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「めんそーれ」ってどんな意味?知っておきたい沖縄の挨拶7選!

更新日:2024年10月20日

雑学・歴史

沖縄方言の「めんそーれ」という言葉の意味をご存じでしょうか。本記事では、沖縄で交わされるいろいろな挨拶の仕方や、方言の意味をご紹介すると共に、実際に沖縄へ旅行に行った時などに役立つ情報を記載しています。沖縄の言葉や文化に興味のある方はぜひ参考にしてください。

飛行機で沖縄に到着した際、空港で「めんそーれ」の言葉を目にすることも多いかもしれません。この「めんそーれ」は主に「ようこそおいでくださいました」の意味合いで使われます。 「めんそーれ」は沖縄の那覇空港の宣伝イベントなどで使われており、沖縄を象徴する温かい雰囲気を持った言葉として認知されていると言えます。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶7選

さてここからは、「めんそーれ」以外に沖縄で使われている方言を紹介します。 沖縄には「めんそーれ」の他にも独特の表現があり、そのほとんどが別の土地から来た人にとって、まるで異国語のように聞こえることがあるでしょう。沖縄に行く予定がある人や沖縄に興味のある人は事前知識として方言の意味を理解しておくと良いかもしれません。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶1:「はいさい」と「はいたい」

「はいさい」「はいたい」は「どうも」や「こんにちは」といった挨拶の言葉です。「はいさい」と「はいたい」、2つの表現法があるのは、男性と女性使い分けるからです。 男性は「はいさい」と言い、女性が使う場合は「はいたい」と挨拶します。親しい間柄で交わされる挨拶だと言われています。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶2:「チューガナビラ」

「チューガナビラ」という表現の意味も、基本的には「はいさい」「はいたい」と同じく挨拶の表現で使われ、「こんにちは」「どうも」「お久しぶりです」などの意味で使われます。 「はいさい」や「はいたい」に比べて「チューガナビラ」は、ややかしこまった表現といわれており、「チューガナビラ」の「チュー」というのは「うがむん(拝む)」の意味・表現から来ており、相手を立てる時に使われます。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶3:「にふぇーでーびる」と「いっぺーにふぇーでーびる」

次にちょっとややこしい「にふぇーでーびる」と「いっぺーにふぇーでーびる」ですが、まず「にふぇーでーびる」の意味は「ありがとうございます」「感謝します」などといった、感謝を伝える言葉です。 「いっぺーにふぇーでーびる」の意味は、「にふぇーでーびる」が「一杯(いっぺー)ある」という意味合いになり、「沢山ありがとう」という表現で、「本当にどうもありがとうございます」となります。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶4:「ぐぶりーさびら」

次は「ぐぶりーさびら」ですが、お別れをする時に言う挨拶の言葉で、一般には「さようなら」「またね」といった意味合いになります。 この言葉も使う相手や場面によって変わることが多く、友達の間では「またね」や「今度会おう」というニュアンスの意味になりますが、先輩や年輩といった立てる相手に使う場合は、「またお会いしましょう」や「ぜひ後日に」などといったニュアンスの言葉になります。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶5:「うにげーさびら」

次に「うにげーさびら」の意味ですが、意味合いとしては「お願いします」といった、相手に何かを依頼する時に遣う表現になります。これは場合によって非常によく使う挨拶表現になり、友人・知人、年輩などを問わず、すべての人に使えます。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶6:「わかやびたん」

さて次は「わかやびたん」ですが、この言葉の意味は「了解です」「わかりました」といった、相手から何らかの依頼や伝達・言葉を受けて、それに対する呼応表現となります。 先述の「うにげーさびら」とワンセットで使われることが多く、この2つの表現を同時に覚えておくと、沖縄表現の流れのようなものが徐々に見えてくるでしょう。

「めんそーれ」以外に沖縄で使われる挨拶7:「ちばりよ」

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初回公開日:2020年04月30日

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