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更新日:2024年07月23日
今回はAndroidの強制バージョンアップ手順と注意点をご紹介します。不具合解消やセキュリティ対策の為にもバージョンのアップデートが必要だったりしますが、バージョンアップのお知らせが来ないことありませんか。そんな時にも是非参考になる情報を網羅しています。
目次
端末からfastbootを起動する方法は機種によって異なります。Pixel 3a XLの場合は「一度、端末の電源を切り、電源を長押しした後にすぐに「ボリュームを下げるボタン」をしばらく長押し(原文はPress and hold Volume Down, then press and hold Power.)で OKです。 全端末が掲載していませんので、対応可能かの確認が必要になります。
条件によっては、コマンドプロンプト、ターミナルでロックを解除する必要がありますので注意が必要です。 hammerheadもしくはanglerビルドをインストールしているNexus 5XまたはNexus 6Pを使う場合は fastboot flashing unlock、初期出荷の古いデバイスを使用している場合は fastboot oem unlock とタイプしてください。
コマンドプロンプト、ターミナルを起動して flash-all とタイプして実行するとインストールが開始されます。約15分程度で完了となります。これで強制バージョンアップできました。 上記の手順以外に、スマホ端末からインストールする場合もあります。「システムアップデート」を利用するとで可能となります。
Androidを強制的にバージョンアップする前にぜひ確認しておく3つのポイントを挙げます。データが消失したり、思わぬトラブルにならないよう事前にチェックしてください。 その3つは、「対応機種が限られている」「事前にバックアップをとっておく」「インストール後はブートローダーをロック」することです。強制バージョンアップをする際の注意点を以下にそれぞれ具体的な内容でご紹介いたします。
強制バージョンアップする際の注意点としては開発者向けページのバージョンをご覧になった内容通り、アップデートできる対応機種が限られています。 また、手順の中でもfastbootを端末で起動する場合の、端末も機種が限定されているので、ご希望の機種が全ての端末に対応可能ではないということをご留意ください。
実際の強制バージョンアップの手順の通り、インストールすると全てのデータが消失してしまいますので事前のバックアップは必須と考えてもらえれば安全です。
インストールが完了したら、アンロックしたバージョンの場合は再度コマンドプロンプト、ターミナルでブートローダーをロックするために fastboot flashing lock コマンドをタイプします。 上記コマンドタイプをすることで、OSが再度初期化されますので、インストール後すぐにブートローダーをロックした方が安全です。 ロックをかける条件かどうかは、手順8でご紹介した内容通りです。該当するかご確認ください。
記載されている内容は2019年11月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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