IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

Javaが有償化?有償化の対象はJava11の長期サポートから!

情報管理

Javaのリリースが6ヶ月ごとになり、その上有償化されるということで対応ができていないという方もいるでしょう。今回は、有償化されるJavaについて紹介します。コストの面や、JDKを無償で利用するための方法なども紹介しますので、ぜひ読んで参考にしてみて下さい。

更新日時:

Javaが有償化されるとJavaが使えなくなる?

Javaの新しいバージョンがリリースされるサイクルが3年ごとを目標とされていたのが、2017年の9月より半年ごとのリリースとなりました。Java9よりリリースが6ヶ月ごととなり、現在もっとも新しいバージョンはJava11となります。 そもそもJava自体が有償化したわけではなく、OracleJDKの利用が有償化したということであり、Java自体は今後も無償で更新されるということです。

有償化されるoracleのJDKとは?

それでは、有償化されるoracleのJDKとは一体なんのことなのでしょうか。 oracleのJDKとは、oracle社により提供されているJava言語用開発ツールキットである、JavaSEDevelopmentKitの略のことです。 oracleが配布しているJDKは、Java9より後はoracleJDKとopenJDKの2つに分かれています。

有償化の対象はJava11から

それではJavaの有償化の対象を見てみましょう。 有償化の対象となるのは、Java11からとなりますが、実質Java8より有償化となります。OracleJavaSEのJava8は、2019年2月以降にリリースされたアップデート版を商用利用するのであれば有償となります。 また、Java11やJava 12を商用利用する場合も有償となります。

長期商用サポート(LTS)が有償化となる

oracleのJDKは、長期商用サポートが有償化となります。 oracleのJDKは、oracleとの有償サポート契約が必要となるJDKで、有償契約を結べば長期のサポートを受けられるメリットもあります。逆に、openJDKは無償での利用は可能ですが、無償期間が決まっていることと、長期の商用サポートが受けられないというデメリットがあります。

短期商用サポートは無償のまま

openJDKでは、短期での商用サポートは無償のままです。 openJDKを無償で利用する場合は、期間が決まっており、6ヶ月間であれば無償のままで利用することが可能です。 一方oracleJDKは、有償での契約が必要ですが無償で利用する方法もあります。oracleJDKはOTNのライセンス下では無償で利用することが可能となっており、この場合は本番環境での利用はできなく、開発目的のみとなります。

有償のLTS版の契約を結ぶことで継続利用が可能

有償のLTS版での契約を結べば、継続して利用することが可能です。 一度購入してしまえば長期での商用サポートもしてくれ、ビジネスで考えると購入してしまったほうが後々良かったという面も多いでしょう。 また、無償版を利用したとしても本番環境では利用できなかったり、無償期間があらかじめ決まっているなど不便な面もあるため、継続して利用したいのであれば有償化されたLTS版と契約を結んでおくと良いです。

コスト面はどのくらい増える?

有償化されたoracleJDKと契約した場合、コストはどのくらい増えるのでしょうか。 Java SE Advanced Desktopは、月額4,800円となり、Java SE Advancedは12,000円、Java SE Suiteは36,000円、Java SE Desktop Subscriptionは最大300円、Java SE Subscriptionは最大3,000円となります。 このように、最大でもコストは12,000円かかる計算となります。

オープンソースとしての利用は無料のまま

有償化されるoracleのJDKですが、オープンソースとしての利用は無料のままとなっています。ですが、長期商用サポートが必要な場合は、LTS版の有償契約しなければなりません。 いずれにせよ、仕事などビジネスで長期利用したい場合は有償契約が必要となるということです。

JDKを無償で利用するための方法は?

それでは、JDKを無償で利用するための方法はあるのでしょうか。 有償化されるといわれているJavaですが、無償でJDKを利用する方法を3つ紹介します。必ずしも永久的な無償での利用が可能ということではなく、あくまでも有償化利用するまでの措置として参考にしていただければ良いでしょう。

無償の短期商用サポートを利用する

いきなり有償化に変えられないという方は、無償の短期商用サポートを利用してみてはいかがでしょうか。 openJDKなら、半年間は無償で商用サポートが受けられます。6ヶ月間は今までどおりの利用ができるため、ストレスなく利用し続けられます。6ヶ月という短期間ではありますが、システムは何も変わらないため、1番手っ取り早い方法です。

oracle以外で提供されているJDKに移行する

JDKを無償で利用するためには、oracle以外で提供されているJDKに移行すると良いでしょう。 無償期間の長いJDKもいくつかありますので、自分に合ったものを見つけて利用してみましょう。また、無償期間が過ぎれば有償化となりますので、その点を考慮しながら検討してみて下さい。

open JDKを利用する

JDKを無償で利用する方法の3つ目は、openJDKを利用することです。 openJDKを利用すれば無償で利用できますが、ここで注意しなければならないのが、永遠に無償で利用できるわけではないということです。無償でサポートしてくれる期間は半年となっており、その後は有償での利用となります。

無償で利用できるJDKとは?

有償化にはなるけれど、やっぱり無償で利用したいという方に、ここからは無償で利用できるJDKを紹介します。 ここで挙げる3つのJDKは、永久的にサポートしてくれる訳ではありません。そのため長期商用サポートが必要となった場合は、有償化することをおすすめします。

マルチプラットフォームとは、あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)を、複数の異なる仕様の機種やOSで同じように動作させられること。また、入出力装置などコンピュータの周辺機器を、複数の異なる機種に繋いで使用できること。

AdoptOpenJDK

無償で利用できるJDKの1つ目は、AdoptOpenJDKです。 AdoptOpenJDKとは、AdoptOpenJDKプロジェクトが提供元となっているJDKで、こちらのJDKは、サポート期間が4年間と長く、長期での無償利用が可能となります。 長期商用サポートが必要な方向けの無償JDKです。

Zulu

無償で利用できるJDKの2つ目は、Zuluです。 ZuluはAzul Systemsが提供元となっているJDKで、Zuluのサポート期間はopenJDKと同じく半年となっています。 長期での商用利用には不向きですが、お試しとして利用したい方や、期間関係なくJDKを無償利用したいという方におすすめです。

Amazon Coretto

無償で利用できるJDKの3つ目は、AmazonCorrettoです。 このAmazonCorrettoは、2018年11月にアマゾンが発表したJDKであり、アマゾンウェブサービス独自の商用利用での長期サポートを無償で提供するopenJDKとなっています。 AmazonCorrettoは、無償のJDKの中でもっとも長いサポート期間となっており、Java8なら2023年6月、Java11なら2024年8月まで無償でサポートしてくれます。

商用利用の長期サポートは有償化となる!

Javaが有償化されるoracleのJDKや、有償化対象になるJava、JDKを無償で利用するための方法などについて詳しく紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 JDKを無償で利用することも可能で、無料で利用できるJDKもいくつかあります。Javaはこれから有償化となるため早めに準備しておくことと、無償で利用できる期間が限られているため、有償契約を検討しておきましょう。

アクセスランキング