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1cmは何mm?|長さの単位6つと立場による「1cm」の感覚の違い

更新日:2024年05月11日

雑学・歴史

「1cmは何mm?」と聞かれてすぐ答えることができるでしょうか。長さの単位には、日常的に用いるcm(センチメートル)、m(メートル)、km(キロメートル)などがありますが、知っておくと便利な単位の変換方法についてご説明します、

mmやcmといった単位とは何か

cmやmは日常生活の中で触れる機会が多いので、長さについても感覚的に答えることができる方も多いようですが、mmは馴染みが薄いので、自信がない方もいるのではないでしょうか。 この記事では、「1cmは何mm」を中心に、長さの単位について振り返り、さらに、単位について知っておくと便利な知識についても触れていきますので、復習として参考にしてください。

単位の成り立ち

昔は人体の一部の長さを基準としていました。例えば日本では、尺骨の長さから決められた尺が用いられました。そして、大航海時代を経て長さの基準を世界規模で統一する必要が生じ、1875年にメートル法が制定されました。 メートル法は「1m=北極から赤道までの距離の1000万分の1の長さ」ですが、実際に計測するのは難しく、「1秒の299,792,458分の1の時間に光が真空中を伝わる距離」と定義されています。

1cmは何mmか

1cmは何mmなのか。長さの基準は、地球の北極から赤道までの子午線の距離長さの1000分から導き出されたm(メートル)が基準です。 そこで、mm(ミリメートル)やcm(センチメートル)は、単位の最初のアルファベットの意味を知っていると、理解しやすいのでご紹介します。

10mm

cmのcはラテン語で「百」を意味する centum(センチウム)からきています。ですので、1cmは1mの100分の1となります。 mmのmはラテン語で「千」を意味する mille (ミリ)に由来します。ですので、1mmは1mの1000分の1となります。 まとめると次のとおりです。 1m・・・100分の1・・・1cm 1m・・・1000分の1・・・・・1mm このことから、1mmは1cmの10分の1ですので、1cm=10mmとなります。

mmやcmを始めとした長さの単位6つ

メートル法で使われる長さの単位は何種類あるかご存じでしょうか。なんと、最も小さいのは10の-24乗のym(ヨクトメートル)、最も大きいのは10の24乗のYm(ヨタメートル)とうものがあります。 この記事では、知っておくと便利な6つの長さの単位について、個別にご説明します。

mmやcmを始めとした長さの単位1:mm

mm(ミリメートル)は、m(メートル)の1000分の1の単位です。小学校で使っていたものさしや定規の最小単位ですし、普段使いのメジャーでもミリまで表示されているので、長さについてもイメージしやすいのではないでしょうか。 mmの身近な使われ方は、ボールペンの太さを0.5mmと表示したり、成人のつめの伸びる速さが1日約0.1mmだったり、かなり細微な長さを表すときに使われています。

mmやcmを始めとした長さの単位2:cm

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初回公開日:2019年10月11日

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