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1cmは何mm?|長さの単位6つと立場による「1cm」の感覚の違い

更新日:2024年10月25日

雑学・歴史

「1cmは何mm?」と聞かれてすぐ答えることができるでしょうか。長さの単位には、日常的に用いるcm(センチメートル)、m(メートル)、km(キロメートル)などがありますが、知っておくと便利な単位の変換方法についてご説明します、

1cmは、1mの100分の1の単位です。日常生活で使用するモノのサイズは、たいてい1m未満なので、cmは日常生活の中では最も身近な単位といえます。1cmの長さを聞かれたら、かなり正確に答えられる人が多いはずです。 例えば、A4用紙の大きさは21cm×29.7cmですし、靴のサイズは24.5cm、子供用洋服のサイズも150cmなど、普段使いのモノのサイズを表すのにぴったりです。

mmやcmを始めとした長さの単位3:m

m(メートル)はメートル法の基準となる単位ですが、1m=100cm、1m=1000mmと逆に表現することもできます。 身体測定では1m○○cmと表示するので、ご自身の身長を基準にだいたいの長さをイメージできるのではないでしょうか。 また、校庭の200mトラック、プールの25mプール、100m走など、目に見える範囲での長い距離で用いられるので、おおまかな距離感のイメージをつかみやすい単位でもあります。

mmやcmを始めとした長さの単位4:km

km(キロメートル)は、mの1000倍です。 k(キロ)は長さの単位以外でも、重さの単位であるkgでも使われます。さらに、お金でKと出てきたときは、1,000円となります。 道路標識などで「横浜まで20km」など、自動車などの移動距離で使います。また、マラソンの42.195kmも有名ですね。日常生活で使う距離の単位としては最も大きい単位です。

mmやcmを始めとした長さの単位5:μm

μmはマイクロメートルと読み、通称ミクロンとも呼ばれます。1μmは 10の−6乗、つまり、0.001mmです。定規の1mmの長さを、さらに100分の1にした長さです。ここまで行くと、イメージしづらい方がほとんどでしょう。 μmは、スマートフォンなどの精密機器や自動車のエンジンなどミクロン単位の精度が求められるもので使われます。つまり、日常では使わない単位ですが、モノづくりの分野では一般的な単位といえます。

mmやcmを始めとした長さの単位6:nm

nm ナノメートルと読みます。1nm(ナノメートル)は 10の−9乗、1mに換算すると、なんと、10億分の1mです。 「ナノテクノロジー」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。 このnmが、物質を形作っている分子一個のサイズです。遺伝子治療に使われるDNAなども、「ナノテクノロジー」と呼ばれ、最先端の研究が進んでいます。分子レベルの単位ということになります。

まだまだある長さの単位

ナノメートルだけでも既に理解を超えてる小ささですが、まだ先がありますので、参考までにご紹介します。 pm(ピコメートル)、fm(フェムトメートル)、am(アトメートル)、zm(ゼプトメートル)、ym(ヨクトメートル)です。

5つの立場による「1cm」の感覚の違い

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初回公開日:2019年10月11日

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