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「メルシーボークー」の意味・「メルシー」との使い分けと使う国5選

更新日:2024年10月20日

雑学・歴史

「メルシーボークー」と「メルシー」の違いが分かりますか。そもそも「メルシー」とはどういう意味なのでしょう。実際、どのような国で使われているのでしょうか。そんな「メルシーボークー」について、各国の紹介と合わせて解説していきます。

「メルシーボークー」を使う国3:モナコ

「メルシーボークー」を使う国にモナコがあります。正式名称はモナコ公国で、フランスの南西部、コートダジュールと呼ばれる地域に存在する独立王国です。大きさは東京ディズニーリゾートの敷地ほどという小国です。公用語はフランス語です。 首都は存在しませんが国内を4つの地区に分けられた中の、「モナコ市街地区」と呼ばれる地域がある意味、首都となっています。いわゆる旧市街と言われている場所で、王宮や政府があります。

国民性

公道がF1レースの会場になることでも知られているモナコですが、住民の8割が外国人富裕層です。それはモナコは所得税がかからないタックス・ヘイブン(tax haven)というシステムを導入しているからです。 資産家が多いため街には監視カメラがついており、24時間体制で監視をしています。そういった意味ではとても治安の良い街です。しかし8割の富裕層に対して2割の純粋なモナコ人はとても堅実で質素な生活をしています。

「メルシーボークー」を使う国4:スイス

「メルシーボークー」を使う国、続いてはスイスです。正式名称はスイス連邦で、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた九州ぐらいの大きさです。公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、少数ですがロマンシュ語です。 永世中立国としても知られています。他国の味方をしないことは他国から攻撃を受けた場合、自国は自分たちで守らなくてはいけないという意味でもあるので兵役義務があります。

国民性

スイス国民はとても真面目です。また、心配性で全国民分の核シェルターが準備されていると言われるほどです。 時間に厳しく例えば会議がある場合、集合時間は守るのはもちろんですが、終了時間も延長をすることもなく必ず終わらせます。仕事に対しての意識はとても高いですが、家族の時間、個人の時間も大切にしています。 スイスと言えばチーズが有名です。チーズでイメージする穴のあいたチーズはスイスのエメンタールチーズです。

メルシーボークー」を使う国5:カナダ

最後に紹介する「メルシーボークー」を使う国はカナダです。北米大陸の北に位置し、連邦制なのでカナダ連邦と呼ばれることもあります。首都はオタワで、国土はロシアに次いで第2の広さです。ロッキー山脈やナイアガラの滝など、大自然の宝庫です。 公用語は英語とフランス語ですが、主にフランス語を使用しているのはケベック州です。カナダ名物はメープルシロップで、世界中のメープルシロップの72%がケベック州生産です。

国民性

ほとんどが移民であることから分かるように多民族国家なので、ものごとに対して寛容性があります。プライベートを大切にするので、仕事を定時で切り上げて家族との時間を作ります。とはいうものの、仕事に取り組むときはとても真面目に働きます。 穏やかで優しい人が多く、文化や人種の違いによる差別を嫌います。相手に気を使いながらも、誰とでも友達になります。

「メルシーボークー」と「メルシー」の違い

「メルシーボークー」はフランス語の「どうもありがとう」であり、「メルシー」が「ありがとう」の意味であることは先に紹介しました。 それでは続いて「メルシーボークー」と「メルシー」の違いについてです。大切なお礼の言葉ですから、どのような人にどういった状況で使えば良いかを理解しましょう。そうすれば、相手を不愉快させたり場違いな状況になって慌てることもありません。

「メルシーボークー」:丁寧に「ありがとう」

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初回公開日:2019年10月15日

記載されている内容は2019年10月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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