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「さることながら」の意味と例文10個|日本語能力試験での難易度は?

更新日:2024年05月15日

雑学・歴史

最近、話し言葉では聞かなくなってしまった「さることながら」という言葉の意味を、10個の例文を挙げて解説して行きます。さらに類義語にも触れ、日本語能力試験についてもご紹介します。その試験の中の、「さることながら」と同等の難易度「N1」の表現も見て行きましょう。

「~たるもの」の意味は、「~は〇○すべき」「~なら〇○すべき」です。 この場合、「~」には何らかの職業や立場を表す言葉が入ることが圧倒的に多く、「・・・すべきだ」と断定したり、釘をさしたい時などに使用する言葉です。 例:警察官たるもの、交通ルールは必ず守るべきです。 意味:警察官なら、交通ルールは必ず守るべきです。

「さることながら」の正しい意味を理解しよう

ここまで、「さることながら」という言葉について見て来ましたが理解していただけたでしょうか。 「さることながら」の意味は、「それは当然だが、それ以外にも」「それはもちろんだが、そればかりでなく」です。 話し言葉で使う機会は減って来ましたが、昔から使われている表現であり、小説の中などではいまだに息づいている表現です。 「さることながら」の正しい意味を理解し、使いこなせるように学習して行きましょう。

初回公開日:2019年10月08日

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