を初めからバランスよく整えていきます。それが済んだらマスターテープを制作して完成となります。 レコーディングエンジニアは、ボーカルやコーラス、各楽器の演奏の録音にも立ち会い、それぞれの音量バランスを調整して、1つの楽曲として取りまとめる業務を担います。資格や免許は存在しませんが、音響機器の技術を専門学校で学び、見習いとしてスタートするのが一般的なようです。

レコーディングエンジニアに必要なもの

アーティストのアルバムやシングルを制作する際に、音の微調整をしながら綺麗な形で、かつ相手が要望するような音で録音するために大切な役目を果たすのが、レコーディングエンジニアの仕事の一つです。 音楽業界を目指す人にとって、憧れの業種にもなっています。ヒット曲を誕生させる瞬間に立ち会えるという魅力があることが理由としてあげられるでしょう。 しかし、レコーディングエンジニアとして独立してやっていくまでの道のりには、非常に厳しいものが要求されます。ここからは、レコーディングエンジニアに必要なスキルについていくつかご紹介しますので、参考にしてください。

電気工学や音響工学などの専門知識

「レコーディングエンジニア」という名前でわかるように、「音処理」に関する専門的な知識は欠かせません。常に最良な音を演出するために、考えて作り上げていくのが業務と言えるでしょう。 レコーディングエンジニアになると、各種音響機器の操作技術や、パソコンと専門のソフトウェアでのデジタル処理技術が必要です。これらは、音響工学や電気工学の知識とも直結します。 音のミックスや録音などは、今では自宅でも可能な時代ですので、自分の趣味として行なっている人もたくさんいるでしょう。しかし、エンジニアとして認知されるまでの力量になるには、独学だけで極めることが難しい分野です。 まずは、専門学校へ通うことが第一歩です。音楽系専門学校の中には、レコーディングエンジニアコースなどがありますので、活用することを検討してみましょう。

コミュニケーション力

レコーディングエンジニアは、スタジオで黙々と仕事をするイメージが強いため、外部の人たちとは一切接触しないものだと思われがちです。しかし、それは表面的な部分でしかありません。 レコーディングエンジニアとして独立するためには、いかに良い経験を積めるかにかかっています。そのため、見習い時代の行動は重要でしょう。どれくらい先輩たちの仕事を吸収できるのかで左右されます。 ただ言われたことだけをこなしたり、楽な仕事ばかり選んだりするのではなく、率先してどんな嫌な仕事でも引き受けてやっていけるだけの気力と体力も備わっていなければ、未来が開けないという世界でもあります。 レコーディングエンジニアは、アシスタントとしての生活が必要不可欠な業種です。そのため雑用や力仕事、接客などからスタートします。関係者とコミュニケーションが取れなければできない仕事と言えるでしょう。

レコード会社やレコーディングスタジオへの就職

レコーディングエンジニアを目指す場合、学歴重視で新卒から順当に就けるというような、一般的な業種ではないことを念頭に入れておく必要があります。 先述したように、レコーディングスタジオやレコード制作会社、あるいはエンジニアの派遣プロダクションなどで、アシスタントや見習いとして下積みをする覚悟が必要でしょう。 そこで先輩に教わりながら技術を身につけていき、現場に出て数年は経験とスキルを磨くという順序が定石となっています。

レコーディングエンジニアはやりがいあふれる職業

ここまで見てきたように、レコーディングエンジニアは「裏方の仕事」という位置づけになるでしょう。また、経験を積んでキャリアを重ねなければ一人前として認められない、職質な世界とも言えます。 しかし、現場で一流アーティストと関われる機会があったり、スタジオだけではなくコンサートホールなどで仕事する機会があったり、大きなイベントを成功させる一役を担えるという醍醐味もあります。 好きな音楽や音へのこだわりには個人差がありますが、レコーディングエンジニアは、自分の好みだけで仕事をしているとプロとして通用しないということを肝に銘じなければなりません。さまざまな音楽に触れて、臨機応変な対応ができる人が望ましい職業です。

初回公開日:2020年05月08日

記載されている内容は2020年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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